ミストのレビュー・感想・評価
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最悪すぎた(褒めてる)
ミスト、タイトルはなんか聞いたことあるなーって思ってて、前情報なく見たかったから特に調べず見てたら途中からこれあれ?!胸糞映画じゃんってひっくり返った。言ってくれよ。
でも胸糞好きなので見た。面白かった。ずーっと宗教の女性にイライラしてたし、人間って…になってしまったけど。
人間はこういう状況に陥ってしまったら…みたいな実験的な映画なのかな。それにしても主人公も他の人も可哀想過ぎるし、結局1番最初に出て行った人が助かってて、でもその人は良かったんだけど、あまりにも主人公が可哀想だ。
霧がすべてを覆いつくし、最後の審判が下される…
衝撃のラストのために1回鑑賞した後に観ないようにしていたのですが、かなり久々に鑑賞しました。
やっぱり凹む…
初見の時も凹む映画ということは先に知ってしまっていたので、ラストは車のガソリンがなくなった地点で予想できてしまいました。が、予想はしたものの、まさかまさかの子供までと疑いながら観ましたが、やっちまいやがった・・・。
「ボクを怪物に殺させないで」確かに怪物にはしていないのですが。。。ちょっと監督の性格の悪さがうかがえるラストですね。ほんと、悪趣味で意地悪だこと…。
でもね、個人的に一番凹んだ部分はラストより、狂気と化した集団が、軍人個人の責任ではないのに、モンスターが現れたことを彼の責任として、モンスターの“いけにえ”にしてしまうところ。“宗教”が確立される瞬間を見てしまった感覚です。
得体の知れないモンスターにおびえる人々のよりどころは、神をあがめる一人のヒステリックで自己中心の狂った女性。しかし人々は、恐怖心で自分の平常心を失い、彼女を教祖としてあがめるのです。正直、この女性が銃で撃たれたときは、せいぜいしました。
モンスターものとしてはどうだったかと言いますと、最初の触手のちゃっちさは逆に驚きましたが、終盤から出てくるモンスターはちゃんと作られており、CGも生かされてリアリティーあってよかったですね。
しかしモンスターとの攻防では「早くせんかい!」ってイライラさせる部分が多かった。例えば、「車はやく出さんかい!」とか「突っ立てないで早く逃げんかい!」ってなところが多い。薬屋にあの大人数で行った理由も不明ですね。やられキャラを作りたかったんでしょうがね。期待する行動をなかなか取らないところも監督の狙いだったとも思えるほどです。
そして冒頭で、家に残した子供を助けに行った母親は、なんと最後のシーンで彼女は無事子供を救い軍に救出されています。スーパーマーケットを同じく出て行ったディビッドの結末とあまりにも差が有りすぎ皮肉すぎるんですよね。(どうやって彼女は生き残ったのか…)
さてさて、賛否両論のラストですが、私は悪くは無いかなとは思いました。が、車がガス欠になってからの決定が速すぎやしません?少し前に超巨大モンスターが目に前をズシンズシンと横切った時、決めてしまっていたのかな???
でも、もうすこし生への執着が欲しかった。ガス欠で終わりではなく、車で助けを粘ってもう無理な状態まできてから決断してほしかったな。その方が、否定意見も少なくなったのではと思いますが。
極限状態での集団心理の思考実験のような映画
主人公が無能過ぎて
終始イライラしました
最初は有能かなと思ったんですが大やけどして死にそうな一人を助けるために皆を危険にさらした挙げ句仲間を死なせるし、そのおかげで宗教おばさんの株が上がったり、車で行けるとこまで行くならワンチャンガソリンスタンドまで行くかするなりしたら良かったのに
胸糞だけどこういうバッドエンド物って少ないので観て良かったです
しかし怖いのは人間ですね
宗教戦争が無くならない訳がわかりました
胸糞映画の代表作
ラストは本当に最悪だった。あと少し待っていれば。「僕を絶対化け物に殺させないって約束して」が伏線だったんですね。
宗教女をオリーがやったときはスカッとしました。洗脳された集団心理が怖かった。
あと個人的には車で移動できたなら丈夫な建物に籠ったり地下室に潜ったりもっといい方法があったのではと思ってしまいます。ただ単にガソリンが切れるまで走り続けるとか…。
胸くそエンドの代表作
霧の中の化物に対してマーケットに籠城するか出ていくかで揉める話。
最初に出ていく女は助かる。
籠城推進派の宗教女は撃たれる。
車で出ていくメンバーは主人公を除き死亡し、直後に軍が到着する。
ラストの一発芸で声でたわ!
