ウォルター少年と、夏の休日のレビュー・感想・評価
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ミュンヒハウゼン症候群が語るアメリカの歴史ファンタジー
ミュンヒハウゼン症候群の一種。
ほらふき男爵の冒険譚
次から次へとやって来るセールスはアメリカの物欲の歴史を語っていると見た。
また、見方を変えれば、逮捕された大統領候補の「壁を作る行為」の逆のように感じる。
スカスカの地雷映画。
夏休みのお子さんと是非一緒に見て貰いたい映画。
基本的に何もいう事はない。実に良く出来たこれぞ映画そのもの。夏休みに見るには最高の映画と言えよう(とは言え年中見れる映画である事勿論である)
ルーカスやスピルバーグの少年時代を描いたかのような夢と希望にあふれたこれぞアメリカの良き時代・・・まるでノーマンロックウェルの絵が映画になったようでありました・・・
あとからじわじわくる
私は好きな映画でした。
ウォルターはシックスセンスのオスメント君。
彼がおじさん達の元で成長していく話。
ロバート・デュバルは、無双の人で千夜一夜物語のような過去があるおじさん、マイケル・ケインはその弟。
田舎住まいだけど、金を持っているという噂がある。
お兄さんの昔話を弟から聞く少年。
にわかに信じがたいが、最後のシーンで真相が。
こういう漢のおじさんの話がセコンドハンドライオンなんだな。
複葉機の後のスマートなヘリ登場、最高だった。
大人は平気で嘘をつく?
感受性の豊かな時期にどんな大人に出会うかはその後の生き方に大きな影響を与えるでしょう。
少年と爺さんたちが冒険の旅に出る話かと思ったら、爺さんたちが語る昔の冒険談、少年は只管聞き役でした。
財産目当ての浅ましい母親や親戚が出てくる苦い現実と爺さんたちのフィクションのような華麗な生き方の対比を描きながら、ハブ爺さん(ロバート・デュバル)がウォルター少年(ハーレイ・ジョエル・オスメント)に大人への心得を語ります。このセリフが監督が映画で語りたかったエッセンスでしょう。
母親の嘘に辟易なウォルターは大人に疑心暗鬼、「アフリカの話は本当なの?」と訊くウォルターにハブは「本当かどうかは関係ない、何かを信じたいと思ったら信じることだ。時として曖昧で嘘くさくても信じるべきことはある、例えば人間の良心、誇り高くて勇敢であることの素晴らしさ、金や権力など何の意味もないこと、善は悪に勝つと言う道理、真実の愛は決して滅びない、大事なのはそれが本当かどうかではなくそうだと信じて生きてゆくこと、それこそが人間の素晴らしさだ・・」
年寄がまともに人生哲学を語っても退屈な話と流されかねないので本作のような奇妙なシチュエーションを考えたのでしょう。
映画はシニカルなコメディタッチ、子供たちに受けるには動物も必要、ワンコから豚さん、ライオンまで出てきます。原題のSecondhand Lionsはセコハンのライオン、年老いて動物園をお払い箱になったライオンと爺さんたちをだぶらせているのでしょう。年寄といっていますがどう見ても子供のライオンにしか見えませんでしたが成獣は危険なので致し方ありませんね。ライオンは命を救ってくれたウォルターになつき、ウォルターが探偵に襲われた時身を挺してかばって死んでしまいます。最後は百獣の王として立派な死だったと皆が讃えました。これも誇り高く死ぬという爺さんたちの無鉄砲な最期と被ります。
アフリカ時代の宿敵の孫が葬儀に来るシーンは試写後に加えられたそうです。これで爺さんたちの昔話が本当だったと裏付けられました。ほんとうかどうかは関係ないと言っていたのにやっぱり監督は嘘に思われたくなかたのでしょう。
久々に午後ローで見たが間延びしすぎ 特に爺さんの作り話?的なおとぎ...
