GOEMONのレビュー・感想・評価
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過去鑑賞
こちらもレビューしてなかったですね。
かなり酷評されていますが、期待しなかったからなのか、自分は割りと楽しめましたよ。
あからさまに合成と分かるのVFXや血飛沫がCGだったのは残念ですが、和洋折衷な世界観、色彩や衣装、舞台などのセンスは個人的には結構好きです。
上手く辻褄を合わせた設定も悪くなかったですし、出演者もなかなか豪華でしたし、ハリウッド並みにお金を掛けられたらもっと良い作品になったかもしれないですね。
舞台っぽい
途中から観たのだが、佐藤健がかわいかった〜。線が細くて、壊れそうなはかない美しさ。いやー、マジきれい。
なんかSFチックな時代劇だが、アクションが「るろうに剣心」につながるような気がした。製作はるろ剣より前なのに、すごい既視感あった。衣装や髪型、メイクなどが派手で、すべて舞台っぽかった。奥田瑛二の秀吉、ほんとに嫌なヤツやったわー。
BS松竹東急の放送を鑑賞。
今見るとクセになる
天下に名を馳せる大泥棒の五右衛門。ある日、彼は太閤豊臣秀吉の秘密が記された書物を盗み出してしまい…。
紀里谷和明監督作品。とんでも作品だと認識していたが、再度鑑賞するとゴテゴテしい衣装とぶっ飛んだ世界観の時代劇がクセになる。広末涼子と戸田恵梨香がただただ美しいです。
エンタメかと思いきや、結構シリアス!
時は、豊臣秀吉の天下。
大泥棒・石川五右衛門は、
ある夜、盗み出した箱の中に、
織田信長暗殺に関わる重大な秘密を見つける。
それをきっかけに、歴史が大きく動き出す。
織田信長、豊臣秀吉、石田三成、徳川家康など、
歴史上の大人物が多数登場!
全く新しい時代の解釈で、
有名な戦国時代を描く。
CGを使った、迫力ある戦のシーンや、
ユニークな着物や鎧は、
スター・ウォーズを想起させる。
雲隠れ才蔵との友情、
茶々との秘められた恋なども加わり、
見る者の感情を揺さぶる!
しかし、ストーリー展開が速くて、
いろんな話がてんこ盛りすぎて、
やや疲れてしまったな…。
センスが合わない
いかにもCG使いまくった感じなところも、各キャラクターの服装のダサさと街並みの違和感がなんとも…
悪い言い方をすれば外国人が頑張って和風を作った雰囲気です。
和洋折衷って言葉もありますが、この映画もパッと見そんなように見えるけど実際のところ日本っぽさはゼロです。
紀里谷ワールド全開のCG、そして和と洋の混在。 戦国時代を近代的に...
紀里谷ワールド全開のCG、そして和と洋の混在。
戦国時代を近代的に表現しているのはさすが。
CGだらけで目がチカチカというか見づらさは前作キャシャーンから変わらず。
それもある意味独特というか味というか。
やられてほしい奴はきちんとやられ容赦ないとこは容赦ない。
だからもやもやは残ったりしない。
話も人情もののとこがあり私的に好きだった。
前作が結構バッドエンドでこれも心構えしてから観たけどそこまでバッドではなくホッとした。
前作のキャシャーン好きな人は観れる。
が、好き嫌いははっきりする映画だと思う。
とても美しい映像
CGを駆使した映像が大変素晴らしい。
SF映画のようでもあるが、監督の時代劇へのリスペクトを感じる。
以前、紀里谷監督の講演会を拝聴した。
自分が欲しいものと世間が欲しいものと真剣に向き合い、鏡の自分に向かって「やりきった」と言い切れるような作品作りをしていると言っていた。
目標のためには、まずやってみる。
そんな彼の信念が伝わってくるような映画だった。
戦国物のフリをしたSF映画
まるで昔の中国みたいな世界観です(;´∀`)
三国志っぽいw
日本のCG技術をふんだんに押し込めており
この当時にしては頑張ってますよね。
ハリウッドの足元にも及ばないけどw
かなり映像としては見づらいシーン多数。
リアリティなさ過ぎて迫力のあるシーンも、全く力が入らない(´・ω・`)
なんとなく北斗の拳みたいなアクションも有り(笑)
五右衛門役の江口洋介めっちゃカッコイイ!!
肉体美・・(*´Д`*)ハァハァ♡
戦国時代末期ですが現代風にアレンジした服装や髪型。
CGを使って城の天守閣に変な角とか付いてたり・・
NHKの大河ドラマが好きな人には発狂ものですが・・
新しいSF戦国モノ・・と頭を切り替えて見れば、そこそこ面白いです。
前作『CASSHERN』('04)がビックリするくらいおもんなかっ...
前作『CASSHERN』('04)がビックリするくらいおもんなかった紀里谷監督の新作『GOEMON』。
もう完全に疑いのマナコで見始め、やっぱりけったいな映像に頼ったしょうもない映画か…と諦めだした頃、どこで腕を研いてきたのか、ドラマ的な中身が意外に深く詰まっているのに気付き、ちょっと懲りすぎで逆に冷めてまうビジュアル技術もいつしか忘れて没頭してしまった。。
邦画を最後までよそ見せずにキチンと見たのはかなり久しぶり。紀里谷さんが、古くからある時代劇の立ち振舞いもよく分かっているのも好感が持てた。時代劇が時代劇たるゆえに有りがちな、それでいて外してはいけない王道の"復讐"を表に、裏に"それによる起こる報復"、そこから派生する"負の連鎖"を、見事に描けている。
主演の江口洋介はもちろん、五衛門の旧友である才蔵役の大沢たかおなんかがもう素晴らしく、ゴリも意外にええ感じ。
で、個人的に一番の見所にあげたいのは、五衛門と才蔵の相対する考えを巧く物語に絡ませ、結果的に救いようがない哀しみを生んでしまうくだり。彼らが辿る結末は、悲しみか、怒りか、複雑な感情を誘発させる。
強すぎて興醒めしてしまう五衛門のアクションシーンなんかは、もう全くどうでもいい。その辺はもうホントどうでもいい。。
序盤や終盤のハチャメチャアクションは取り敢えず置いといて、一番ダレがちになる中盤の物語をじっくり見ていただきたい一作です。よくよく思い返すと、CASSHERNでも人造人間の苦悩的なものを描けていたし、この監督、実はそっちも巧いんでなかろうか……
因みに、明智光秀役で出演してるのが紀里谷さん、本人だそうで。。
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