「『時間は年老いたペテン師』に騙されるな!って事だ、」アトランティスのこころ マサシさんの映画レビュー(感想・評価)
『時間は年老いたペテン師』に騙されるな!って事だ、
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男性から見たアメリカ社会の変遷を描きたいのだろうなと思った。
アメリカン・グラフィティとスタンバイミーを足したような話だ。
事件は『赤狩り』の事ではあるが、それをアメリカ社会の汚点としてまでは描いていない。
『過去はいつも人の心を呑み込んで連れ去る。行き着く先を知るすべはない。そこにいい思い出があるよう願うだけだ』
アメリカの過去の事を言っている。この点が不満。アメリカに取って、過去の歴史を客観的に語りすぎ。
だから、アトランティスの心なのだと思う。
サリーと言う『少佐』との仲に付いて余りこの映画では話していない。多分、スティーブ・キングの原作では描かれているのだと思う。
この映画はちょうど僕が生まれた頃。スティーブ・キングの生まれが1947年だから、アメリカの団塊の世代だ。ベトナム、その後の中東の争いのアメリカ側の世代と言う事だ。
男に危害を加えられる女の子。読んている本が川に落ちる。
ジェンダー、焚書、赤狩りを客観的に描いていると思う。しかし、あくまでも客観的。
図書館を語るのはこのテッドと言う主人公が『本を読む』と言う事を言っていると感じた。
つまり、子供の頃に出会う『本の事』だと思う。
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