久々に午後ローで見たが間延びしすぎ
特に爺さんの作り話?的なおとぎ話長い
昔見たときはもっと面白いと思ったが、感想は変わるという典型例だった
二大巨頭おじいちゃんの共演
ロバート・デュバルとマイケル・ケインという二大巨頭おじいちゃんの共演
そして主人公がハーレイ君
行き当たりばったりな生活をする母親から
金持ちと噂の伯父さんの元に預けられる事になり
一緒に生活する事で真偽の定かでない昔話を聞かされるのだが...
とゆう話
伯父兄弟を二人のおじいちゃんが演じている
こんなおじいちゃんが俺にも居たら良かったのにと思わずに居られない物語
気楽に楽しめる感じの映画だった
お金や地位より優先されるべき物があるっていう倫理観はステキ
最近の俺の思想と共通項があるなぁ
夢のある物語はハリウッド映画らしい気がするね
前知識なく観たらそこそこ楽しめました
誇らしい
ライオンは、百獣の王だからこそ、
自然の摂理に逆らえないことも知っているのだろう。
それでもライオンは、ライオンとして生きていくしかないのかもしれない。
儚くも勇敢な物語で、誇らしげな気持ちになった。
明日から、じいちゃん達を見る目が変わりそう。
なんか不思議な空気感の作品だった。童話みたい。叔父さんたちの現実離...
なんか不思議な空気感の作品だった。童話みたい。叔父さんたちの現実離れした武勇伝をどう受け止めたらいいのか、個人的には戸惑いつつ鑑賞。ママがダメ女すぎるよね。。
めちゃくちゃ感動するのに クソダサい邦題のせいで見る人が少ないやろ...
めちゃくちゃ感動するのに
クソダサい邦題のせいで見る人が少ないやろうと
思うとこのタイトルをつけたヤツは戦犯やな…
温かく心に滲みて凝り固まった心が解けていく気分になる
大切なことはそれが本当かどうかでなく信じること
って言葉はずいぶん大人になってから理解したけど
ウォルターのように大人になる前にその意味に気付けたら、どんなに良かったことか
愛に満ちた本物の男の話だね
嗚咽泣きするので一人で見ることをオススメするよ!
【山場がなくともゆっくりと観ていられるヒューマンドラマ】
・2003年の作品ですが、ジャンルが「ヒューマンドラマ」ということもあり、今でも色褪せない映画ですね。
・14歳のウォルター少年(ハーレイ・ジョエル・オスメント)が、夏休みの間だけ2人の叔父たちもとへ預けられる。頑固かつ不愛想な大叔父とウォルター少年が心を通わせていく様子を丁寧に描いています。大叔父たちは、かなりの頑固者ですが、その一方、本当は心優しい男たち、という表裏一体な状態が大叔父さんたちの「かわいらしさ」を演出してくれます。大叔父二人のバランスも良く、大きな山場が無いにしてもゆっくりと観ていられるヒューマンドラマ映画になっています。
#懐かしさ #田舎 #自然 #ハーレイ・ジョエル・オスメント #ヒューマンドラマ #ドラマ #男の友情 #2003年 #ティム・マッキャンリーズ #マイケル・ケイン #ロバート・デュヴァル
どんなにダメ親でも、外の世界を知らないとすがってしまうのはしょうが...
