「片腕の戦士No.2‼️」片腕ドラゴン 活動写真愛好家さんの映画レビュー(感想・評価)
片腕の戦士No.2‼️
映画史上2番目に片腕キャラが似合う男、ジミー・ウォング‼️片腕ドラゴン‼️ちなみに1番は大河内伝次郎の丹下左膳‼️とにかく「燃えよドラゴン」と並んで世界中にカンフーブームを巻き起こした愛すべきカンフー映画‼️チープで荒唐無稽でちょっぴりリアル‼️まずストーリー‼️とある町に2つのカンフー道場があり、一方が非道の限りを尽くし、もう一方の門弟たちを皆殺し、生き残った主人公が片腕となりながらも、修行の末、勝利を収める‼️これは日本の任侠映画によくあるパターンですね‼️そして敵側が雇う用心棒たちのキャラ‼️黒塗りが笑えるヨガの達人‼️戦闘前に変な祈りをするムエタイ兄弟‼️怪しげな柔道家‼️いかにもな付け髭が笑えるラマ僧‼️牙を生やしてドラキュラみたいな沖縄空手の達人‼️このワケわからん敵キャラと死闘を繰り広げる片腕ドラゴン‼️たくさんの焼き石を突き、腕の全神経を切断、また繋ぎ直して最強の片腕へ‼️人間の体はそんな都合良くいきません‼️指一本で逆立ちし、ピョンピョン飛び跳ねたり、倒されてもすぐ直立不動で立ち上がるのが笑えるし、肝心のカンフーアクションもブルース・リーやジャッキーのアクションを見慣れている我々としてはあんまり凄さを感じないんだけれども、実はフィルムの回転速度を上げてスピードを出していたジャッキー映画に比べたら、ある意味リアルなのかも‼️修行を支えてくれた医者の娘とのエピソードを静止画で描いたり‼️映像センスが良いのか、ただ単に予算がなかったのか⁉️とにかく何も考えずに笑って楽しむ映画‼️ラストの決闘で目を潰された主人公‼️続編では丹下左膳と同じく隻眼隻手となるのかと期待したが、フツーに直ってたみたいで残念‼️