マリー・アントワネットの首飾り

劇場公開日:

解説

フランス王朝最後の王妃マリー・アントワネットを失墜させる原因となった、歴史に名高い「王妃の首飾り事件」を題材にした歴史サスペンス。監督は「アイ・ラブ・トラブル」のチャールズ・シャイア。脚本は本作がデビューのジョン・スウィート。撮影は「スティル・クレイジー」のアシュリー・ロウ。音楽は「デュエット」のデヴィッド・ニューマン。出演は「ボーイズ・ドント・クライ」でアカデミー賞主演女優賞を受賞したヒラリー・スワンク、「007/トゥモロー・ネバー・ダイ」のジョナサン・プライス、「レッド・プラネット」のサイモン・ベイカー、「戦場のピアニスト」のエイドリアン・ブロディ、「マンボ!マンボ!マンボ!」のブライアン・コックス、「この胸のときめき」のジョエリー・リチャードソン、「キャッチ・ミー・イフ・ユー・キャン」のクリストファー・ウォーケン。

2001年製作/118分/アメリカ
原題または英題:Affair of the Necklace
配給:日本ヘラルド映画
劇場公開日:2002年2月16日

ストーリー

18世紀フランス。かつての名門ヴァロア家に生まれたジャンヌは幼くして孤児となり、名誉を取り戻して宮廷に受け入れられることを生涯の目的と誓う。美しい貴婦人に成長したジャンヌ(ヒラリー・スワンク)は、貴族ニコラ(エイドリアン・ブロディ)と愛のない結婚をし、宮廷に入る機会を狙っていた。彼女が目をつけたのは、ルイ15世が愛人への贈り物として作らせた160万ルーブルもの首飾り。その首飾りを時の王妃マリー・アントワネットへの贈り物と偽り、枢機卿ルイ・ド・ロアン(ジョナサン・プライス)をだまし、名誉を買い戻す大金を手にしようと目論むジャンヌ。ニコラに加えジゴロのレトー(サイモン・ベイカー)、謎の男カリオストロ男爵(クリストファー・ウォーケン)の助けを得て計画は順調に進むかにみえたが、司法大臣ブルトゥイユ(ブライアン・コックス)の捜査が入り、計画は明るみに出てしまう。身に覚えのない「首飾り」事件にマリー・アントワネット(ジョエリー・リチャードソン)は激怒し、関係者は次々と逮捕され始めた。レトーはジャンヌに一緒に逃げようと迫るがジャンヌは拒否し、裁判にかけられ焼印を押される。その後ジャンヌはイギリスへ亡命し、作家として名を成し客死。「首飾り事件」は王室に対する民衆の不満を急激に悪化させ、フランス革命の原因のひとつとなった。

全文を読む(ネタバレを含む場合あり)

スタッフ・キャスト

全てのスタッフ・キャストを見る

受賞歴

詳細情報を表示

関連ニュース

関連ニュースをもっと読む

映画レビュー

3.0『なんて美しき妖艶なセイレーンたちだろう』

2013年2月11日
PCから投稿
鑑賞方法:CS/BS/ケーブル

萌える

最低でもマリーアントワネットが誰かという事を解っていたら見れます。

どう頑張ってもサイモン・ベイカーをパトリック・ジェーン(メンタリスト)の若き姿として見てしまい、劇中レトーの名前を覚えられませんでした・・・
彼はフランスでも口がうまかった。
高級娼婦が生んだ子と言われれば納得できます。垂れ目で金髪、どこか哀愁漂っている笑顔。
年上をとりこにするタイプ。それにしてもジェーン・・・・・・31歳上はないわー

ジャンヌが好みのタイプでないからかも知れませんが、笑顔も言われるほど魅力的じゃない。
もっと美人なら『毒婦』のように枢機卿を陥れることも可能かも、と思うのですけど
どこか田舎っぽくて。
後援を得て、着ている物は最新の流行になったのかもしれないですけど、彼女は最初のまま垢抜けない。

あとは史実の通りです。
史実ものってやっぱり終わりはあっけない。
だから何所で終わらせるかが難しいんでしょうね。

コメントする (0件)
共感した! 0件)
いずる

他のユーザーは「マリー・アントワネットの首飾り」以外にこんな作品をCheck-inしています。