劇場公開日:2004年9月11日
解説
12年ぶりに突然帰ってきた父親に戸惑う兄弟の姿を、静謐なタッチと衝撃的な展開で描いた人間ドラマ。ロシアのアンドレイ・ズビャギンツェフ監督の長編デビュー作で、2003年・第60回ベネチア国際映画祭で金獅子賞と新人監督賞をダブル受賞した。母と慎ましく暮らす兄弟アンドレイとイワンのもとに、家を出たまま音信不通だった父が12年ぶりに帰ってくる。写真でしか見たことのない父の突然の登場に、兄弟は戸惑うばかり。しかも父は、ふたりを連れて旅行へ行くという。翌朝、車で出発した彼らは、家から遠く離れた湖の無人島にやって来る。粗暴で高圧的な父に憎しみを募らせていくイワンと、それでも父を慕おうとするアンドレイだったが……。
2003年製作/111分/ロシア
原題または英題:Vozvrashchenie
配給:アスミック・エース
劇場公開日:2004年9月11日
スタッフ・キャスト
- 監督
- アンドレイ・ズビャギンツェフ
- 製作
- ドミトリイ・レスネフスキー
- 製作総指揮
- エレーナ・コワリョワ
- 脚本
- ウラジーミル・モイセエンコ
- アレクサンドル・ノボトツキー
- 撮影
- ミハイル・クリシュマン
- 美術
- ジャンナ・パホモワ
- 衣装
- アンナ・バルトゥリ
- 編集
- ウラジーミル・モギレフスキー
- 音楽
- アンドレイ・デルガチョフ
受賞歴
第61回 ゴールデングローブ賞(2004年)
ノミネート
最優秀外国語映画賞 |
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第60回 ベネチア国際映画祭(2003年)
受賞
金獅子賞 | アンドレイ・ズビャギンツェフ |
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