赤毛のアン アンの結婚

劇場公開日:

解説

『赤毛のアン』『赤毛のアン/アンの青春』と続いたカナダCBC製作の人気シリーズの第3弾。恋人ギルバートとの結婚と戦争の渦に巻き込まれながらも、力強く生きるアンの運命を描く。主演は前2作同様、ミーガン・フォローズとジョナサン・クロンビーが演じる。

2000年製作/147分/カナダ
原題または英題:Anne of Green Gables: The Continuing Story
配給:松竹
劇場公開日:2002年9月21日

ストーリー

プリンス・エドワード島、アボンリー。アンはマリラの死後、はじめて帰郷した。ニューヨークの病院で外科医として働くことになった婚約者のギルバートは、自分と一緒に行ってくれるようアンを説得する。そのために、ギルバートは大手出版社にアンの働き口を手配していた。しかし、そこで編集者として働くことになったアンは自分の原稿をやり手ライターのジャックに盗まれてしまう。一方、ギルバートも大都会の病院で横行する政治の渦に翻弄され打ちのめされる。夢破れた2人はプリンス・エドワード島へと戻り、結婚する。しかし、ほどなくしてギルバートは戦場へと発ち、そのまま行方不明になってしまう。アンはギルバートの足跡を辿ってフランスへ渡るが……。

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映画レビュー

3.5過去鑑賞

2019年11月27日
iPhoneアプリから投稿

確かに原作とはかけ離れたお話でした。

時代設定から違っていましたよね。
記憶が曖昧なのですが、確か“アンの娘リラ”が戦時下のお話だったような気が…。

一見した感じでは、困難に負けず行動するアンらしい作品のように感じられますが、前作までのようにユーモラスな感じは殆ど無く、空想好きだったアンのあのお芝居がかった独白シーンも一回だけでしたし、作品の雰囲気自体が違いましたね。

原作が無ければ、これはこれで有りかもしれませんが、原作かあるのに何故このようなお話にしたのかちょっと不思議な気がします。

一作目が本当に素晴らしい作品だっただけに残念です。
モンゴメリのアンに思い入れのある方にはちょっとお薦め出来ない作品でした。

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刺繍屋

3.0原作とは別作品

2013年3月4日
PCから投稿
鑑賞方法:CS/BS/ケーブル

難しい

総合:65点
ストーリー: 60
キャスト: 70
演出: 75
ビジュアル: 75
音楽: 75

 映画として前作より実に12年。映画の最初でマリラは登場することなく死んだことになっているし、グリーン・ゲーブルスは人手に渡り荒れ果てている。映画の中でもいきなりこんなに時間がたっているのかと少しおどろいた。
 その後の物語はかなり原作を離れたものになっているようだ。映画の持つ雰囲気とかは悪くないのだが、どうも赤毛のアンという最初の設定と登場人物を引き継ぎながらも全く違う別の作品として見たほうがいいかも。「赤毛のアン」そのものを期待すると裏切られた気分になる。
 前作まではまだある程度は原作の流れを引き継いでいたのに、何故ここまで原作から離れた作品を作って「赤毛のアン」と名づける必要性があったか、理解に苦しむ。独立した作品として映画自体の質は悪くないので、アンとは異なる別作品として作ったほうが良かったのではないだろうか。

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Cape God

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