GOEMONのレビュー・感想・評価
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内容がないよう
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何かようわからんけど、ゴエモンとか才蔵とか信長とか出て来る。
適当に戦って終了。
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何か映像がキャシャーンに似てるなと思ってたら、
キャシャーンの監督だった。
いつも思うけど、邦画で画面の綺麗さを追求するのは、
結果的にハズレになる傾向が強いからやめた方がいいと思う。
キャシャーンもその典型だったと思う。
こっちはおれ的にはストーリーが好きだったけど。
『CASSHERN』見てないけど、紀里谷ワールドが気になって見てみ...
『CASSHERN』見てないけど、紀里谷ワールドが気になって見てみた。
これは歴史モノというよりは、時代的アクションとでも言った方がいいのだろうか。
平和的な時は赤を基調としたカラフルな映像。
戦いや格闘で死がある時はモノトーン。
その中で月の光のような幻想的かつ青白い茶々。
色は幸福度をあらわしていた。
時代の中で常に移り変わる世界と、本当に強くとはどういうことなのか。
ボク的には映像だけではなく、そういうメッセージを伝えたい映画だと思った。
制御された紀里谷節。
「GOEMON」見ました。
面白かったです。紀里谷監督。
僕はクリエーター職に就いているので、紀里谷和明さんの映像作品や、文献などは度々拝見してます。端的に言って、彼のクリエーターとしての単純な才能とその多彩さは、日本映画の枠には到底収まらないと思う。特に、その画の中での主役、それの魅力を最大限に引き出す力。これが凄いと思う。
本題ですが、
GOEMONは、超豪華キャストはもちろん素晴らしく、どの役者が映っても問題なく物語に集中できる。歴史に疎いので物語自体の良し悪しは分からないが、起承転結もしっかり配され、納得できる展開になっていると感じた。
あとは広末涼子が可愛く見えるのがすごい。もちろん広末涼子自身も可愛いが、写真家でもある紀里谷監督の手腕として秀逸な点がこれだと思う。代表的な仕事として、宇多田ヒカルの「traveling」のPVがあるが、こちらもやはり宇多田ヒカルの可愛さを最大に引き出している。素晴らしい。
問題はアクションシーン。特に走り姿のカッコ悪さは酷い。対人アクションや合戦シーンは、紀里谷監督の描きたい世界観はなんとなく分かる。が、彼のその飛び抜けた才能に対し、映画の予算が追いついてないように思う。かなり安っぽくなってて勿体無い。
次回作はクライヴオーウェン&モーガンフリーマン主演の紀里谷映画ということで、期待せずにはいられない。
豪華すぎて勿体無い。
同監督作品のキャシャーンが好きで(評判良くなかったみたいだけど…)、期待して観た。
うん…?出演者、被りすぎじゃない?
佐田真由美・要潤・寺島進・玉山鉄二・小日向文世、そして前作同様すぐ殺される鶴田真由と、りょう。
戦闘シーンも、似ている箇所が多々あり…。
紀里谷監督はずっとこういう感じでいくつもりなのか…。キャシャーンが好きだから、CGを駆使した映像は嫌いじゃない。でも違う面も見せて欲しい。新しさが無く、これじゃ、盛り付けを変えた同じ料理を食べているみたいだ。
ずっとこの路線で行くなら、次回作も、『有名な人・作品を独自に解釈し、アレンジし、おなじみの俳優陣を使ったCG作品』になるのか?そして鶴田真由・りょうは殺されるのか?!(それはそれで楽しみかも)
大沢たかおが、とても良かった。
でも一番気になったのは、ゴリ。ウザ~~!!特に最後。
紀里谷の紀里谷による紀里谷のための映画?
