すべての美しい馬
劇場公開日:2001年6月30日
解説
若者の成長を描く西部劇風の青春映画。監督・製作は「スリング・ブレイド」のビリー・ボブ・ソーントン。脚本は「ミッション・トゥ・マーズ」のテッド・タリー。出演は「バガー・ヴァンスの伝説」のマット・デイモン、「レジェンド・オブ・フォール 果てしなき想い」のヘンリー・トーマス、「クレイジー・イン・アラバマ」のルーカス・ブラック、「ウーマン・オン・トップ」のペネロペ・クルス、「クレイドル・ウィル・ロック」のルーベン・ブラデス、「ハムレット」(00年)のサム・シェパード、「グロリア」(98年)のミリアム・コロン、「ホーンティング」のブルース・ダーン、「パラサイト」のロバート・パトリックほか。
2000年製作/116分/アメリカ
原題または英題:All the Pretty Horses
配給:ソニー・ピクチャーズ エンタテインメント
劇場公開日:2001年6月30日
ストーリー
1949年、テキサス州サンアンジェロ。青年ジョン(マット・デイモン)は父の死によって何もかもを失い、友人レイシー(ヘンリー・トーマス)を誘って国境の南に向かう。メキシコでカウボーイとしての新しい生活を夢見る2人。その途中、ジミー(ルーカス・ブラック)という生意気な少年に出会い、一時は彼も旅を共にすることになるのだが、村人たちに馬を奪われた事件をきっかけに、すぐ離れていく。そしてジョンとレイシーは、メキシコ人ロチャ(ルーベン・ブラデス)が経営する大牧場で働くようになる。ジョンは、ロチャの娘アレハンドラ(ペネロペ・クルス)と恋におちるが、彼女の大おばアルフォンサ(ミリアム・コロン)に交際を禁じられてしまう。やがて、ある朝、突然ジョンとレイシーは逮捕される。留置場には殺人を犯したジミーがおり、2人は彼の共犯だと思われたのだ。ジミーは処刑、2人は刑務所へ。ハードな生活が続く中、アルフォンサが金を出してくれて2人は釈放。ジョンはアレハンドラに会いにいくが、恋は成就されなかった。そしてジョンは、自分とレイシーと死んだジミーのため、危険を冒してかつて奪われた馬を取り戻しにいくのだった。
スタッフ・キャスト
- 監督
- ビリー・ボブ・ソーントン
- 脚本
- テッド・タリー
- 原作
- コーマック・マッカーシー
- 製作総指揮
- サリー・メンケ
- ジョナサン・ゴードン
- 製作
- ロバート・サレルノ
- ビリー・ボブ・ソーントン
- 撮影
- バリー・マーコウィッツ
- 美術
- クラーク・ハンター
- 音楽
- マーティ・スチュアート
- 編集
- サリー・メンケ
- 衣裳
- ダグ・ホール
- 字幕
- 小寺陽子
受賞歴
第58回 ゴールデングローブ賞(2001年)
ノミネート
最優秀作曲賞 | ラリー・パクストン |
---|