「意外と重く考えさせられるSF」ブレードランナー ファイナル・カット アッキーナさんの映画レビュー(感想・評価)
意外と重く考えさせられるSF
SFでこんなにどっしりしてるのは珍しい!ちょっとスター・ウォーズ的なのを期待しちゃってましたら痛い目を見ます(苦笑)。
植民地を逃げ出したレプリカントたちは、男女合わせて6人。そのうちデッカードが追うのは4人。
しかし優れた肉体を持つ彼らの寿命は短く… 逃げ出した理由はその辺りにもあります。必死に彼らを追うデッカードを応援したくなるも、時折悲しそうなレプリカントたちを見ると、ちょっと可愛そうに思ってしまったり…
彼らのボスは恐ろしく強く、デッカードを追い詰めていきますが、実は悪い奴じゃないんだろうなぁ…とか。
最後はなんだか切ないですね。その余韻が作品を引き立てていています。
コメントする