話はいいと思う。
石川五右衛門、霧隠才蔵、猿飛佐助の新境地。
才蔵と佐助は同じ十勇士のはずだけど、その辺はあまり気にならず、
むしろ新しい解釈が面白かった。
五右衛門との因果、才蔵の死にかた、インパクトを受けたし、泣けた。
良かった。
でも、無駄にCGが多い。
そのせいでなえちゃう部分も多々。
残念なところも多かった。
馬のとことかいらないと思う。
木から木へのとこもみにくい。
なんか、「CGでここまでできるぜ!」的な感じを受けた。
紀里谷の紀里谷による紀里谷のための映画…。
アニメでいいじゃん
俳優さん達はすごくいい演技なのに
入り込めないのは リアリティがないからか 時代や国を飛び越えすぎてる設定やら セリフにツッコみたくなるくらいの矛盾
観てるのがつらかった
茶々と添い寝?姫様にタメ口?
有り得ない
どこの城だよ? その脚力あれば さいぞうも子供も助けられるよ CGがいらない背景にまでつかわれてて 人間がういて見えるし もうアニメでいいよ
絶景かな!!!
二回目観て来ました!一回目は、あまり期待をしてなかったのとあまりの映像音楽の迫力に白昼夢でも見たかのような感覚に襲われて不思議な気持ちでした。でも、何だか気になって、パンフレット・本・サントラなどでGOEMONの世界に浸ってみると映像の素晴らしさだけでなく監督の熱いメッセージを感じ、また足を運びました。今度は目も映像に慣れていて前回よりも何倍も楽しめました。終盤は切なくてエンドロールが終わるまでずっと泣いていました。
監督の独特の歴史解釈や実写とアニメの中間を目指して作られている映像は賛否両論かも知れませんが、新境地を開拓しこんなに真っ直ぐにメッセージをぶつけてくる作品はなかなか出合えないと思います。
またあの世界に浸りにいきたいと思います!
41歳なりに。
2004年の「CASSHERN」を観た時、もうこの人の作品は
おそらくこの先…二度と観ないだろうと勝手に推測した。
その驚異的な映像美には目を見張ったが、いかんせん…
あまりにつまらなかったしxx(ファンの方、すいません)
だから今作もまったく期待しておらず、まぁ時間があれば。
…というふてぶてしい態度で^^;公開を待っていた感じだ。
が。なんか、すごく評判が良い!(爆)あら?面白いの…?
単純に心が動き(バカですから)友人の感想を聞いたうえ、
観に行ってしまった!
こういう単純さがバカをみるところも多々ある自分だがx
いやいや、今回は、なかなか面白かった。観て良かった。。
この人の独創的な映像美は前作でも発揮されていたと思う。
普通有り得ないような色遣いと装飾、動き(ややぎこちない)
そういう凄さはパワーアップしているほどだったが、私には
やはり脚本と、それにハマる俳優たちの演技が面白かった。
まぁ~悪党秀吉の嬉々たる演技!(爆)奥田瑛二、巧すぎる。
信長に中村橋之助を使ったことで格調が増し、平幹二朗や
伊武雅刀など、大河ドラマから出てきたかと思ったくらい^^;
そういう重鎮を後に配したうえで、江口・大沢・要・玉山という
イケメンを前に列挙させて躍らせた感じ。その動きとリズムが
面白いように映像とマッチし、トントン話が進むので飽きない。
ややウザい(すいません)ゴリの過剰演技と、幼すぎる茶々、
良く分からないけどチェ・ホンマン…^^;とか、まぁいろいろと
あるにはあるけれど、最初から突飛な話になっているため、
さほど気にならないし、本来の話を妨害はしていない。あ~
なんかこういう歴史絵巻があってもいいかも…などと思える。
ちなみにこのキリヤ監督も、とある役で出演しているが、
どこかの出たがりインド人監督と違って、ささやかに消える…。
後半、やや話がダレて長くなり、特に期待していない映像が
これでもかと続くので(まぁそれを見せたかったんでしょうが)
自己満足をスパッと切って、エンターテインメントに徹すれば、
次回作(あるのか?)にもちょっと期待できるかな、と。
TV番組でキリヤ&江口&大沢の3人が「41歳の春だから~」
と歌っていた場面に、少し親近感を覚えたのかもしれないが。
(アニメの五右衛門もカッコいいしなぁ♪江口くんはハマリ役。)
入り込めない
面白かったと思う。
映像も、すごいな、とは思う。
でも、部分的にあまりにもCG候だったり、スピーディなアクションシーンなのに、アクションしている俳優の動きが妙にとろくさかったり、某女優の演技が稚拙だったり、某俳優の演技がわざとらしすぎたり、と部分部分で興ざめしてしまうところがあり、どうにも入り込めなかった。
しかしながら、江口洋介・大沢たかお・寺島進の3人(特に大沢・寺島)はすごくかっこよかった。
徳川家康、織田信長も貫禄があってよかった。少女時代の茶々も切なくてかわいかった。
だからこそ、部分部分の興ざめポイントがあまりにも残念でならない。
今年見た中で最悪の映画
先ず映像ですが、色をイジリ過ぎていて景色やセットにリアリティをまったく感じませんでした。
監督の頭の中にはこんな世界が詰まっているんですかね。悪趣味な色使いですね。
せっかく有名な照明技師さんが参加されているのに、牛場さんも自分がやったと言いたくない作品に仕上がってしまったのではないでしょうか?
