アイ・アム・レジェンドのレビュー・感想・評価
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視点転換
これは別エンディング版の方がいいのかなぁ、って思った作品。
(私はHuluで見たため、別エンディングについてはネット上の感想等で得た情報で、ですが)
ダークシーカーと呼ばれる病原菌に感染した人々(紫外線に弱く、驚異的な身体能力を得た存在)をどういう視点で見るか、によって本当エンディングが変わるわけで。
劇場版エンディングだと、見たまま状態。まぁでも「アイ・アム・レジェンド」の名にはふさわしいエンディング、ではある。
(なんか色々説得力に欠ける感じが否めないけれども。彼が頑なに職務まっとうしようとしている姿に注視すればそれも感じないのか。どこか中途半端に感じたが)
ただ別エンディングだとそのタイトルを反語にした感じで、寧ろソッチのほうが見た後に「そういうことか」となって面白い気がしなくもない。
ダークシーカーを完全なる悪として見せてくれればこの中途半端な感じもなかったのか。
ところどころに見受けられるダークシーカーの描写(初めに罠をしかけたシーンや、マネキンがキーとなる罠のシーンや)がそれを邪魔しているような、していないような。
サムが可愛かったです。愛犬家として身悶える限りで。
色々設定とか、世界観とか、画的な魅力はあったとおもうのですが。
そうかゾンビ映画だったのか…
宣伝で廃墟で何かしらの理由で独りぼっちになった男が
気ままに暮らしている映画かと思ったら
中身はゾンビSF映画
主人公が大都市で一人っきりで好きなだけ資源を使っている姿は非常に面白い
憧れもする。が、徐々になぜ一人ぼっちなのか、何をしているのかが明らかになり
そこでいきなり出てくるミュータント集団
「あぁ…」
うっかりそんな声を上げてしまうくらいがっかりだった
その後の展開が完璧に予想がついてしまったからである
事前情報なしで映画をみてがっかりしたのは久しぶりのことだった
DVD特典のあまりうれしくないアニメも蛇足の上にグロいだけ
映像的には悪くないし、面白くないわけでもないけれど
平凡なゾンビ映画に無理な設定をくっつけたレベルのSF作品
設定は無理があるが、病気からの生き残りをかけた孤独な戦いが面白かった
総合:70点
ストーリー: 60
キャスト: 75
演出: 70
ビジュアル: 80
音楽: 70
悲しみと孤独に耐えながら懸命に生き抜こうとするウィル・スミス。彼が住むのはかつて世界の首都と言われ800万人もの人口を抱えていた巨大都市。消えてしまった家族の話や最後の友人だったシェパード犬のサムを自ら絞め殺さなければならない描写が、彼の苦悩をうまく伝えてくる。最早マネキンに話しかけるくらいしか話し相手はいない。知性のある大人の男ですら耐え難い孤独。そのような雰囲気と襲ってくる感染者への恐れとが楽しめる作品でした。
しかし冒頭でどこから供給されているのかいきなり電気も水道もガソリンもあるという快適な暮らしが登場するのは一体なんだろう。実験用の医薬品まで確保している。感染者は狂犬病感染した犬のように攻撃性が強いという割に仲間同士では殺しあわない。感染者といえども生物なのに、ニューヨークでどうやって彼らは食料を確保しているのか。かなり物語の設定は苦しいのが難点。
廃墟感がいい。
はじめは良かったのに
ちょっと期待と違いました
もう一回観たいとは思わない。
思ったほど悪くないけどハリウッドじゃない
最後は残念
これ見るなら28日後・・・をおすすめ
やはりあの予告編見たら、見たくなりますよね。オリジナルみたことないのでわかりませんが、内容はまんま「28日後・・・」でして、まあ、新しい要素としてはNYに一人ぼっちというキャスト・アウェイ的な部分が盛り込まれたところでしょうか?全編通して既視感を抱きながら見続けるのは、なかなか苦痛でさえありました。しかも、CG以外は「28日後・・・」の方が上。あらすじは、これも使い古された「ウィルスが人類を凶暴な生き物に変え、滅亡の危機に!」。現実に癌の遺伝子治療の方法として、最初に考え出されたのがアデノウィルスなんかを使用するものだったのでこの辺の発想は、少し進歩あるのかな?それにしても、ウィル・スミスの演技も平坦です。他にあんまり登場人物がいないから、絡みようもないんでしょうが。まあ、CGと荒廃したNYの情景を楽しむことだけはできます。(実際、翌日NYCに行ってきたのですが、映画の中のNYCは一見の価値あり。)
