ダージリン急行のレビュー・感想・評価
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ハッキリ言わないゆるい映画。そこがいい感じ。
なんとも言えない味のある映画。独特の雰囲気を醸し出しています。 他の方が既に秀逸な言葉でこの独特さを表現されているので、そこから抜粋させていただきます。 ・スーツケースは父(権力、財力)を表している。最後に投げ捨てて列車に飛び乗るラストシーンは「父の呪縛から解き放たれた」ということだろう。 ・自分たちの人生のままならなさや、色んなしがらみから逃げ出せない弱さがありながら、終始ゆったりとした緩い笑いと気安さがあって不思議な空気に包まれた心地良い映画。「物事が解決していく」というよりも、「物事に余裕と柔軟さをもてる」という結末にも、すとんと心に落ちる。人間的成長というのは、こういうことなのかなぁと思わされた。 ・パッションがない作品なのに・・・・・・どういうわけか心に残る ・至る所に「死の影」が顔を覗かせるのもアンダーソン作品らしい。 あとこれらに自分の言葉で感想をつけ足すとしたら、、、 ・次男が会社の同僚にそっくりだった!
色が綺麗
深い青藍や黄土色や象牙色など、画面は懐かしいような色合いでした。 物語は特に大きな起伏はないですが、しっぽり兄弟愛というかツナガリが深まるというか、なんというか春の山菜のようなほろ苦くも前のめりな感じでした。
頭を柔らかくして、自然にストーリーを身体に取り込もう
ちょっと伝わりにくいかもしれませんが、まるで“90分のショートフィルム”を見たような感じ。 この映画には始まりも終わりもない。 でもそこには確実にストーリーがあって、最後にはこの3人の兄弟も見ている自分たちもダージリン急行の見方が変わっているはず。 異国の文化、3人のおかしな行動、独創的なカメラワークと映像。 普通の映画(その表現も適正か分からないですが)の感覚・見方でいると「なにこれ?」となりかねないので、頭を柔らかくして彼らのように柔軟に物事を取り込むようにして見るといいかもしれません。 それとチョイ役すぎるあの人には少し驚いた(笑)
意味不明
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父の死をきっかけに3兄弟が長男の提案でインド旅行に行く。
最初は何かとかみ合わないが、徐々に打ち解けて行く。
で、来るなと言われていたのに、修道院をしている母に会いに行く。
母は温かく迎えてくれたが、相容れないものがあった。
翌朝、母はいなくなってた。
で、帰る。
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次男かな?背の高いおっさんが戦場のピアニストやった。
ストーリーとしては長退屈やった。
おれの最も苦手とする、目的なくダラダラと日常を描く映画だったから。
結局最後、3人揃って旅行かばんを投げ捨て、電車に乗る。
意味がわからへん。急にシュール過ぎるやろ。
財布はちゃんと出しといたんかとか、心配になってしまったよ。
つまらんです
ジェイソン・シュワルツマンがふかわりょうに見えて仕方ないです。この人はニコラス・ケイジの親戚らしい。何の映画かよくわからないですが、つまらなかったし小汚い映画でした。トイレとか蛇とかを写すなよって思う。
寝台列車のロードムービー
観るタイミング逃してて、やっとこさ観たけど これぐらいの自然さと作り物っぽい可愛いさのバランスのウェス観やすい! 寝台列車とゆう映画的空間をウェスが撮るとこんなにキッチュでかわいいのか。特にお父さんの形見のバックがめちゃくちゃ可愛い。ほんとにファッションが最高だ。 3兄弟の内向的ダメダメ男×3なのもいいね。 配信で鑑賞
ロードムービースタイル。
1年ほど絶縁していた3兄弟がインドのダージリン急行に乗り、母親に会いに行きがてら、絆を取り戻そうという話。 長男がなんとかして弟二人をまとめようとするものの、いつも空振りで、自分勝手で本音を出そうとしない弟たちに振り回される姿が滑稽で面白い。 それとは対照的にインドの田舎の風景の雄大さがロードムービーを引き立て、チマチマした兄弟げんかが小さいものに感じる。
どうかしてる兄弟の珍道中
この三兄弟はどうかしてる いい年して三兄弟でインドにいって心の旅をしようなんて、まともだとは思えない。 大真面目に孔雀の羽を使った儀式だのなんだの どうかしてる兄弟はいろんな事件を巻き起こし、巻き込まれ、そして乗り物に乗ったり降りたりしながらインドを旅する。 心の旅が成功したのかどうかはともかく、どうかしてるこの3人から目が離せなくなる。なんだこいつらと思いながら憎めなくなって見守りモードに。 インドを旅するロードムービーになるのかな。ロードムービー大好きなので楽しめました。
