「The Mist」ミスト penginbonさんの映画レビュー(感想・評価)
The Mist
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霧の中に、"何か"いる!!
その"何か"は目に見える化け物ではなく、人々の心に潜む、疑心暗鬼だったのではないだろうか。
「霧は神の裁きだ、生贄をささげよ」と変わり者の宗教オバサンが、やがて人々の支持を集めていく展開にはぞっとする。
小さい町だから住民同士はみな知り合いなのに、徐々にギスギスした雰囲気となって勢力が二分し、一触即発の状態になる。これは本当に恐ろしい。
ラストは主人公の父親と一緒に叫んでも叫びきれない、、震撼のラスト。
決してただのホラーではない、絶望をうまく描いた作品。
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