記憶のはばたき

劇場公開日:

解説

オーストラリアの田舎町を舞台に繰り広げられる、ミステリアスなラブ・ストーリー。主演は「メメント」のガイ・ピアース。共演は「鳩の翼」のヘレナ・ボナム=カーター。これが長編デビュー作となる監督のマイケル・ペトローニが、脚本も手がけている。

2001年製作/101分/オーストラリア
原題または英題:Till Human Voices Wake Us
配給:ギャガ・コミュニケーションズ
劇場公開日:2002年9月14日

ストーリー

寄宿学校から帰郷したサムは、足の不自由な幼なじみの少女シルヴィと再会、互いにこれまでとは違うほのかな恋心をつのらせる。そんなある夜、湖で語り合ううちに、サムはシルヴィの義装具をはずし、彼女を水の中へと誘う。湖の中で優しくキスを交わし、恋人としての幸せ味わっている瞬間、サムはふと握っていたシルヴィの手を失ってしまう。彼女は二度と見つかることがなかった。そして20年後、精神分析医となったサムは、父の葬儀のため故郷へ戻る列車でルビーと名乗る女性に出会う。ルビーは過去に遭った事故の影響で記憶を失っており、サムは“言葉あそび”で彼女の記憶を取り戻させようとするが……。

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スタッフ・キャスト

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映画レビュー

4.0ノスタルジー

2019年7月8日
PCから投稿
鑑賞方法:CS/BS/ケーブル

 幼なじみシルヴィは脚が悪い。金属のギプスをつけないと歩けないのだ。そんな彼女は詩を愛し、自然を愛し、サムとは言葉遊びをする清楚な少女。川の船着場、鳥の死骸、謎の老婆、昆虫、とノスタルジックな雰囲気。ストーリーよりも雰囲気を味わう作品だった。

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kossy

2.0観ているこっちはシラケます

2018年11月2日
PCから投稿

シェイクスピアの儚いオフィーリアをイメージしたのでしょうが、作り手が感情移入しすぎるとどんなに美しかろうが観ているこっちはシラケます。
2014.4.24

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miharyi