かわいいヴィトンのバック類♡
ディズニー+の配信で過去作品 やっぱりこれ最高!三兄弟 その男子三人を育てた達観した母親がいつもいい感じ笑→アンジェリカ・ヒューストン 旅といえばスーツケース、心の旅といえばインド、スパイシーでエキゾチックで楽しめます ビル・マーレイの使い方がなんとも笑笑 最初から最後まで積んだり投げたり担いだりのネーム入りの革バック類がすごい存在感 (ヴィトン展でも展示されていた) 三男がなぜ裸足になったのかを知りたい
合う人にしか面白くない
癖のかたまりみたような監督です。ブダペストやロイヤルほどの癖はありませんが、この人は映像の特徴だけで作る人なので、いつもテーマなし、メッセージなしです。今回も一応家族の絆みたような題材ですがメッセージ性ゼロです。映画から学びたい人には訴えません。ストーリーもどうでもいい内容なので、とにかくこの映像センスに合わない人には恐ろしく退屈な映画でしょう。 追加 本編前に短編があります。別にあってもなくてもよろしい。何か伝えたいんだとしたら別に何も伝わって来ない。こういうので、ああだこうだ言うのが好きな人もいるだろうからご自由にどうぞ。
合わなかった
画がキレイなのは分かるんだけど ストーリーになんだか入り込めなかった。 ひとことで言えば”退屈”。 好きな人がいるのは分かるし、良い作品だとは思う。 まあ僕には合わなかったということで。
ビル・マーレイが最高すぎる
スケールが大きく考えさせられる内容だけど、それをコミカル且つシュールに描いています! だからこそ重いテーマでも見やすい。 まさにウェス・アンダーソン監督らしい作品です。 独特なテンポやストーリーの雰囲気にあった絵画のような映し方・・・ ファンとしては大満足な作品です!
賞味期限を痛感
観よう観ようと思っていたら、公開から12年経ってしまいました。12年前だとボリウッド作品がほぼ日本で公開されていなかったので、今作の様な作品は新鮮だったのかもしれませんが、本場ボリウッド作品を鑑賞する様になった現在、特に目新しさを感じませんでした。私も公開当時に鑑賞すれば、もっと新鮮に感じたかもしれませんね。映画には、賞味期限があることを痛感しました。
グランドブタペストホテルからウェスアンダーソンに惹かれている私とし...
グランドブタペストホテルからウェスアンダーソンに惹かれている私としては、若干その節が弱い感あり。ただカメラワークにはビシビシその感出てたね。いいよね、あの360度な感じ。オーウェンウィルソンのイカレタ感じとエイドリアンブロディの裸体はよかった。あんなイカレタ兄と旅行いきたない。ただ、インドは憧れる。あとマークジェイコブとグッチの旅行鞄は最高に気になったね。最後に、ナタリーポートマンとビルマーレイの史上最高に贅沢な使い方でございました。
BGMや景色の影響でこれは南アジア系映画なのかと思ってしまう。 普...
BGMや景色の影響でこれは南アジア系映画なのかと思ってしまう。 普段南アジア系の映画なんて一切見ないから終始違和感というか独特な雰囲気。 オープニングのディスタイムを聞きたくなって再鑑賞。 母親がクズだなー。 自分勝手というかクズやわー。 兄弟が打ち解けていくあたりはやっぱり良かった。 が、特に面白いわけでもなくこれより面白いロードムービーはたくさんある。 つまらないわけでもないので一度見れば十分。
母をたずねて
序盤の列車に乗れないB・マーレイ。 仲が良いのか悪いのか、絆を深める為にインドを旅する三兄弟が織り成す緩〜い珍道中!? 地味で淡々と進む物語に飽きも来るが、三兄弟の滑稽な遣り取りなど独特な雰囲気にベルトの件は笑える。 W・アンダーソンのファンでインドが好きなら最高に堪らないだろう。
『グランド・ブダペスト・ホテル』がとてつもない傑作で、監督を調べて...
『グランド・ブダペスト・ホテル』がとてつもない傑作で、監督を調べてみたら、やっぱりこの作品と同じ監督: ウェス・アンダーソンさん。 こちらの作品はもう7.8年前に観ましたが、とても楽しく軽快で、そうかと思えば心がジワ~~ン。オーウェン・ウィルソン、エイドリアン・ブロディが大好きになったのもこちらの作品のおかげ^^。 2014.9.19
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