「午前十時の映画祭9」ワンス・アポン・ア・タイム・イン・アメリカ 万年 東一さんの映画レビュー(感想・評価)
午前十時の映画祭9
電話の呼び鈴が永遠と鳴り続いているような、デ・ニーロが受話器を取っても鳴り止まない意表を突かれる序盤の演出から斬新。
E・モリコーネの音楽が印象的で、観終わってからも耳から離れずThe Beatlesの"Yesterday"を含めて場面毎に流れる効果は絶大。
性への欲求に背伸びしてみせるが食欲には勝てない、だって、まだ子供だし、幼過ぎる。
そんなケーキを食べてしまうシーンは五人の青春時代を象徴しているようで、何度観ても涙が出そうになる。
スーツでビシッと決めているデ・ニーロのイメージが、ビーチの場面では黒タンクトップにオールバックで青々しい髭剃り後もありゲイにしか見えない!?
エクステンデット版のBlu-rayは持っているけれど、映画館で観れる喜びと4時間11分の長尺は朝からだとさすがに睡魔との戦いになってしまうのは否めない!?
コメントする