「秀作」ノーカントリー antさんの映画レビュー(感想・評価)
秀作
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思ったよりコーマック・マッカーシーの「血と暴力の国」の原作に近い。それでもシガーを映像化するとやはり目立ってしまう。それに伴いベルの印象が薄まって、基本的には原作と同じ終わり方がやや唐突に感じられてしまうかもしれない。モスの悪あがきぶりはいい。映画として面白いのはシガーとモスはもちろんのこと、シガーとベル、ベルとモスを同じ画面に入れる場面があるところ。痛い場面を淡々と描くのもいい。
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