「惜しい」デトロイト・メタル・シティ まゆタロさんの映画レビュー(感想・評価)
惜しい
漫画の原作を最近読み直して面白くて「そーいや映画もあったなぁ」と観てみました。
今ならば「こんな人も出てたのかぁー」って驚きです。
聞き覚えがある、やたら発声がしっかりしている根岸くんの弟が卑猥な髪型カットにしたら、加藤諒だったり。
昔はこんなにオーラがなくて地味なんかいな?
って高橋一生が根岸の後輩にいたり。シュールさを撮りきれてなかったり、何故かこの時は華がないので一般人オーラでシュールに見えない。
松山ケンイチ君は演技はまぁまぁなんだけど、発声がモニョモニョしてて。当時から華はあるけど、まだまだな感じでした。内股がわざとらし過ぎるから、言い分分かるけどもうちょい違和感なくして欲しかった。
松雪さんは流石なのですが、カツラが違和感あり過ぎ。地毛で違和感消して欲しかったです。
あと根岸の置き手紙をあの滅茶苦茶やらかす社長が綺麗に折って片付けるのが違和感だらけ。カメラワークがショボいのでアクション台無し。
文句無しは根岸母、宮崎美子さん。素晴らしい。違和感全く無いです。良い母ちゃん。
サツガイ等の曲調も内容も素晴らしいのですが、全てのテンポが悪いのはカメラワークとつまらないカット割、音声バランスが最悪です。
あと松山君の声が当時モニョモニョしてるなら音量バランス上げればカバー出来るし、監督やMPが非常に悪い印象です。
内容やクラウザーさん達の衣装は素晴らしいので、裏方が惜しい原因と思います。残念です。
当時はマツケンの追っかけが居たんですね。
Lが終わったばかりな様で。前向きに演技を邁進している松山ケンイチさん(今年はどうなる徳川家康)は好感度高いです。
斉木楠雄の災難みたいな編集、カメラワーク等を駆使すれば笑える大作だと思います。
顔のアップばかりでした。