香港国際警察/NEW POLICE STORYのレビュー・感想・評価
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楽しい
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刑事のジャッキーは、目の前で犯罪組織に部下を全員殺された。
そしてジャッキーが勢いに任せて捜査したためと批判され、停職処分に。
ジャッキーは自分を責めては酒におぼれる日々を送っていた。
そこへ若手刑事が訪れ、停職が解けたと知らせる。
そして自分と共に上記の犯罪組織を追うことになったと告げる。
やがてこの若者は上記事件で死んだ刑事の弟だとわかる。
しかしそれは嘘だった。
若者は子供の時に刑事ジャッキーに会い、感銘を受けていたのだった。
このクダリは何の意味があるのか今ひとつわからんかったけど。
結局犯人らは人を大量に殺してはそれをモデルに電子ゲームを作るという、
頭のおかしい集団、しかも家が金持ちのボンボン達の集まりだった。
変な覆面したこいつらを追い詰めて、全員殺して終了。
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ジャッキーの映画は全部見たと思ってたけど、これは記憶がなかった。
もしかしたら初めて見たのかも知れない。
まあいつもの感じなんやけど、コメディ性が少なかった。
悲しみを背負った役やったから、そりゃそうやけど。
特筆すべき点は特に何もないけど、
やっぱりジャッキーが出てるだけで、何か楽しいなあ。
ハリウッドにはない微妙なリアリティ
ストレスのない構成に加え、格闘はもちろん銃撃戦も追いかけっこもカーチェイスも、気持ちのいいアクションがとてもバランスよく詰め込まれている。あと何が良いって、それらがハリウッド的な加飾に侵されていないということ。どれも決して地味ではないのだけれど微妙に演出が渋い。
特に人の生き死に(あるいは死に方)に顕著に表れていて、映画によくあるような、FPSの敵キャラみたいに撃たれた瞬間どこに弾が当たったかもわからず糸人形にようにストンと倒れて死ぬような描写が多くない。序盤の警官隊が壊滅するシーンにしてもパタパタとマネキンのようにモブが倒れる平凡なハリウッドと違い、負傷者の描写が多くもがき苦しんでいる。
一方で人死にのないやさしい映画かというと当然そうではなく、ジャッキーの部下が皆殺しになるシーンも決してドラマチックに過剰に盛り上げることはなく、必死に救おうとしたにも関わらず結果として助からなかった…という描写は、リアルな故に登場人物たちの沈んだ心象をよりビビットに想像させてくれる。
敵役も「因果応報」を振り回して皆殺しにするわけでもなく、その結末が非常に多彩な点も素晴らしい!
ひとりは重傷を理由に殺され、ひとりは投降の際に粛清され、ひとりは銃撃戦をするものの怪我を負うだけで生き延びる描写があり、ラスボスは劇的な自死を選んだ。彼らの目的やお粗末な計画にはいささかチープさを感じるが、その辿った運命がハリウッドのテンプレアクションでは考えられないものだったという点は非常に印象的だった。
ゲーム脳のボンボンが黒幕という設定も、当時勃興してたそういう連中への上の世代が抱く違和感や理解できない価値観への恐怖を反映しているようで面白い。
プロポーズのシーンはみんな頑張って休日出社したのかな?
相棒ポジションも最後しっかりブタ箱行きなのも、本作の細かく変にご都合主義に迎合しないリアリティへのこだわりなのかもしれない。
負けるジャッキー
ジャッキーが完全敗北する珍しい作品。
警部に昇格したチャンを見るのはなんか楽しかったですね。
あぁ、あんなに若い刑事だったのにww
アクションは衰えることなくキレがいい!
アクションよりもドラマ重視になっているが、アクションシーンはやっぱりスゴい。
また、今までのポリスストーリーはコメディ色が強かったが、本作はストーリーがしっかりしていて感動することができた。
シリーズものだが、前4作を観ていなくても楽しめる出来になっている。
面白いジャッキー映画でも上位に入る作品であろう。
4.0で
カンフー
普通にストーリーは楽しめた。アクションも良かった。
だけど、ニコラスツェーは特になにもしていないし最後はいなくなったのかなってないのかよく分からなかった。
ただ、最後のエピソードみたいなやつと本編の繋がりは良かったと思う。
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