「「衝撃のラスト」だけじゃない」ミスト　ロボグモンさんの映画レビュー（感想・評価）

ラストは何重もの後悔が襲いかかってくる感覚に陥った。確かに後味の悪い映画と言えば...で100%名前が挙がるのも頷ける。

しかしラストだけでなく、極限状態で浮かび上がる精神の弱さを描いた人間ドラマ部分も充分楽しめた。まさか、只の市民集団で預言者おばさんが天下を獲り、殺し合いに発展してしまうとは。しかもその描写には中々の説得力がある。

モンスターパニックとしての側面も勿論強く、下手なコメディより笑えるシーンも多かった。