スパイチームのレビュー・感想・評価

主人公たちは産業スパイチームと言うけれど、ハイテク窃盗団といった感じ、劇中でもトム・クルーズのことを引き合いにだしていたが、香港版ミッションインポッシブルもどきでした。社員証をスリするアナログからハイテクを駆使したセキュリティ突破までなんでもござれ、高所からのワイヤーアクションも多めだし、殴り合いは香港だからお手のもの、アクション娯楽映画として割り切れば結構楽しめます。
ただストーリーに難、がんの新薬を巡る官民の争奪戦ということは分かりますが登場人物の関係が分かり難い、おまけにオランウータンまで登場、癒しと笑い担当なのか、恩返しまでしていましたね。お宝は漢方を基にしたがんの新薬と言っていましたが何故無重力保管が必要なのか、スターウォーズのライトセイバーに似た警棒、超音波催眠薬、液体爆弾などハイテク三昧からアナログなスケボーもどきや素手での殴り合い迄ハチャメチャなアクション映画でした・・。