前作は残念ながら拝見していませんが、五右衛門にしろ他の忍がアニメのように飛び跳ねており人間業とは思えないところは、前作の「キャシャーン」もこんな感じだったのだろうなと思いました。
台詞も陳腐で幼稚な表現が多く、話の流れも登場人物の心の変化等をまったく表現していないので「おいおい、人々って何だよ」とか「いきなり添い寝かよ」とか鑑賞中に思わず独り言を言ってしまいました。
こんなものは映画ではありません。
お金と時間を返して欲しいです。
非常に残念です。
映像がパソコンゲームソフトの画面みたい
試写会で見ましたが映像が全てCG化されているので実写された映像も変わって
しまってなんだか、パソコンゲームソフトの映像を見ている見たいです。
実写映像のほうが迫力やスケール観があるように思います。
同じ時代ものであれば「レッドクリフ パートⅡ」のほうが映像に迫力やスケール観があるように思います。
又、ストーリーですが戦国時代の有名な武将が出てくるのですがかなり無理な設定がされていて、「これほんとう?」と思える設定で現実味がまったくありません。(石川五右衛門は織田信長の側近の忍者だとか、織田信長を暗殺したのは明智光秀と言われているが実は裏で工作したのは豊臣秀吉だとか。。。。)
ゲーム系エンターテインメント
監督の個性も大きいのでしょうが、最後のクレジットにも注目していました。
そうすると、ありました「エイベックス」、また、彼らがやったのでしょうか?
ここからは、多分、妄想でしょう。
「GOEMON」を、私なりに解釈すると、
GOEMON
=ゼルダの伝説(リンク=GOEMON)+FF(技=呪文は初期のFF)+「武士道」
(なぜか、基本は、任天堂ワールドでは?)
天下のお庭番(半蔵:伊賀)の弟子に、真田の才蔵(伊賀)と「GOEMON」がいたり、佐助(甲賀)は真田にいかなかったのか、秀吉の朝鮮出兵はどうなったんじゃ、というようにお遊びとしての混乱はかなりありました。
しかし、関係者の誰かが日本史をチャンと理解しているのではないか?
