「ブレイク・スナイダーって誰?」デンジャラス・ビューティー グレシャムの法則さんの映画レビュー(感想・評価)
ブレイク・スナイダーって誰?
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結構有名な映画だったのに、本日が初見。
なぜ観ることになったかというと、今読んでる『SAVE THE CATの法則 本当に売れる脚本術』
(ブレイク・スナイダー著)
の中で、ヒットする映画の脚本の構成について、ヒナ型のお手本として、紹介されていたからです。
(この映画、アメリカでの興行収入1億ドルの大ヒットだったそうです。)
著者が書いている構成のポイントは全部で15段階。
ほんのサワリですが、こんな感じです。
1 オープニング・イメージ
2 テーマの提示
3 セットアップ
4 きっかけ
という感じで展開し、途中には、
7 サブプロット、11 すべてを失って、などを挟み、
14 フィナーレ
15 ファイナル・イメージ
という構成が提示されます。
で、この映画は?
子ども時代の回想シーンから始まり(男の子を殴り倒して、助けた男の子にまでブスと嫌われるオープニング)、女らしさとは、というテーマが逆説的に描かれる(男まさりで、ガサツな日常)。
ボスから撤退と言われ(すべてを失って)、オープニングとは逆に、可愛い女の子に囲まれて、ベストフレンド賞をもらう(ファイナル・イメージ)。
うーん、なるほど❗️
ととても勉強になる映画でした。
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