劇場公開日 2003年11月15日

「【”人民の人民による人民のための政治。そして本音を言う事の大切さ。”今作は超ポジティブ思考のブロンド弁護士が、旧態依然の政治界でポリシーを曲げずに突き進む姿が爽快なコメディである。】」キューティ・ブロンド ハッピーMAX NOBUさんの映画レビュー(感想・評価)

3.5【”人民の人民による人民のための政治。そして本音を言う事の大切さ。”今作は超ポジティブ思考のブロンド弁護士が、旧態依然の政治界でポリシーを曲げずに突き進む姿が爽快なコメディである。】

2024年12月18日
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■ハーバード大法学部を卒業し、エル(リース・ウィザースプーン)はエメット(ルーク・ウィルソン)との結婚式を三か月後に控えながら、仕事も充実した毎日を過ごしていた。
 ある日、エルは自分の結婚式に愛犬・ブルーザーの母も招こうと思い立つが母犬はセ・マニーク実験施設で化粧品開発のための実験台にされようとしていた。
 彼女はそれに反対しようと、所属法律事務所で出張するが、事務所がセ・マニーク実験施設と繋がっていたために、首になってしまう。

◆感想

・前作が、大変爽快で良き物語であったので、序盤はややテンポが遅い。そして、エルが法律事務所を首になってしまうシーンも、エルにしてはアッサリしている。

・只、エルがラッド下院議員(サリー・フィールド)の元で働く中で、初志貫徹し“ブルーザー法案”(どうぶつを実験台にしないようにする法案)を可決させようと、彼女が所属する女性社交クラブ”デルタ・ヌウ”のネットワークを使い、正々堂々と法案を通して行く過程はコミカル要素満載で良い。

・味方だと思っていたラッド下院議員のマサカノ裏切りと、彼女の口から出た”旧態依然とした政治世界”で生き残るための本音。
 だが、その言葉を聞いた、それまでエルの事を快く思っていなかったグレース(レジーナ・キング)は、一転、彼女の味方になって行く様は良い。

<特に、議会でのエルの”我慢しないで、本音を言う事の大切さ。”を、高級美容院で自分の望まないヘアスタイルにされてしまった事を例えに熱弁するシーンは、ナカナカであったよ。>

NOBU