私の教えられた日本史では、
広義の「武士」は、更に、「兵:つわもの」、「侍:さぶらい」、「武士:もののふ」に区分されます。
これは、歌、俳句等でどう表現されているかをみると、分かりやすいと思います。
「兵:つわもの」
夏草やつわものどもが夢の跡・・・(芭蕉ですね)
「侍:さぶらい」
み侍(みさぶらい)み笠と申せ 宮城野の 木の下露は 雨にまされり
・・・(だれか忘れました:仙台のバス停名の由来となっている歌です)
「武士:もののふ」
皇御国(すめらみくに)の 武士(もののふ)は
いかなる 事をか つとむべし
ただ身に持てる 真心(まごころ)を
君(きみ)と親(おや)とに 尽(つく)すまで
・・・筑前今様(俗称:黒田節)3番
このように「武力」を行使する人種も三種類に分かれて認識されていました。
「兵:つわもの」は単なる「傭兵のようなもの」、
「侍:さぶらい」は側に侍う(さぶらう)から来ているように「主人に仕える人:従って必ずしも善悪の観念は無く、時には立身出世、儲けに走ることもある」、
「武士:もののふ」は、公的なもの、即ち正義もしく守るべき価値(人)を守るためにしか武力を用いなかった人達です
さらに言うなら、天下人で必ずしも正義の人ではなかった「平清盛」は「侍:さぶらい」でしたが、その息子で「忠ならんと欲すれば孝ならず、孝ならんと欲すれば忠ならず」と悩み結局は「忠」を選択した「平重盛」は「武士:もののふ」でした。
かえって、分かりにくいですか?、ごめんなさい。
「GOEMON」では、
普通の兵は「兵:つわもの」、
「秀吉」や「石田三成」さらには「佐助」などは「侍:さぶらい」として、
「GOEMON」や「信長」は「武士:もののふ」として描かれています。
以上、妄想です。
・デモなんで、家康が「人間五十年。下天の内をくらぶれば夢幻のごとくなり。一度生を得て滅せぬ者のあるべきか。」って謡うの?・・・敦盛を謡ったのは信長でしょうが。
・「小平太」って、息子たちの好きだった「忍タマ」じゃないですよね、まさか?
・「BASARA(婆娑羅)」もかっこよかったかな?
・伊武さん、平幹、よかったです。
相変わらず!!
ワンシーン目から「紀里谷」作品とわかる映像。絢爛・豪華でCGバンバン。一体幾ら位の制作費なのか?前回の「キャシャーン」同様に金の無駄では??配役は佐助役のゴリ以外、ベストマッチかと・・・。国内よりも外国向けの作品の様に思える!!後半は間延びした感もあり些か眠気も。
忍って本当にあんなだったら…凄いよね。
確かに紀里谷ワールドでしたね。
私は、前作も嫌いでは無かったのですが…
今作も同様…CGが本当に凄いし…戦うシーンなんかも
息をもつかせぬ感じでワクワクしました。
ただ…ストーリーがちょっとダラダラしてたように感じて…
私は、あの茶々さんを妻として披露する船で
決着つければ良かったと思ってまして…
でもそうなっちゃうと五右衛門の活躍する場面が少ないのかな?
友人の才蔵の仇も討たないといけない大義名分も増える訳だし…
ラストであの人が主君の為にって五右衛門を刺せなかった訳だし…
そう…私は石田三成の行動が理解出来なかったのですよね。
それも…やっぱ武士というものを理解してないってことかな?
あそこで、そのまま秀吉殺しちゃえば終わってたんじゃない?って…
天下を取るって凄いことだけど
天下を取っても人としてどうなの?っていう印象。。。
まぁ、本人はそんな人じゃなかったと信じたいよね。
GOEMON
戦争とはどうしておこるのか?被害者はだれか?もし現在戦争がおこれば、このようになるのか。自民・民主の戦いも暴力ならこうなるのか?
