タイタンズを忘れないのレビュー・感想・評価
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人種差別を超えて「達成に対する信念」が創り出す団結力
高校アメリカンフットボールチームで起こった人種差別の壁を様々な葛藤がありながらも、乗り越えることが出来た奇跡の実話を基に描いた感動作
日本で生きていく分には見えてこない人種差別の壁ですが、様々な映画で描かれていることだったり、海外の歴史を学んでいく中では歴然として起こっていた事実。
その中でも、ここでは1970年代のアメリカ南部での物語が描かれていました。
異なる人種の選手がお互いに「人種」ではなく、「1人の人」として関わっていく中で、一つのチームとなっていく過程は、スポーツの枠を超えて社会的テーマを深く掘り下げた力強い映画となっていました!
ヘルマン・ブーン監督は厳しい環境の中で異なる背景を持つ選手たちをまとめ上げます。
同じ目標を目指し、激しい練習や衝突、そして共通の目標を通じて、
チームは次第に「人種の違い」を超えた絆を築いていきます。
人種問題という普遍的なテーマを扱うこの物語ですが、人として1人1人関わることで、壁がなくなり、時代を超えて読まれるベストセラーのような重みと普遍性を感じます。
「達成に対する信念」への力が人種差別を超える団結力を創り出したのではないかと
個人的には考えさせられました。
人との関わりを深く考えさせられる本作品!
仕事には人間関係が不可欠です。
ぜひ多くの方々の目に触れてほしいと感じます!
「兄弟だ」
若きデンゼル・ワシントンが強い指導者を演じる。 人種差別が根強く残る街で、勝つためにひとつになっていくフットボールチーム。 衝撃の展開もあり、実話に基づくという点が、作品の魅力を倍増させた。 肌の色が違うだけで、なぜここまで憎しみあえるのか。 皆同じ人間なのだと気付いた時、苦しみを共に突破したように熱い想いがお互いを包む。 エンドロールでその後の活躍を知れて、心地よかった。 スポーツってすごい。 それに携わるひとの成長ってすごいと思う。
1971年のアメリカ
1971年のアメリカは公民権運動で、白人の高校と黒人の高校が統合される。 フットボールチームも統合され、コーチは黒人の主人公(デンゼル・ワシントン)となる。 親、生徒、兄弟、そして地域の人達も"差別"と向き合うことに。 実話の映画化で、作ったのがディズニー、とても良い作品に仕上がっている。
心あったまる一つ
学校の授業の一環で見た作品、 人種差別を描いていくスポーツを通して人との関わりをもっていくストーリー、 1人でじっくり見てたら思いきりボロボロ泣きたかったなー それくらい感動したのを覚えてる
フットボール映画の金字塔
僕が最初にアメリカンフットボールのゲームを観たのは、1985年のスーパーボウルだった。以降、これまでの40年弱一度も欠かさずにスーパーボウルを観てきている。85年当時のプロフットボールリーグNFLでQBとして名を売っていたのは、ウォーレン・ムーンとモバイルQBの元祖ランドール・カニンガムくらいで他には見当たらず、黒人監督に至っては皆無と言っていい状況だった。 本作「タイタンズを忘れない」で描かれる1971年という年はそれより遡ること15年。保守的な地域における黒人監督や選手の起用問題が、デモにまで発展するような大問題であったことは、米国スポーツ史にとって恥ずべき歴史としてしっかり刻まれるべきだと思う。現在のNFLにおいては、黒人QBはもちろん、黒人監督も数は少ないながら、定着しつつあり、人種差別問題は過去のものとなりつつあるが、コリン・キャパニックの国歌斉唱拒否事件や、今年マイアミドルフィンズの元監督が起こしたマイノリティに対する就業規則遵守違反問題など、全てが解決したというには程遠いというのが現状だ。 デンゼル・ワシントン演ずるブーン監督が南北戦争の激戦地ゲティスバーグの墓地を訪れ「分断」がどれだけ不毛な悲劇をもたらすのかを選手たちに説く。1971年を描いた2000年の映画は、2022年の現在も世界中をとりまく「分断」へ警鐘を鳴らし続けているように思えた。 若きライアン・ゴズリングの姿も必見。個人的にマイオールタイムベスト10に入る映画だ。
熱くなり涙が(;'∀')
学生時代に、バレーをやってた関係で勝負モノやスポーツものはだいすきですね。 これは、ある田舎町での人種差別とからの脱却を目指していき、スポーツを通じてる部分が共感できました。 スポーツは、アメフトですがやはりアメリカですねーー。。 役者がデンゼルワシントンで、一向にひかないアメリカナイズな演技笑 またひかないですが、何物も屈せず戦っていく姿は、感動ものでした。 今の日本人にもないあつい 人間ドラマもあって最高によかったです^^。
スポーツは人種を超える?
