「恐怖感の芽生え」ブレードランナー ファイナル・カット 肉ネ~ムさんの映画レビュー(感想・評価)
恐怖感の芽生え
猥雑な近未来の雑踏、仄暗い人形の館、感情のある擬似人間、どれも既視感のあるものばかりだがなんと1982年の作品だったとは。
高度な演算処理能力を持つ人工的な物体に恐怖感が芽生えたとき、現実世界でなにが起こるのか。それ(彼?)らを酷使するのは奴隷や動物の虐待とはなにが違うのか。
考えずにはおかない良作。
『エイリアン』のアンドロイドとの構造的な違いも面白い。
タイトルはミスリード、あまりよくない。
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