どうやって撮影したんだろう。
なんか・・・ちょっと期待はずれ。
ひとりってたいへんね
誰もいない都市で一人で生活する。交通や輸送を担当する人がいないから、自分で狩りをして食べ物を得なくてはならない。電気も無いからジェネで発電する。ガソリンは…ガソリンスタンド行けばあるんだww
まあ、人類史上最悪のバイオハザードが起きてウィル・スミスがニューヨークにひとりきりになってしまったんですね。で、一人の男が生活するだけでは映画にならないから“奴ら”が段々と干渉してきて…
会話する相手もいないのにセリフはターミネーターのシュワちゃんより多かった気がする(笑)
この映画でうまいな、と思ったのはふたつ。ひとつめはウィル・スミスの演技。表情がヨリの画に耐えられてました。本当に画面いっぱいのウィルの苦しそうな表情を見てこちらにも感情が伝わってきました。
もひとつはオープニング。「どや!すごいCGやろ?」と言わんばかりに荒廃した世界が広がり、マンハッタンを駆け巡る鹿の群れ。ライオンだっている。まさにコンクリートでできたサバンナだ。そしていきなり「アイ・アム・レジェンド」とだけタイトルが出る。いつもなら主演とか撮影とか監督のクレジットが出るものだけど、そんなものが全く出ない。まあこの理由はこの映画見ると分かります。
最後にひとつ。ボブ・マーリーってのは世界最高のレゲエ歌手です。
ゾンビ好きにはたまらないかも
まだこの企画が生きていた事にビックリ!
この企画、初めて知ったのはマニア向け映画雑誌の1ページだった。そういえば10年も前だったかもしれないが、リドリースコット監督、シュワルツェネカー主演で進行中だったのは今でも覚えている。特にリドリースコット監督にとって『レジェンド・光と闇の伝説』以来の非現実作品なだけに実現を切に願っていたけれど、立ち消えになったと聞いてがっかりしたのもかなり昔のこと。忘れた頃にこんな形になって公開されるとは。
ご存知の通り3回目の映画化、内容は前作の折衷といった感じを受けた。
小説を読んでこの作品が「おもしろくない」という決断に至った。小説の方が断然面白い。他の方のレビューを見るとゾンビ映画と記載されておられるようだがそれもその筈。映画『ゾンビ』の元となった作品だから。出てくるのは吸血鬼。真剣になぜ十字架に怯えるのか、にんにくを拒むのはなぜか?・・・など科学的に検証しようとする男の悪戦苦闘が、憎悪が、孤独が、空虚感がひしひしと伝わってくる名作です。興味がお有りでしたらぜひご一読を。
映画と小説の「レジェンド」の意味はまったく違います。皆さんならどの解釈を望まれます?。自分は断然小説版を推挙します。
では!!
最低
高尚ぶったゾンビ映画
冒頭30分の廃墟と化したNYの風景は素晴らしい。
だが「ひとりぼっち」の表現が後へ行くほど凡庸になっていく。
前半の状況設定の語り口はとても洗練されていて素晴らしいが
後の展開が陰々鬱々というか、無理があるというか、ダラダラ…というか…
エンディングの陳腐さは、エンドロールと同時に一斉に立ち上がって立ち去ってしまう観客の反応からも明らか。
「ゾンビ」の元ネタとしても有名な原作の3度目のリメイク。
ということで、ネタ割れしている者にとっては、全くサスペンスが成立せず、早々に退屈してしまう。
ネタバレしてない人も、まさか「ゾンビ映画」とは思っていなかっただろう。
その肝心のゾンビだが
チラ見せの時は生身で不気味だったが、動きだすとCGなのでシラケてしまう。生身がゆっくり動いて追いつめられていくロメロ版「ゾンビ」の切迫感にはかなわんよな。
この映画のビジュアルで出来が良いのは、皮肉にもCGに頼らなかった所ばかりだった。
主人公の行動・生活には、科学者とは思えない非合理的な行動が目につくのが気になる。
明らかにウイル・スミスに合わせたような所が引っ掛かる。
どうも話がしっくり来ず、違和感を感じるのは、彼に合わせた人物設定と物語とが合致していないからだ。
たった一人の登場人物に感情移入でずないため、冒頭のインパクトの余韻が冷めた後の退屈なこと…
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