Creedence Clearwater Revival, Bob Dylan, The Hollies, Marvin Gaye, James Taylor, The Temptations, and Cat Stevens.などなど、全部の曲を知っているよという感じ。それに、フットボールも当時は随分暴力的だったんだなあ。反則になりそうな動きでこのスポーツを知らないからスポーツで楽しめなかったがスポーツの動きは興奮するね。でも主に選手やコーチたちの人としての生き方を楽しんだ。鑑賞後、この話は全てが実話でないとネットで読んだ。 1971年のバージニア州のアレクサンドリアが舞台でその高校T. C. Williams High Schoolは人種統合したばかりでフットボールのヘッドコーチとして黒人のハーマンブーンが入ってきた。今までの白人コーチビル ヨーストはブーンの下で働かなければならなくなった。その当時学校が人種統合されていなかった地域だからきっとヨーストにとって大変だったろう。 カルフォルニア出身の転校生サンシャインの態度は他の人とは違っていて、人間同士平等の付き合い方を知っているようだ。カルフォルニアがまた彼がリベラルだということがわかる。 ヨーストは、それもVirginia High School Hall of Fameに推薦されていた。後でちょっとヨーストのことをネットで調べてみたけど、心のある人のようだ。主将ゲーリーが事故で車椅子状態になるが、2年ぐらい立ち直るのにかかったとヨーストが。この立ち直るまで友達として支えたのはヨーストでゲーリーを車椅子のオリンピックで金メダルを取ったのもヨーストがコーチしたと。私はこの映画でヨーストの心の中を考えていた。それにこういうタイプは奥さんが逃げていく可能性がある。だってよく人の動きを見ているし皆の気持ちを考えて行動するし、力を発揮するときにはするが。ブーンは今の時代の監督として生きていたら問題を抱えると思う。スパルタ式だから。でもヨーストはメンバーを人間として扱っている。そのところが一番好きだ。 記事で10年後の1981年3月20日ゲーリーは酔っ払い運転していた運転手がセンターラインを超えて入ってきたため、その事故でバージニア大学の病院で亡くなったと。映画の最初のようにタイタンズのチームやコーチがこの葬儀に出席したと。ゲーリーは亡くなる前は Abbey Medicalという障害者のワーキング ブレイスを作る会社でセールズマネージャーをしていてた。それに、ビジネスの専門で北バージニアコミュニティーカレッジで勉強していたと。彼は自分の時間を旅行したり障害者の従業員について社長のコミティの代弁者だったらしい。ゲーリーは障害者のために世界で動き回りやすくアクセスしやすくしていた。—-ワシントンスターから 映画で8/15にチームはゲッツバーグ大学にトレーニングにバスで行く。黒人白人チームの生徒がお互いを受け入れられなく取っ組み合いになったりする。ゲーリーとジュリアスはというよりチームはゲッツバーグでの3時の朝練のブーンの動機の上がるスピーチで一つになっていく —チームは民族を繋いでハーモニーで一つになっていくと。
混成チームの快進撃
実話であるとしているがそこは映画なので脚色も多い(Chasing the frog.comのRemember the Titans true story behind the movie. 参照)。ゲリーの事故も試合の後のオフシーズンだったらしい。基本コンセプトのスポーツが人種の壁を超える力を与えてくれることは真実だろう、まして米国人ならフットボールは格別だし古今東西、地元愛は誰しも強いのだから。
南アフリカのラグビーチームを描いた「インビクタス/負けざる者たち」も似たような話、ひょっとしたらマンデラ大統領は TCウィリアムズ高校の話を知っていたのかも知れませんね。
アメフトはラグビーと違ってコーチの作戦指示が絶対命令、選手の頑張りも大切ですが優秀なコーチでないと勝てません、まさにブーン(デンゼル・ワシントン)とビル(ウィル・パットン)の協調が勝利を呼び込んだのでしょう。
実在のメンバーではなかったようですがアラン役で若いライアン・ゴズリングもでていましたね(当時20才)、ディズニーらしい美談に仕上げていて感動を誘います。
忘れません(。´Д⊂)
めちゃくちゃ感動😂 アメリカで人種差別の激しかった時代、肌の色の違いを乗り越えて、ついには全米2位のアメフトチームを作り上げた実話。 今回二度目の鑑賞。1回目は10代のとき。その時は人種差別、肌の色を乗り越えることが主題に見えた。でも、改めてみると、年齢や性別、さらには障害や価値観の違いを乗り越えるというテーマも見えてくる。 それを体現するのがシェリル。タイタンズの白人コーチの娘。アメフト好きの8歳。終盤でタイタンズの黒人コーチ、ブーンの家で、ブーンとシェリルがアメフトのテープを見ながら議論するシーンは、年齢や性別にとらわれず、お互いのソウルと向き合う名シーンだと思う。 色々な違いと向き合った本当にいい映画☺️
超越
人類は幾度も超えるべき壁に直面し、血を流しながら歴史を刻んできた。とりわけ「差別」の問題に関しては、未だに超えられない壁として立ち塞がっている。しかし、これは乗り越えた若者たちの物語。 大衆や大人は、時として若い芽を根こそぎ、摘み取り、その可能性をゼロにする。しかし、彼らは負けなかった。自分たちで生み出した「友情」「勇気」「信頼」が、いわゆる大人たちや歴史を壊した。 何者にも、どんな強大な力にも、奪われないものを、獲得したのだ。試合に勝ち続ける姿が人種の壁をハンマーで壊していくかのように見えた。世の中へのアンチテーゼの姿勢は、余計に反感を買うこともある。それでも、打ち勝ったのだ。 「奪うだけだ、生きていく力を」 大人や学校の先生は、日々、子どもたちと関わる中で、子どもの可能性を広げることに邁進している。反面、その可能性を奪ったり、飲み込んだりしている。 厳しいだけがすべてではない。優しいだけがすべてではない。人と関わる上で、たいせつなこと。どうせ奪うなら、悪しき慣習や邪悪な心だけを奪いたいものだ。
80点
いい話!
白人黒人でこんなにも問題がある中、
2人のコーチがフットボールで
部員の心を変え、周りの心まで
変えるすごさ、実話なのがすごい。
泣けるね。すごい俳優ばっかやし。
はじめの方、ストーリーの展開早かったけど
後半最高でした!
人種差別をスポーツで考えさせる
様々な人種差別をテーマにした映画はあるが、これだけ見事に消化している作品は少ないと思う。 差別を下らないモノとして容易に一蹴することはできないけれど、人は理解しあえると言うのを教えてくれる良い映画。 この手の映画を見慣れていても、良質な作品で人に勧めやすい。
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