ミストのレビュー・感想・評価
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鬱になるくらい胸糞
ショーシャンクの監督にスティーブンキング原作の映画だったため、鑑賞したのだがB級もB級。
気持ちの悪い生物に、グロテスクな寄生虫たち。
狂気に満ちたカルト教の教祖。
“霧”一つで、ここまでストーリーを展開できるのは素直に凄いと思う。昔の人々はどうすることもできない雷雨などの自然災害を恐れた。その結果、空想上の存在である神を生みだし、信じ、祈ることしかできなかった。恐怖の前で人間は救済を求め、何かを信じることで御加護が貰える。あるいは信じることによって楽にでもなるのだろうか。もしそうならばいくらでも祈ろう。いくらでも頭を下げよう。そんな冷静な判断もつかなくなるものなのか。人間の心理をダークに描いたシーンには、人間が如何に恐怖の前では無力でなのかを再確認させられる。また、ラストシーンは本当に重苦しい。数時間は暗い気持ちになる。
ラスト
怖さ:怪物<霧<人間
「ミスト」見ました。
この映画を見た後の感想は「ひでぇ話だ。笑」の一言でした。真っ先にそれが浮かんだ。地上波真昼のテレビ放送で見たのですが、これは昼間から流していい映画ではないと思いました。
まず、この映画の監督はフランク・ダラボンさん。「グリーンマイル」「ショーシャンクの空に」で有名ですよね。この有名な2作品にもこの「ミスト」にも出てきましたね、とんでもないクソ野郎が。グリーンマイルはボンボン看守、ショーシャンクでは横領所長。今作は神ババア。ダラボン監督に出てくるクソみたいな悪者は、非常に気分が悪い。だからダラボン作品は大嫌いだし、過大評価に過ぎないと思ってた。
でも今作に関しては、ぶっ飛びすぎてて評価が一周しました。何と言ってもあのラストの顛末。映画史に残る衝撃であるのは間違いない。あと1分、30秒でも遅ければ...。ですよね。でも僕はこの作品のラストを知ってて見たんですよ。知らずに見れていればもっと衝撃を受けていただろうに、残念。
あと良かったのは霧のかかり具合ね。絶妙でしょ。足元だけ見える感じが恐怖を煽るし、あれ以上でも以下でもダメだったと思う。霧の使い方の上手さは「サイレントヒル」とは雲泥の差。
必ずネタバレは見ないでください。
じょないと楽しめないので。泣きながら寝ます、おやすみなさい。
絶望。
それほどでも
とにかくラスト。
唖然( ; ゜Д゜) その言葉しか出てこない…
ラストが....
嵐のあと、突然襲ってきたミストの中にいる何かのせいでスーパーの中に篭城せざるを得なくなった人々のパニックを描いた作品。
最初は霧の中にただ恐ろしいモンスターがいるだけのホラーパニック映画かと思いました。が、あのムカムカイライラする神を信じるおばさんが、スーパーの中でミストの中のモンスターに怯える人々の支持を集めてきたあたりから、なるほどと思いました。
人は、信じ難く飲み込み難い状況下に置かれると、全てを超越した神に救いを求める。神の救いを得るためには殺人も厭わない。あー恐ろしや。
そして何と言っても、あの最後。バットエンド過ぎて吐きそうになるくらいバットエンドでした。でも好きです。ショーシャンクと同じ原作者•監督とは思えない。ショーシャンクはあんなに感動爽快なハッピーエンドなのに.....
でも好きです。バットエンド。
スパイスが主役になってる。
映画.com
で、感想・評価の私とあっている人たちのレビューを参考にこの映画をチョイスしてみました。
こう書いても誰もわからないのでネタバレにはならないのでちょっと書きます。
私はオールドファンなので40年くらい前にこれととてもよく似た映画があったのを覚えています。とても怖い映画でテレビで見てぞっとして眠れなくなったことを覚えています。
今回のミストはそれと比べてだいたい同じくらいの出来だったと思います。が、ただ一点だけがとても優れているのでこちらのほうが断然高い評価になると思います。どこが優れているのかはネタバレになるので掛けません。あるポイントがとても効いていて途中、退屈なシーンがあったのを忘れさせてくれます。
そのお陰でおすすめして良いレベルになっているのではないでしょうか。
演出はドキュメンタリー風になっていて、それがこのジャンルに新しさを与えていると感じました。
英語はとても聞き取りやすく、字幕なしでも20パーセントくらいは聞き取れます。
英語字幕付きだったらリスニング教材としてもおすすめできるところでした。ちょっと残念ですね。
映画好きなら一度は。
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