「1984年を下敷きにしたトンでもアクション」リベリオン tabletapさんの映画レビュー(感想・評価)
1984年を下敷きにしたトンでもアクション
ジョージオーウェルの「1984年」を下敷きに全体主義的社会を描いた
アクション娯楽作品
人間の感情を抑制する薬が一般大衆に普及し、暴力を抑制
感情の発露を極限まで抑えるために文化的なものを破壊していた
主人公はその執行官である
と、良くあるB級SF作品の設定なのであるが
この作品は「ガン=カタ」に全てが集約されている
ガン=カタは「銃」と武道の「型」から考案された
最高にスタイリッシュな戦い方である
その無駄のないアクション、二丁拳銃による派手さ
近接格闘による銃撃の応酬
ガンアクションの新たな領域を開拓した傑作である
さらにクリスチャンベールと子役の素晴らしい演技により
お粗末な脚本がB級作品ではなくなっている
画面は全体的に地味なのであるが、ことアクションシーンになると
いきなり画面が明るくなり、雰囲気が変わる。最高である
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