どんなにダメ親でも、外の世界を知らないとすがってしまうのはしょうがなくて。
おじさん2人から、色々学んで成長していき、
ウォルター少年の最後の決断も気持ちいい♩
オチも、おじさん達らしくて、悪くない☺︎
とてもいい映画でした。
とてもいい映画でした。
おじさん兄弟とウォルター少年の友情と絆にとても温かい気持ちになれました。ライオンとの絆にもほっこりでした。
ひとつ不思議なのは、なぜあの母親からあんなにいい子が育ったのでしょうか。
【14歳の少年が一夏、本物の”男達”と交流し、大いなる成長を遂げる様を描いたファンタジックな作品。この作品には漢としての生き方が詰まっています。】
ー 原題:セカンドハンド・ライオンズ(中古のライオンたち)ー
・14歳の少年ウォルター(ハーレイ・ジョエル・オスメント 「シックス・センス」の幼き名優)が夏休みの間、自由すぎる母親の思惑でテキサスの片田舎の農場に住む一癖も二癖もある二人のおじいさん(気性が激しいが哀しい過去を持つハブ(ロバート・デュヴァル)と心根の優しい弟ガース(マイケル・ケイン)に預けられる。
・二人のおじいさんには様々な噂があり、若き頃アフリカで波乱万丈の人生を送り、多額の金を農場内に隠し持っているらしいと言われている。
・半信半疑のウォルター少年が、愛想のない二人のおじいさんと徐々に距離を縮める過程と、二人のおじいさんの常軌をやや脱した行動(金目当てで訪れるセールスマン達にライフルをぶっ放すのは序の口)に凄い勢いで魅入られる。
・母親の指令で二人の隠し金の在りかを嫌々ながら探すウォルター少年が、徐々に二人のおじいさんの噂が本当であるらしいという事、そして二人が漢気溢れる本物の男達であるという事に気付き、おじいさん達も”この子は本物だぞ!”と距離を近づけていく過程や劇中劇での若き二人のアフリカでの活躍シーン(ハブと恋に落ちた美しい姫!とアラビアン・ナイトのような世界観)が可笑しみを含ませながら、素晴らしく躍動的に描かれる。
・ウォルター少年の母親に対する決着の付け方、二人のおじいさんの末期の迎え方、大人になったウォルター少年のもとを訪れるある男の姿等々、書き出すときりがないが、 <本物の漢の生き方とは何か> を考えさせられる思い出深い作品。
<私事で恐縮であるが、2004年7月 会社に行くのがどうしても嫌で、通勤途中の劇場(今でもお世話になっている。)でこの作品を観て自分の甘さに気付き、会社に3時間遅れで出社したなあ。(すいません・・・)。
今でも、夏になるとDVDで時折見返す作品である。>
<2004年7月10日 ズルして劇場にて鑑賞>
いい映画でした
恋愛沙汰もないし、見ていて心が温まる内容で、すごく良かったです!
家族ではなくても絆があれば子供はしっかり育つ!いい内容ですね。
ウォルターと動物達との絆も良かったです!
しかしライオンが、、か、、かわいい、、、(笑)
素敵!
こういう映画大好きです!!
おじさん達かっこ良すぎ♡
ウォルター少年にガース伯父さんが語ってくれた壮大なストーリーは出来すぎ感があって
どこまでが本当なのかわからなかったけど、
最後に登場する人物に胸が熱くなり
更に涙が…。
軽快なBGMと一緒に流れる、
おじさん達の破天荒ぶりなシーンはおもしろくて笑いました☆
いろんな失敗もあったり(笑)
"彼女"の最期もかっこ良かった(;_;)
ウォルター少年くらいの男の子がいたら
おすすめしたい映画です。
スイカ
母親の企みで、金持ちの叔父さん兄弟に預けられた少年。おじいちゃん二人と過ごした日々、キラキラッの思い出ストーリー。
陽気で真っ直ぐ、夏が似合う映画です。
広大な自然の中にある家が素敵。最後まで安心して観れました。キレイです。
冒険好きなじいさんたちは今は何を楽しみに生きているの
総合:65点
ストーリー: 60
キャスト: 70
演出: 70
ビジュアル: 65
音楽: 70
じいさんたちのアフリカの過去の話がどこまで盛られた与太話なのかは置いといて、現在のじいさんたちが四人の若者相手に喧嘩に楽勝したり飛行機を独学で曲芸的な操縦出来たりという場面に無理を感じる。じいさんたちがどんなに普通じゃないやつらなのかを描写するのに、ここまでするのはやり過ぎのように思えて、いかに喜劇とはいえ素直にのめりこめなかった。金持ってるわりになんでこんな片田舎でくすぶっているのかもわからない。冒険好きならその金で何か始めてもっと楽しめばいいのに、魚をわざわざ銃で撃って訪ねてくる販売員を銃で追い返しては暇つぶしをしている。そんな今の生活がそれほど楽しそうにも思えないのだが。
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