密室劇で怪物が外に居て怖いって内容なのに1番怖いのは人間で集団心理で良い事と悪い事とかが麻痺するのがもっと恐ろしいというのを見せつけてくるのは中々でした!(あの宗教ババアがめちゃくちゃ厄介で最後やっつけられた時はガッツポーズしそうになりました)
あと主人公の行動や判断が間違っていてロクな事にならないパターンの作品で 最初に出て行ったおばさんが普通に生きて居たり選択ミスを煽る演出になっているから余計にダメージになりますね!
絶望した主人公が最後にみんなを〇して自分も死のうとして・・・からの煙の中から軍隊が出て来た時にはホラー映画のビックリシーンの強烈なやつよりビックリましたよ!
この作品も賛否両論でしょうが最後の一発芸の破壊力は相当強いと思います!(隣人は静かに笑うで主人公が最後に車のトランクケース開けた時くらいビックリしました)
胸糞は悪いが完成度の高い傑作
超無理なラスト15分
大阪弁で言う「やらしい」映画。
一般的なハリウッドファン的には典型的なバッドエンドだが、 キングファン的にはこれもキング流ハッピーエンドになるかもしれない。
Googleで検索するとパンフレットでの解説は上手く皮肉っているらしい。
デビッドが取る行動は一見ヒーロー像として観客を魅了するが、 クライマックスの悲劇で全てが自業自得と化する。
最初にモンスターと対決したシーンで、 デビットがいつも正しいという錯覚を観客に与える。
そこからクライマックスの悲劇に繋がる、 無数の伏線となるエピソードが展開される。
子供の反対を押し切り薬局に入り数名の仲間を失うが、 不可抗力として観客も納得する。
スーパーの脱出劇ではアマンダの反対を押し切り銃を入手、 その後入手した銃で集団自殺そして軍によりスーパーに客は全員救出。
つまりあと1秒でもタイミングが遅ければ、 誰も死なずに済んだという凄い皮肉。
つまりデビッドの行動はハリウッドではセオリーされる行動で、 それをスティーブン・キングは皮肉めいて表現している。
単なるアンチテーゼではなく、 ハリウッドファンも納得するしかないプロットを全体に用意して、 クライマックスの悲劇で完全勝利を得る。
映画に勝ち負けもないが、 やはりスティーブン・キングは上手いと思うしかない。
普通なら『ソウ SAW』に代表されるソリッドホラーみたいな悪趣味な映画はパスだが、 スティーブン・キングには全ての観客を納得させる何かがある。
最後にブルース・ウィリス主演の『シックス・センス』が見たくなった(苦笑)。
絶望とは
後味が悪いだけの映画かと思ったらしっかりホラー
えぇ〜そりゃないよ…
これが本当のホラーなのかも。
休みの日にネトフリで映画5本鑑賞。
よく鬱映画といえば~と話題に出るものの、実は見ていなかったミスト。
5本見た中のぶっちぎりで心に残りまくる喪失感。
ええと、他の4本何見たんだっけ…?(茫然)と思うほどのインパクト。
鬱映画!後味最悪!と聞いていたので、ある程度予防線になった。
これ、普通に見たら心持たないかも。
ホラー慣れしてる人ならなんとなくわかると思うのだが、宗教の女性がヒートアップすればするほど「あっ、この人殺される人だ」と思った。殺されたときは「でしょうね!!」と思った。
めちゃめちゃ最悪な終わり方、助かった人が見えて胸糞~とかそういうことでなく、
自分はずっと「正しい導きをするのは主人公だろう」と信頼して見ていた主人公の最後の判断に腹が立った。
もう少し、希望持ってほしかった。
同じくらいの子供がいるので、何とか助けてあげたいという思いを持たずにはいられなかった。
ただ、これは結果論だし、あり得ない生物がすぐに襲って全員惨殺されていたかもしれない。
終わったあとに結果を見て「ああすればよかったのに」なんて発言はどうにもならない。
本人は100%の判断だった。いっぱいいっぱいだった。
子どもは最後起きていた。信じていた父の手によって銃口を向けられたときは絶望と悲しみだっただろう。
ぐるぐると。自分はずっと布団で考えてしまう。
自分は子供を助けたかった。少なくとも子供は怖がってもまだ希望を持っていた。
きっとパパがここから助けてくれるんだと。絶望は計り知れない。
極限状態の中で、どうしたら子供を助けられたのか。ずっと考えてしまっている自分がいる。自分の生活にホラーがやってくる。これが本当のホラーなのかもしれないと思う。
お父さん、世界は終わってしまうの
原題
The Mist
感想
スティーブン•キング原作、フランク•ダボラン監督•脚本ショーシャンクの空に、グリーンマイルに続く衝撃の最新作!
