コンフィデンスのレビュー・感想・評価
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コンパクトにまとめた王道の詐欺映画
まぁ最後はそうなるだろうと予想がついてしまうところは仕方ないか。いろいろ複雑にしているので、もうちょっと丁寧に描いても良かったのでは。 冒頭、ERのドゥベンコ先生が登場して驚いた。ERでは凄腕の外科医だけど、ここではカモにされて逃げる役! レイチェル・ワイズが赤毛で現れたときはハッとするほどきれいだった。
詐欺映画の王道
ギャングの資金を奪ったことから、巨額詐欺を挑むことになった詐欺チームの活躍を描く物語。
個人的大好きな詐欺をテーマにした映画。
テンポよく、知的トリックあり、驚きあり、それらがラストのカタルシスに繋がる・・・詐欺映画の良いところを詰め込んだ、王道映画です。
名優ダスティン・ホフマンのラスボスもお洒落で迫力があり、そのラスボスを麻薬で罠にハメるラストはカタルシスを感じるものです。
ただ、それでも幾つか気になるところがあって、高い評価が難しく感じます。
・「刑事・捜査官が実は仲間」というオチ。これは冒頭の掴みでもやっているので、最後もそのオチを使うのは2番煎じに感じてしまいます。
・同じく、射殺されるフェイク。これも2番煎じに感じます。
・仲間の刑事を罠にかけたこと。悪徳刑事とはいえ、罠にハメるのであればもう少しエピソードがないと、後味の悪さを感じます。
・スリ師の女性を仲間に引き入れること。スリの手腕を使わないのであれば、理由が分かりません。
・その女性が、仲間割れのような形で敵に情報を漏らすこと。敵に情報をもらすことによって、詐欺をしやすくする目的があったのでしょうが、それだけなら仲間から外れる描写は必要がなくなります。「詐欺」ではなく、「観客を騙す」ことが目的になっているように感じられます。
気になるところを列挙してしまいましたが、それでも楽しめる映画であることは事実で、私的評価は普通にしました。
詐欺師モノは、悪人から金を巻き上げることに意義がある。 本作の場合...
詐欺師モノは、悪人から金を巻き上げることに意義がある。 本作の場合、善良な人間も騙している点で高い評価はできない。 最後のどんでん返しはなかなかのものだったが。
詐欺師映画
詐欺師映画は『スティング』が基本。展開も手口も似ている。音楽や映像でスタイリッシュなところを印象つけようとしているが、その辺りは『オーシャンズ11』などと共通点がある。特にウッドベースを使った効果音はそっくり。 しかし、俳優も豪華である。ダスティン・ホフマンを贅沢に使い、ポール・ジアマッティやルイス・ガスマンなどの渋い脇役陣。連邦調査員にはジャン・レノかと思ったけど、アンディ・ガルシアだったんですね。最初から、胡散臭さが爆発でした。 冒頭から「俺は死んだ」などという台詞での始まり方は最近の流行りだし、死なないんだなとわかってしまう。もしかしたら、殺されたアルが生き返るのではないかと思ったけど、それだけははずれてしまった。
予備知識なければ面白い
主人公が詐欺師で、スカッとするって何か変な 気もしますが結構、楽しめました。 観終わったあと、前に観たことあったのを 思い出しましたが‥。
最後のどんでん返しだけがキモの作品なのに、読めてしまうし、穴はある...
最後のどんでん返しだけがキモの作品なのに、読めてしまうし、穴はあるし、残念。 ルーパスが誘いに乗ってしまったらどーすんの?あとゴドーが殺されちゃう可能性もあったよね。 退屈しなかったのとダスティンホフマン部分で、まあいいか…
最後のどんでん返しだけがキモの作品なのに、読めてしまうし、穴はある...
最後のどんでん返しだけがキモの作品なのに、読めてしまうし、穴はあるし、残念。 ルーパスが誘いに乗ってしまったらどーすんの?あとゴドーが殺されちゃう可能性もあったよね。 退屈しなかったのとダスティンホフマン部分で、まあいいか…
小心者の私
基本的に小心者なので、マフィアとか出てくるだけでドキドキしてしまう。女との最初の駆け引きや、キングとの駆け引きは目が離せない。
ジェイクが殺されたシーンから始まるため、どこでミスをしてしまうのか、自信は崩れるのか、ハラハラしながら楽しく観れた。
最後の大どんでん返しも非常に良かった。映画に対する一切の情報を持たずに観たのが良かったのだとおもう。下手に「最後の10分で。。。」なんて宣伝を事前に聞いていたら、面白さが半減するとこだった。
ラスト10分気づいた時には騙される!は大げさ?
ラスト10分気づいた時には騙される。こんな売り文句があるなら見られずにはいられない。たしかにラストで騙される。あーそういうことか。こんな感じだ。大どんでん返しとはまだではいけないなと感じる。まず個人的にだがラストの演出が気にくわない。たしかにラストまで同じように主人公が語っていくのだがせっかくのラストのどんでん返しならスピード感つけ一気に複線回収すればいいもののなんかあっさりと終わってしまった。裏切り者は誰なのか?と視聴者は考えます。あいつか?と思ったら違う。そしてあいつか?と思っていもまた違う。そしてラスト。こんな感じだ。正直勘のいい人はラストでこーなるなってわかってしまう。と不満もありつつなかなか楽しめた作品ではあった。
スティングの軽い現代版焼き直し
総合:70点
ストーリー: 75
キャスト: 75
演出: 70
ビジュアル: 70
音楽: 70
けっこうネタバレしていますので、まだ映画を見ていない人は注意してください。
これが初めて見る詐欺映画ならけっこう面白かっただろう。だが詐欺の大傑作映画「スティング」を見た後なら、容易に物語の流れが想像出来てしまう。途中で「スティング」同様にFBI捜査官が出てきたときに仕掛けがだいたいわかってしまった。また映画の最初に血糊の火薬を胸に仕込んで殺される役をやった場面を前ふりとしてわざわざ見せられれば、最後の場面もどうなるのかわかってしまう。
視聴者を騙そうとして騙せなければ、その映画の魅力は半減する。やはり「スティング」が良すぎて、それ以降はそれを超える詐欺映画というのが出来にくい。どうしても二番煎じになってしまう。
全体的に軽く話が進み、うまくいきすぎる感じを受ける。突然目の前で殺された人を見れば目標は状況をよく確認しないままあっさりと逃げ出すし、あまり計画に破綻がない。最後のほうで主人公のジェイクとカモであるキングの派遣したお目付け役のルーパスが、キングにジェイクの裏切りを報告して対立の関係がはっきりした後も一緒に酒を飲んでいるのも少しわざとらしい。
文句ばかり書いているが、それなりに楽しい映画です。「スティング」を見ていない人には特に娯楽として堪能できるでしょうし、見ている人でも見てもいいのではないかと思います。
騙されました!!
主人公のジェイクは一流の詐欺師だけあって見てるこちらまで騙されてしまい2転3転する展開がすごくおもしろい。 内容もわかりやすいしオスカー俳優のD・ホフマンやレイチェル・ワイズ、さらに主演のエドワード・バーンズとキャスティングも最高なのでおススメの一本です。 ジェームズ・フォーリー監督の「パーフェクト・ストレンジャー」やエドワード・バーンズ主演の「サウンド・オブ・サンダー」もおもしろいですよ。
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