ロイヤル・セブンティーンのレビュー・感想・評価
全7件を表示
【”階級差なんてクダラナイ‼”英国貴族の父に会いに来た明るいアメリカ娘が惹き起こすファンタジック父娘コメディ。英国紳士、コリン・ファースはヤッパリ素敵です。】
■ニューヨークで母親リビー(ケリー・プレストン)と住む17歳の少女ダフネ(アマンダ・バインズ)。
ある時、生まれる前に母と別れてしまった実の父、ヘンリー・ダッシュウッド卿(コリン・ファース)に会うため、彼女はイギリスへと向かう。
そして父親が、英国貴族出身の政治家と知って驚くが、ヘンリーもまた驚きながら、彼女を受け入れる。
ダフネは、英国貴族として様々な公式行事に出席するが、天性の明るさが女王陛下にも愛されるが、遣り過ぎてしまう事もあり、父の政治家としての風評も怪しくなってしまう。
◆感想<Caution!内容に触れています。>
・アマンダ・バインズは、「ヘア・スプレー」と「小悪魔はなぜモテる?!」で観た気がするが、今作が一番良いのではないかな。
明るくて、自由なアメリカン娘が実に合っている。
・そして、彼女の父ヘンリー・ダッシュウッド卿を演じる英国紳士コリン・ファースとの英米父娘関係が、何とも良い感じで描かれているのである。
・何しろ、若き自由で奔放だったヘンリー・ダッシュウッド卿はリビーと愛し合って”ベドウィン様式”で結婚したのだが、ヘンリーの父が亡くなったため、父の地位を引き継ぐため画策により無理やり別れさせられたのだから、愛情が消えたわけではないんだよね。
・ダフネが、父の貴族階級に一生懸命馴染もうとするも、天性の奔放で明るい性格(多分、母とそして父の血も引いているね。)により、貴族社会を捨てて元の生活に戻る決心と、その姿を見て、ヘンリー・ダッシュウッド卿が政治家の道が自分の本心ではないと気付き、ダフネを追いかけてアメリカに来て、ダフネを抱きしめてリビーとキスをするシーンが素敵である。
<影のMIPは、ヤッパリ、ダフネのボーイフレンドのイアン(オリヴァー・ジェームズ)でしょう。今作は、英国貴族の父に会いに来た明るいアメリカ娘が惹き起こすファンタジック父娘コメディなのである。
そして、ヤッパリ、コリン・ファースは素敵なのである。>
アマンダの旬が映画で見られる
『恋するマンハッタン』で人気が爆発したアマンダ。
子役スターの旬は、いつまでも続かないもので、彼女も映画でのキャリアは成功しないまま、引退してしまいました。
そんなアマンダの、ほぼ絶頂期に撮られた作品で、名優コリン・ファースとの親子ドラマと、その時代を代表するティーンのシンボル的存在だった彼女の魅力が映画に散りばめられています。
なので、時を経た今となっては、時代のあだ花的作品になってしまい、見る価値は無いかもしれません。スキャンダルが、日本までは伝わってこない分だけ、まだましかも。アメリカでは、ひどいバッシングを受けてしまったようで、価値が暴落したことでしょう。
「石原さとみの若いころの恋愛ドラマ」なら見てみたい、と思っても、「高樹沙耶の出ている刑事ドラマ」なんて見る気になれない。そんな感じでしょう。
アマンダ・バインズが出演する映画では、『ヘア・スプレー』か『ロイヤル・セブンティーン』この2作品がキャリア・ハイでしょう。
タイトルなし(ネタバレ)
アメリカのルーツはイギリスにあり、と言いたいのか?分からないでもないが、フランス系、イタリア系、ドイツ系、スペイン系、ユダヤ系と白人だけでも多民族国家だし、更に多くの人種が加わる。
階級を意識していないようで、目一杯意識している。
但し、ジェームス・ブラウンはアメリカの白人よりも、イギリス人の方が理解している。イギリス人がみなビー・ジーズが好きと思うな、と言いたい。
Ride of your life
階級制度
自分らしさを大切に
全7件を表示