霧の中には何が待っていたのかー
映画史上かつてない、震撼のラスト15分
久しぶりに観ましたが面白いですね。
トラウマ映画、鬱映画なんて呼ばれてるみたいですね。
初めて観た時の衝撃は今も忘れられません。
ウォーキングデッドのキャロル、デール、アンドレアが出演していたのはびっくりでした笑
隣人のノートン、カーモディ宗教ババアはずっとイラつきます。混乱に相応して信者を増やしての集団心理は怖いですね…。オリーに撃たれた時はスカッとしました。
霧から出てくるハエ、鳥?、蜘蛛、巨大な何かたちの見た目グロテスクで良きです。
MPの体から湧いて出る蜘蛛は気持ち悪いです。
ラストは映画史に残るような救いのないエンディング。
あと少し待っていれば…息子を撃たずに済んだのに…。
脱出のタイミング、籠城と果たして何が正解だったんでしょうか?
※アローヘッド計画
自分の中では傑作ホラー
公開当時劇場で観た時は「エライ物観た!」と衝撃を受けた。
ラストの胸くそ展開に怒る人も多いが、何せこれはホラー映画、思い通りのハッピーエンドで無くても仕方ないものだ。
しかしながら、ラスト以外にも観客を霧の世界に居るような嫌悪感を感じさせるキャラクターが数多く登場する。
最大のインパクトを誇るのはミセスカーモディ(笑)
あの異常事態で心の弱みにつけこんで大勢の人をカルト的発想、思考へと誘ったあの気持ちの悪さは正に名演、観てるこっちもこいつぶん殴ってやりたいと思うほど(笑)
この人物については皆似たような気分になったと思う。
他のキャストもオーバーな展開ではあるが、死の間際まで様々な生きざまを見せてくれる。
子どもを家に残して買い物に来るおばさんが「一緒に家まで着いてきて」と言った時、あの場面に居たらどれだけの人間が彼女に着いていっただろうか?とか…やっぱり考えてしまう。
学のないスーパーの店員たちも主人公たちの意見を取り合わず、恐れ知らずのイキり青年ノームくんの犠牲とか見たら、またしてもこのジジイどもがアホだから…とぶん殴ってやりたくなる(笑)
と、このようにこの作品の展開に感情を揺さぶられる人は満足出来ると思う。
胸クソ映画と言われて久しい本作品だけど、これはホラー作品だから、褒め言葉とも言える評価だ。
起こってほしくない悲劇が普通にあるホラー作品が“身体に合わない” 人に拒絶反応が起こっても当たり前だし、それだけの反応を起こさせる“何か”が本作品にあると言う事が凄い。
激辛料理が嫌いな人が激辛料理と知って食べて「これは辛い!」と言っているようなものだ。
まぁ知り合いに騙されて見せられたならその限りではないかもだが…
心に残る作品。
スティーブン・キング&フランク・ダラボンというのは"ショーシャンクの空に"と同じ組み合わせなので期待は自ずと高くなる。サスペンスと思って観始めたが直ぐにそうでないことが判明、ジャンルとしてはパニック映画ということになるのだろうか?スーパーに閉じ込められた人達が宗教観、価値観、などによってどんどん分断されていく。今の世の中(米国だけでなく日本もそうだが)を預言しているかのようだ。次々と湧いてくる巨大生物は本当に気持ち悪いが、怖いのは彼らよりも寧ろ自分達と異なった価値観を持つ人間達。まさかこんなに沢山人が死ぬ話だとは夢にも思わなかった。後味の悪さは相当なものだが、兎に角心に残る映画。
後味悪すぎ
こわい!次元を超えたという設定で怪物が出てくる。しかもデカすぎる。噂通り後味が悪すぎる。映画で何を伝えたかったのかが不明。最後まで諦めるなということを伝えたかった?
そしたらなぜ、一番良い行動をしていた主人公達があんな結末に?
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