「アラフォー世代の童心を呼び覚ます作品」ヤッターマン だいすけさんの映画レビュー(感想・評価)
アラフォー世代の童心を呼び覚ます作品
あのタツノコアニメの名作「ヤッターマン」の実写化作品。
最初にヤッターマンを実写化すると聞いた時は、
正直、やめた方が良いと思ったし、劇場にも観に行かなかったけど、
今回、やっと鑑賞しました。
・・・・・・・・・・すいません。面白かったです。
あのアニメの世界観をここまでやるかというくらいに忠実に再現。
ヤッターマンもドロンボー一味も、キャスティングにほとんど違和感なし。
(特に生瀬さんのボヤッキーはハマり役!)
強いて言えば、ヤッターワンとヤッターキングのカラーリングを
アニメに忠実にして欲しかったかなぁ、ってとこくらい。
当時のアニメにもあったお色気要素も、
リアルタイム世代に合わせて「大人仕様」になってたり、
お約束のギャグや挿入歌もしっかりと再現されていたり、
思わぬゲスト出演者にニヤニヤしたり・・・と、
あとは、アニメの実写化を逆手に取ったような
細かい笑いどころが散りばめられているのも好感が持てます。
(そりゃあ、実際にアレをやったら、そうなるよねぇ・・・みたいな。)
当時のヤッターマンを見ていた世代にとっては、
本当に宝石箱のような見どころ満載の作品に仕上がってます。
逆に、当時のアニメを見ていない世代の人は、ポカーン状態かも知れません。
正しく、アラフォー世代の童心を呼び覚ますための作品でしょう。
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