ワンダー・アンダー・ウォーター/原色の海

劇場公開日:

解説

昨年、100歳の誕生日を迎えたレニ・リーフェンシュタールが48年振りに発表した監督作。71歳でライセンスを取得したレニが、2000回におよぶダイブで撮影した膨大な映像を編集した海のシンフォニー。なお、かつて訪れたアフリカを27年ぶりにレニが来訪するドキュメント「アフリカへの想い」(60分)が同時上映される。

2002年製作/45分/ドイツ
原題または英題:Impressionen unter Wasser
配給:東京テアトル=SPO
劇場公開日:2003年8月23日

ストーリー

レニ・リーフェンシュタールが海の世界に魅了されたのは70年代初頭。初めてシュノーケリングで海の中を覗いたのが、きっかけだった。その後、水中写真家ダグラス・フォークナーの写真集を見た彼女は、自分でも海の世界を撮りたいという欲求を抑えられなくなる。そしてなんと1973年、71歳の時、年齢を51歳と偽りみごとダイビングのライセンスを取得することに成功。以来、世界中の海を訪れ、海の生命の美を記録していった。本作は、レニが撮影した膨大な映像を基に、説明やナレーションを排し、美しい海の世界をありのままに映し出していく驚異と感動の海中映像詩である。

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