タイタンズを忘れない

劇場公開日:

解説

保守的な田舎町のフットボール・チームをめぐる実話を映画化した感動作。監督は「フレッシュ」のボアズ・イエーキン。製作は「コヨーテ・アグリー」のジェリー・ブラッカイマー。脚本はグレゴリー・アレン・ハワード。撮影は「悪魔のくちづけ」のフィリップ・ルースロ。音楽は「60セカンズ」のトレヴァー・ラビン。編集はマイケル・トロニック。衣裳はジュディ・ラスキン・ハウエル。出演は「ハリケーン」のデンゼル・ワシントン、「60セカンズ」のウィル・パットン、「マーシャル・ロー」のウッド・ハリス、「パッチ・アダムス」のライアン・ハースト、新鋭のキップ・パルデュー、「クルーレス」のドナルド・フェゾンほか。

2000年製作/114分/アメリカ
原題または英題:Remember the Titans
配給:ブエナ ビスタ インターナショナル
劇場公開日:2001年4月28日

あらすじ

1971年、アメリカは公民権運動によって人種差別撤廃が叫ばれていた。しかし、ヴァージニア州アレキサンドリアのような田舎町では、そうした社会変化に順応できない。そんな中、白人の高校と黒人の高校が町の猛反対を押し切って統合され、町の最大の関心事でもあるフットボールチームタイタンズが結成される。そのヘッド・コーチとなったのが、黒人のハーマン・ブーン(デンゼル・ワシントン)。これまでヘッド・コーチを務めていたビル・ヨースト(ウィル・パットン)は自分の地位が黒人に奪われたことにショックを受けるが、やがてアシスタント・コーチを引き受ける決心をする。それでも人種の壁がチームにゴタゴタを起こしていた頃、都会からロニー(キップ・パルデュー)という転校生がやってくる。陽気で進歩的な彼の姿勢は、チームに影響と活気を与えた。そしてこの白人・黒人混成チームは大会で快進撃を続け、州大会の決勝に進み、一進一退の激しい攻防戦の末、見事に優勝するのだった。

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スタッフ・キャスト

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映画レビュー

3.0だからこそ。

2025年3月9日
iPhoneアプリから投稿

泣ける

単純

幸せ

ひとつひとつの描写の深みはそこまで無いし、実話ベースとは言え映画用に美談化した部分もあったのだろうと穿った見方をしてしまう自分がいちゃいます。国民性なのか、急にソウルミュージックを歌い出すシーンは小っ恥ずかしい。ディズニーが贈る、御伽話にも見えなくはないです。
だがしかし、こんな時代だからこそ直情型で善意に溢れたストレートな物語が、逆に響いたりします。何よりスポーツという純粋な題材が、チームでひとつの目標に向かうという直向きさが胸を打ちます。
そして、やはりデンゼル・ワシントン。役に与える説得力とストーリーを見応えあるものに数段階引き上げる推進力、素晴らしいです。

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吠えない狼

4.0人種差別を超えて「達成に対する信念」が創り出す団結力

2024年12月14日
PCから投稿
鑑賞方法:VOD

難しい

幸せ

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中野祐治

4.0デンゼルワシントンの熱血漢

2024年10月25日
PCから投稿
鑑賞方法:VOD

笑える

興奮

デンゼル・ワシントンの熱血漢と懐かしいロックミュージックを楽しめる作品。間違いはない。

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にち

4.0「兄弟だ」

2024年10月19日
スマートフォンから投稿

若きデンゼル・ワシントンが強い指導者を演じる。
人種差別が根強く残る街で、勝つためにひとつになっていくフットボールチーム。
衝撃の展開もあり、実話に基づくという点が、作品の魅力を倍増させた。

肌の色が違うだけで、なぜここまで憎しみあえるのか。
皆同じ人間なのだと気付いた時、苦しみを共に突破したように熱い想いがお互いを包む。

エンドロールでその後の活躍を知れて、心地よかった。
スポーツってすごい。
それに携わるひとの成長ってすごいと思う。

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ニモ