スピーシーズ3 禁断の種
劇場公開日:2005年6月18日
解説
世界中で大ヒットした「スピーシーズ/種の起源」シリーズ。スピーシーズの純粋種サラの誕生により、人類に新たな危機が訪れる。サラを演じるのは新鋭サニー・メイブリー。監督はTVで活躍するブラッド・ターナー。初代スピーシーズのナターシャ・ヘンストリッジも特別出演。
2004年製作/113分/アメリカ
原題または英題:Species III
配給:日本ヘラルド映画
劇場公開日:2005年6月18日
ストーリー
軍部の科学者アボット(ロバート・ナッパー)が運転する緊急輸送車には、スピーシーズのイヴ(ナターシャ・ヘンストリッジ)と、男の子が乗っていた。男の子は人類とスピーシーズの混合種で、またイヴの肉体には新たな種が宿っており、今にも出産寸前だった。そのとき、男の子が口から触手を伸ばしてイヴの首に巻きつき、締め上げて殺してしまう。アボットは、イヴから生まれたばかりの赤ん坊を抱えて逃走する。それから数週間後。大学で教鞭をとるアボットは、自宅地下に研究室を構え、赤ん坊を密かに育てていた。すでに7歳ほどに成長したその子をサラと名づけ、サラの卵子から新たな純血種を産み出し、歴史的な名声を得ようと思っていた。ある日、アボットの教授室に不審な男が現れる。男は高熱で息が荒く、体中に発疹ができていた。どうやら軍の搬送車にイヴと一緒に乗っていた男の子の成長した姿らしい。彼の話によれば、混合種は偶然に生まれた産物で、まだ世の中にたくさんいるが彼らは極めて抵抗力が弱く、絶滅寸前にあるらしい。男はサラの居場所を必死に探していたが、突然に苦しみだし、腹部から不気味な触手が飛び出して絶命する。混合種のスピーシーズが迫っていることから、アボットは新たな純血種を生む必要性を感じ始めていた。計画のパートナーとして、優秀な学生だが研究資金を打ち切られたばかりのディーン(ロビン・ダン)に目をつけ、言葉巧みに誘って計画に引き入れる。その頃、アボットの大学における使途不明金について疑問を抱いた教授が、アボットを自宅を訪ねる。そこにいたのは、美しい大人の女性に成長した全裸のサラ(サニー・メイブリー)だった。サラは教授を誘惑して無残に殺害し、本能のおもむくままに外の世界を彷徨い始める。適合者を見つけ、交配して種を産もうとするが、なかなか手頃な相手を見つけることができない。サラの美しさに魅了されるディーンだが、アボットは「サラには感情はない、必要以上に接触するな」と忠告する。また、サラはほとんど純血種なため、同じ純血種の相手でないと交尾しないことも判明する。一方、政府の極秘組織のエージェント、ワサックが密かに活動し、スピーシーズの子孫である混合種を執拗に追っていた。
スタッフ・キャスト
- 監督
- ブラッド・ターナー
- 脚本
- ベン・リプリー
- 製作総指揮
- フランク・マンキューソ・Jr.
- 製作
- デヴィッド・ドウィギン
- キャラクター製
- デニス・フェルドマン
- 撮影
- クリスチャン・セバルト
- 美術
- キャメロン・バーニー
- 音楽
- エリア・クミラル
- 編集
- ジェームズ・カブレンツ