キャッツ&ドッグスのレビュー・感想・評価
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かわいいワンニャン(犬猫)コメディ
「あなたは犬派それとも猫派」という副題がついた本作、昔DVDを買ったまま未見でした。今回見ようと思ったきっかけは、以前たまたまSpotifyで聴いたカネコアヤノさんという歌手の「かみつきたい」という歌でして、、、。
その歌は、ネコの、脈絡がなく(ネコにとっては、ビシッと筋が通っているのでしょうが)、自由過ぎる気持ちを謳った歌詞なのですが、聴いていて「あれ、ちょこっと自分と重なるところがあるかな?」と感じたので、それを確かめられるかも、と思って鑑賞しました(映画鑑賞の理由としては、少し変わってますが)
結果として、、、
残念ながら、その検証はうまく出来ませんでしたが、ビーグル犬のお利口さんぶりと愛くるしさにメロメロになるお話でした。他のワンちゃんたちも、とても愛らしい!
疑問の検証が出来なかった理由は、一つ目には、副題からの想像とは異なり、ストーリーがイヌ側に寄っていたこと、二つ目は、この作品は自分が「犬好きか、ネコ好きか」を知る参考にはなっても、「自分のメンタリティが犬に近いか、ネコに近いか」を知る参考には、そもそもならなさそう笑、ということがあります。
ストーリーは、ミッションインポシブルか、はたまた007か⁈ というような対決をワンちゃんvsネコちゃんで繰り広げるというもの。「え〜、そんな、まさかぁ〜」と笑いながら最後まで楽しめるワンニャンコメディでした。失礼な話ですが、イヌのボスが何故か一瞬、007でMを演じたジュディ•デンチさんとかぶって見えたのが不思議でした(犬種が違ったらかぶって見えなかったかな。そう言えば確か、ジュディ•デンチさんは映画版CATSでは、ネコのボス役をされたような記憶が、、)
イヌ側に寄ったストーリーといいましたが、多分、製作者が犬派だからなのかも?と思います。
2001年に制作された本作は、登場するワンちゃん、ネコちゃんたちの映像は、体は実際の映像、顔はCGで加工を加えて、脚先など、所々ロボットも使っているようですが、ワンちゃんたちはその動きや生態などがとても忠実に表現されているのに対して、ネコちゃんたちの描写は少々粗めです(毛玉をケロってしまうシーンはありましたが、ネコと言えばこれ!ともいうべき「必殺ネコパンチ」は見られなかった気がします。残念!)
ネコちゃんたちは確かに作り物感が強めでしたが、そうは言っても、2001年の時点で、すでにあのワンちゃんたちの映像の完成度には驚きました。もうそんな昔にあれだけリアルに動物の動きを再現する技術があったのですね、、、知らなかったです!
アメリカの良きファミリー、可愛いワンちゃんたちを観て、ほっこりしたい方には、おすすめの作品です。
追記:
本作は、ペットとしてイヌとネコのどちらを飼おうか迷っている人にとって、参考になるかも知れません笑(犬の方に心が決まってしまう可能性は高いですが)。
自分の場合は、普段はYouTubeなどで犬猫どちらの動画も好きで良く見ますが、この作品を観て、将来飼うならやはりワンちゃんが可愛くていいな〜、という思いを強くしました(あと個人的にネコちゃんだと、若干、自分とは似た者同士という感じになり、”飼い主として可愛がってあげる”関係性というよりも、互いが微妙な距離感になるような気もしたりして、、。もちろん、さすがに自分の方は人間ですから?、日向ぼっこする場所をネコちゃんと真剣に取り合ったりはしませんが笑)。
もし将来、ネコ派の製作陣が制作するコメディ映画ができたら、ぜひ見に行きたいと思います。
2本脚で立ってカンフーで戦うイヌとネコの、人類の膝の上をかけた決定戦。
もうレビュータイトルの通りです。
メッセージ性があるとか芸術性があるとかじゃない、雑に見て雑にゲラゲラ笑えるファミリー系コメディ映画です。
実はイヌとネコは普通に立つし、話せるし、なんなら高度な科学技術力を有していて毎日人間の(膝の上の)支配圏を求めて暗躍を繰り返しているという世界。
この物語は日夜攻防を繰り広げるイヌのスパイとネコのテロリストのバトルの1幕。
コメディのラインで言えばマスク2とかスパイキッズとかのアメリカンなファミリー映画って感じのお笑い。それを実写またはCGでみんな可愛いイヌとネコが繰り広げるモノだから面白い。
今作はテロリストのネコが悪者なのだが、掲げる悪事が世界規模なのにとてもしょうもなくて可愛らしい。
「可愛い」をイヌからもネコからもたくさん接種できるので動物好きには超オススメ。
ネコのスパイと手を組んで反人類原理主義のテロリストと戦う続編も同じノリで超オススメですよ。
収録版によっては日本語吹き替えも豪華豪華でこちらもオススメ。
特筆すべきは映像でした
猫好きとしては複雑な気持ちw
あまりにベタなストーリーにがっくり。猫の脅威のない世界がいいものかにゃ~。
犬と猫の実写で擬人化された映像がコミカルで、続編の予告編に惹かれて、一作目をDVDレンタルしたのですが、あまりにベタなストーリーにがっくり。猫の脅威のない世界がいいものかにゃ~。猫派の愛猫家の反発を受けそうなラストです。
かなりのところでCGを使って表情を出しているものの、要所ではワンちゃんたちは演技していました。ワンちゃんたちの表情は生き生きとして可愛いので、犬好きな人なら許せるのかも。それに比べて、猫の方は、「忍者ネコ」なんかも登場したりで、かなりCG加工されすぎで、可愛くなかったですね。
続編を映画館で見なくて正解だったかも知れません。気軽に見られる作品なのでDVDでカウチポテトしながら、ながら見を決め込むのにはちょうどいい作品でしょう。
DVDでは、日本語吹き替え版が二種類あり、通常の声優の吹き替え版の他に、腹話術師のいっこく堂がひとり三役に挑戦したいっこく堂バージョンがあります。聞き比べてみるのも楽しいと思いますよ。なお、三役をやってみての感想などいっこく堂へのインタピュー特典映像も収められています。
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