太平洋機動作戦

劇場公開日:

解説

第2次大戦に活躍したアメリカ潜水艦を描く戦争映画。脚本を監督ジョージ・ワグナーが書き下ろした。撮影はバート・グレノン、音楽はベテランのマックス・スタイナー。出演は「騎兵隊」のジョン・ウェイン、「群集の中の一つの顔」のパトリシア・ニール、「リオ・ブラボー」のワード・ボンド、他にフィリップ・ケイリー、ポール・ピサーニ、ウィリアム・キャンベル、キャスリン・ギヴニー、マーティン・ミルナー、クリフ・クラーク、ジャック・ペニック。製作ルイス・エデルマン。

1951年製作/アメリカ
原題または英題:Operation Pacific
配給:ワーナー・ブラザース
劇場公開日:1959年10月29日

ストーリー

1943年、アメリカ潜水艦サンダーフィッシュ号は、南海の孤島に残された5人の子供と2人の修道尼を救出した。一行はデューク・ギフォード少佐(ジョン・ウェイン)の指揮のもとに救命ボートから本艦に移され、真珠湾に向かった。デュークは一行の中の産後母に死なれた赤ん坊の名付親になった。真珠湾について病院に様子をみに行き、そこで彼と離婚して今は看護婦になっているメアリー・スチュアート中尉に会った。彼等の離婚の理由はデュークが職務に熱心のあまり家庭をかえりみない点だった。その夜のデイトに彼女を誘うと、艦長“ペリイ親父”の弟ジョン・ペリイ中尉と先約があると断られた。ジョンはメアリーに求婚していた。が、デュークに逢って返事にまよった。海上哨戒に出かけたサンダーフィツシュ号は、洋上で日本軍輸送船と相偶した。魚雷は故障で不発、浮上して機銃戦となった。その時、弾にあたった“親父”は潜水艦を救うため、自分を艦外においたまま潜航を命じた。輸送船は沈没した。基地に戻り、査問委員会に付された。が、デュークの処置に誤りはなかった。ジョンは兄を殺したと彼を憎んだ。やさしく彼を慰めるメアリーにも冷たくあたるデュークに、彼女の心はまた硬化した。不発魚雷の原因解明の命が下り、苦心の結果、見事に故障を解決した。改良魚雷を積んでサンダーフィッシュ号は比島沖に出撃した。そこで見事に日本艦隊を捕捉し、味方に多大の戦果を与えた。その後味方の不時着した飛行士の救助にあたり、偶然ジョンを救出した。今は誤解もとけ、ジョンは彼の友情に感謝した。サンダーフィッシュ号は任務を終えて真珠湾に帰って来た。岸壁にはメアリーが待っていた。例の赤ん坊をひきとり、2人は再出発することにした。

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スタッフ・キャスト

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映画レビュー

3.0「太平洋機動作戦」から・・

2016年5月8日
スマートフォンから投稿
鑑賞方法:DVD/BD

興奮

ジョン・ウェインは間違いなく格好いい。アメリカ軍の潜水艦サンダー号に乗って、第二次世界大戦の太平洋で日本軍と闘う。日本人としては少し複雑な心境だが・・別れた妻とパール・ハーバーで再会したり、魚雷の不発の原因を乗組員と解明したり、最後は恋敵を海から救助する。主人公は英雄となり、強いアメリカを象徴する。1951年のモノクロ戦争映画。

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亮一君

4.0「太平洋機動作戦」を観て・・

2015年11月29日
スマートフォンから投稿
鑑賞方法:DVD/BD

興奮

名優ジョン・ウェイン出演の戦争映画。アメリカ海軍の潜水艦サンダー号の艦長をしている主人公デューク(ジョン・ウェイン)。真珠湾の軍港に寄港して別れた妻のメアリーと再会する。メアリーは海軍病院の看護婦をしていた。デュークはまだメアリーに気持ちが・・サンダー号が太平洋を航行していると、貨物船に偽装した敵艦(日本軍)がいた。潜水して敵艦の後方に回り込み、浮上して機銃掃射。そして船首から体当たりするなど激しい戦闘シーンが続く。またサンダー号の魚雷の不発を乗組員らで究明するため甲板で実験するなど面白い。また太平洋を航行する敵艦に魚雷を発射し続けるなどアメリカらしい戦争映画。日本人としては少し複雑だが・・
最後、デュークは負傷するが港にメアリーが迎えに来ていた。
1951年公開のアメリカ潜水艦の戦争映画。

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Ryoichi