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解説

イタリアのモロ元首相誘拐暗殺事件を行なった極左武装集団”赤い旅団“の内側を描いた社会派ドラマ。監督・製作・脚本は「蝶の夢」のマルコ・ベロッキオ。撮影は「狼たちの鎮魂歌(レクイエム)」のパスクァーレ・マーリ。出演は「輝ける青春」のマヤ・サンサ、ルイジ・ロ・カーショ、「蝶の夢」のロベルト・ヘルリツカ、ピエル・ジョルジョ・ベロッキオ、「炎の戦線 エル・アラメイン」のパオロ・ブリグリア、これが長編映画デビューとなるジョヴァンニ・カルカーニョほか。2003年ヴェネチア国際映画祭特別個人貢献賞、同年ヨーロピアン・フィルム・アワード最優秀批評家連盟賞など受賞。

2003年製作/105分/イタリア
原題:Buongiorno, Notte/Good Morning, Night
配給:ビターズ・エンド

ストーリー

1978年のローマ。キアラ(マヤ・サンサ)は、フィアンセと称した男性と共に新しいアパートに移ってくるが、実は彼女たちは地下組織”赤い旅団“のメンバー。キアラは表向き図書館に勤務しながら、誘拐したモロ元首相(ロベルト・ヘルリツカ)を匿う役割を担っていた。図書館でキアラは、同僚のエンゾ(パオロ・ブリグリア)と親しくなり、叔父や叔母たちとの会食に、彼と共に出席する。そこでキアラの兄は”赤い旅団“を支持するが、エンゾは殺人者だと批判発言。やがて旅団リーダー格のマリアーノ(ルイジ・ロ・カーショ)は、モロに死刑を宣告する。ローマ法王が旅団に対してモロの無条件解放を懇願。今やキアラは、自分たちの信念が人を殺す権利を有するのか疑問を抱くようになっており、モロの死刑に反対する。メンバーのエルネスト(ピエル・ジョルジョ・ベロッキオ)も、これでは人々の理解を得られないと処刑に反対。しかしマリアーノとプリモ(ジョヴァンニ・カルカーニョ)は彼らの意見をはねのける。そして誘拐から55日後にモロは殺害され、旅団メンバーは逮捕されて終身刑に処せられたという報道が流れるのだった。

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映画レビュー

4.0そんなものはクレイジーダイヤモンドに過ぎないのだ

あき240さん
2020年8月21日
Androidアプリから投稿
鑑賞方法:DVD/BD

1978年にイタリアで実際にあった事件の映画化
日本における連合赤軍事件に相当するインパクトがあった事件だ

赤い旅団といえば、日本赤軍と並ぶその世界では泣く子も黙る老舗のイタリアの過激派
過激派とは、今の言葉でいえば極左テロリスト集団こと

題名は、ある登場人物が書いているシナリオのタイトル
劇中でエメリー・ディキンソンの詩だと説明がある
彼女は19世紀初頭を生きたアメリカ人女性
英題はGood Morning, Midnight
イタリア語ではBuongiorno, notte
この文字が黒地に赤文字で大きく写される
本作のタイトルだから、冒頭に?
違う
クライマックスのモロ元首相の殺害の直前にだ

真夜中の時代の訪れ
それは死に行く元首相の命のことではない
イタリアの左翼テロ集団は大衆の支持を失い孤立し、過激な左翼運動は暗黒時代を迎えるのだと言う意味だ

プログレッシブロックの巨人ピンクフロイドの音楽が要所で劇伴として極めて効果的に使用される
虚しく、狂気にかられ死んでいった仲間に贈る歌
Shine On You Crazy Diamondだ

イタリアにおける過激な左翼運動はこのように死んで行ったのだ
それを真正面から捉えている

本作は2003年の公開
何故1978年の25年も昔の事件が映画化されたのだろうか?

それは赤い旅団が1999年以降活動を再開し、暗殺事件などを続発させたのだ
その犯人達が次々と逮捕されのが2003年のこと
団塊左翼老人はイタリアでもいるらしい
そして老人達に洗脳され利用された可哀想な若者達も

つまりこんな馬鹿げたことはもう止めろという痛烈な批判なのだ

こんなものは如何に糊塗しようが、美化しようが、正当化しようが、間違っているものは間違っていると本作は主張してブレていない

彼らに取ってどんなに崇高な理想でも、そんなものはクレイジーダイヤモンドに過ぎないのだ

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あき240
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