楽市楽座はこんなカンジなのか。歴史をビジュアルで見れた!南蛮貿易の実際は。宗教と武器貿易の関係。武器の貿易は過去も現在も変わらない。情報=金儲け=社会的地位。日本作家映画?でやってくれた。嬉しいよ。技術の日本、他でもがんばれよ。若手作家の過去の演劇映画ばかりでつまらなかったよ。映画は、スペクタクルも必要だぜ。これは、日本人作家として自慢だよ。よくやった。歌は宇多田じゃなかったね。
ネオジャパネスク時代劇
かの石川五右衛門の話で、戦国武将がいろいろ出てきます。
でも安土城がゴシック様式だったり、
大阪城がパルテノン様式だったり、
着物も鬘もあの時代にありえないし、
中国大返しは?秀頼は?と矛盾が生じるので
あの時代のパラレルワールドと捉えてもよいかと
個人的に思います。
「ラストサムライ」を寸分たりとも受け入れない方には向いていないでしょう。
紀里谷監督独特の色使い、ザラっとした感じが良かったです。
ストーリーは「起・承・転・結」がハッキリしていなくて
流れるように「起~承~転~け」
えっココで終わり!?と思っているうちに
エンディング・テーマで(VIOLET UKの「ROSA」)
雄大なYOSHIKIメロディを聴き終わって 「つ」を感じました。
この曲は♪世界の終わりの夜に に似ている気がしました。
あれもギリシャ神話の神々が闘う話だから通じるところがあるのかも・・・
役者さんでは石田三成役の要潤さん
彼はコスチュームプレイ(最近使われているヘンな意味でなくて)や
アクションが似合いますね
名前が5番目だったので、
あまり出番がないのかと思っていましたが
最初から最後までかなり出てくる重要な役でした。
今、大河ドラマ「天地人」に出てる玉山鉄二さん。
上杉影虎と同じ人とは思えないほど
グロいメイクで、悪い役で…俳優さんてスゴイ
あと秀吉は奥田瑛二さんで…
何で朝鮮出兵なんて無謀なことをしたのかを
コトバじゃなくて気持ちで理解できた気がします。
突っ込みどころは満載なんだけれど、それは本質じゃない
まず、史実にも基づいてないし(信長暗殺の首謀者とかね、もろもろ)、衣装も西洋ちっくだし、武士とかナイト(騎士)だし・・・って突っ込みどころは満載なんだけど、それって、多分この映画においては意味のない突っ込みだと思います、忠実さじゃなく”世界観”が重要な映画なようなので。あと、CGがすごい!ってのもフレコミの1つみたいなんだけど、もはや多くの方がおっしゃるとおり、ゲームみたい!、それこそストツーとか。たまに動きが早すぎて、画面で追いきれなかったこともしばしばありました。あと、やたら”白い”!なんっていうか、みればお分かりいただけますでしょうが、光でいろいろ飛ばしちゃってる感じです。宇多田ヒカルのSAKURAドロップスの世界観みたい(←もちろん元夫で監督のキリヤ氏作成、すいません、宇多田ファンなので、たとえがこうなってしまいます)
さて、本題のおはなし。
石川五右衛門(江口氏)っていう忍がいて(←本人は天下の大泥棒といっているが)、かつては信長の手下だったみたいなのだけど、自由を求めて、フリードロボーに転身してました、と。
ただ、たまたま手にした南蛮風の箱のせいで、信長暗殺の首謀者が明智だけじゃなかった!って分かっちゃうことから物語は動きだします。以上はネタバレになるので、割愛します。(いやぁしかし藤吉朗くんが憎憎しい)
コレは本当に私がそう思ったというだけで、監督とかが狙ってるかどうか知らないけど、ただただ虚しかったです。
なんかみんな、虎視眈々と裏で、水面下で、何かしら企ててて、そのためには手段もへったくれもなくて。裏切りと争いと計略の繰り返し。
最後、元五右衛門の手下だった、ゴリが五右衛門を裏切るんですが(一番の衝撃)、”やったぞー石川五右衛門やっちゃったよーー!!”みたいに手柄だっていって叫んでるんですよ・・・(関が原の戦いだと思われる)、その叫び声が虚しい・哀しい・・・。そんなことの連続だから、”太平”ってないんだよなぁと、一瞬そう思わせれても、いつもあっけなく裏切られる、というか、なんか今の政治とかと変わらないですね。人間なんて、星とかからみたら、まばたきの一瞬ですらないんだから、そんな大して変わらんもんかね(←手塚治先生風味ですな、突然)
昔、ゆく川の流れは絶えずして、諸行無常の響きあり、盛者必衰の理をあらはす・・・・って古典で習ったことがあるのだけど、まさにそれをまざまざと思い知らされました。
そんななか、”義賊”だった五右衛門のメッセージは正論なだけに、逆に虚しく響いちゃったり、そうはいかないよなぁ、なかなか、と。
決して、観終わって爽快★とか、心洗われる、ってものではないことを覚悟のうえご覧下さい。
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