ワーキング・ガールのレビュー・感想・評価
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こんな物語は現実的ではないけれど
総合:70点
ストーリー: 65
キャスト: 75
演出: 75
ビジュアル: 70
音楽: 65
世の中は不条理だらけでそんなうまくいくわけないよなと思いつつ、こんなことがあればいいなという願望が満たされる映画である。
学歴社会のアメリカの金融業界では、よい学歴・経歴のない者はそれだけで成功するための機会を最初から与えられない。自分は実力はあるのにと思って奮闘するメラニー・グリフィス演じるテス・マクギルのこの映画の成功物語は、ビジネスにおける会社の規則を破っていて現実的ではない。それでも困難にぶつかりもがきながらも前進しようとする姿はちょっと不恰好でも応援したくなる。
そもそもこの映画でメラニー・グリフィスは洗練された感じではなく、むしろ冴えない田舎者といった感じ。そこに親しみやすさがあるのかもしれない。これは特に彼女の敵役のシガニィー・ウィーヴァー演じるキャサリン・パーカーが、いかにも洗練されたエリート風であるのに加えて色々とずるいことをする典型的な憎まれ役を演じているので余計である。だが元々能力もやる気もあるが今ひとつ運にも見放されている彼女が、少しずつ洗練され幸運にも味方される姿が可愛らしい。またハリソン・フォードがこれまた典型的ないい彼氏役を演じるという、けっこうベタな物語。人生うまくいって何の不安もないときも、或いは人生うまくいかずに疲れたときにはこんな物語もいいのでは。
スキのない装いは、出来る女を引き立たせる
映画「ワーキング・ガール」(マイク・ニコルズ監督)から。
さすが1988年アメリカ映画、(ハリソン・フォードが若い(笑))
女性のヘアースタイルからファッションまで、
25年前ってこんな時代だったよなぁ、と思い出しながら、
特に、コンピュータが古すぎて笑えた。
(ディスプレイにグリーンのギザギザ文字が懐かしい)
さて、今回の気になる一言は、
「スキのない装いは、出来る女を引き立たせる」
作品の中では、シャネルの言葉として紹介されていたが、
妙に納得してメモしてしまった自分が可笑しくて。
管理職の仕事をしていると、どうしても部下の服装が気になる。
男性でも女性でも、仕事と家庭(プライベート)との切り替えを
朝の身支度でするはずだから。
それがそのまま、仕事の意欲として現れる気がする。
朝の出勤時間から装いまで、管理職のチェック項目は多い。
気になる一言を裏返せば、こうも言える。
「スキのある装いは、出来ない女を引き立たせる」
厳しいようだが、もう一度、なるほどなぁ、とメモに追加した。
働く女性に見てほしい映画
男性社会の中での働く女性がテーマ。
まぁ、タイトル通りです☺
主人公は彼氏に浮気されたり、好きになった男は上司の彼氏だったりと..男運なさすぎ!笑
仕事を頑張りながらも、恋愛もちゃんと?している。
素敵な女性像が描かれていました。
私はまだ学生ですが、働く女性にとっては勇気がわいてくる映画だと思いました☺
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