ディア・ウエンディ

劇場公開日:

解説

アメリカの架空の町を舞台に、偶然本物の銃を手にした若者たちが辿る皮肉な運命をリアルなタッチで描く社会派青春ドラマ。監督は「セレブレーション」のトマス・ヴィンターベア。脚本は「ドッグヴィル」などの監督として知られるラース・フォン・トリアー。撮影は「セレブレーション」「ドッグヴィル」「ミリオンズ」のアンソニー・ドッド・マントル。出演は「デス・フロント」のジェイミー・ベル、「THE JUON/呪怨」のビル・プルマン、「シービスケット」のマイケル・アンガラーノ、「きみの帰る場所/アントワン・フィッシャー」のノヴェラ・ネルソン、「オーシャン・オブ・ファイヤー」のクリス・オーウェン、「エイプリルの七面鳥」のアリソン・ピル、「ボム・ザ・システム」のマーク・ウェバーほか。

2005年製作/105分/デンマーク・ドイツ・フランス・イギリス合作
原題または英題:Dear Wendy
配給:ワイズポリシー
劇場公開日:2005年12月10日

ストーリー

アメリカの小さな炭鉱町。スーパーマーケットに勤めるディック(ジェイミー・ベル)は、ある玩具の銃と出会った。それを”ウェンディ“と名付けて愛情を注ぐ彼だが、同僚のスティーヴィー(マーク・ウェバー)から、それが本物の銃であることを知らされる。やがて2人は、銃による平和主義を秘かに広めるため、秘密結社ダンディーズを結成。内気だが頭のいい少女スーザン(アリソン・ピル)、下肢を失い松葉杖が手放せないヒューイ(クリス・オーウェン)、彼の弟でいじめられっ子のフレディ(マイケル・アンガラーノ)がメンバーに加わる。それまで負け犬に過ぎなかった彼らは、銃という精神的支えを得て、急に自信が漲るようになった。そんなある日、ディックはクラグスビー保安官(ビル・プルマン)から、殺人を犯したという幼なじみのセバスチャン(ダンソ・ゴードン)の保護観察を命じられる。ディックは彼をダンディーズに迎え入れるが、セバスチャンは次々とメンバーを魅了し、組織の統率を乱していった。そんな中、ダンディーズの面々は、セバスチャンの祖母である家政婦のクララベル(ノヴェラ・ネルソン)を、強盗の恐怖から守り孫娘のアパートに無事送り届ける使命を手にして、再び結束を固める。しかしその途中、クララベルは若い保安官を強盗と勘違いして銃を取り出し、若い警官に一発命中させてしまう。これが引き金となり、銃撃戦の火蓋が切って落とされ、ダンディーズのメンバーは全滅してしまうのだった。

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スタッフ・キャスト

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映画レビュー

2.5銃の本質

2022年8月15日
Androidアプリから投稿

威嚇し、傷付け、殺す為の道具。それはちゃんとわかってたはずだろうに。 皮肉な運命だよな。 何となくだけど、ライチ光クラブっぽい印象。全体的に陰キャの厨二感が強い。

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カミムラ

3.0未完成の不思議な魅力

2020年5月5日
PCから投稿
鑑賞方法:CS/BS/ケーブル
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Gustav