「クルーズ・コントロール!」ロボコップ(1987) kossyさんの映画レビュー(感想・評価)
クルーズ・コントロール!
シリーズでは唯一劇場にて鑑賞。観てからしばらくして購入した愛車アルシオーネにクルーズ・コントロールが付いていて感動した(笑)。しかし、テロリストとなった元市会議員や悪党の一味がクルーズ・コントロールにこだわるのか、今でも謎のままだ。
ロボットなのか、人間なのか、葛藤するサイボーグのマーフィ。自分が殺され復讐するという単純な構図にならずに、わずかに残された人間の時の記憶を取り戻す描写が面白い。警察が企業の傘下に入り、その企業が軍事産業でも躍進するという風刺を取り入れ、社会派映画とも受け取れるし、残酷なシーンを何箇所も使いホラー映画のような作風も面白い。
ロバート・モートン役のミゲル・ファーラーの爆破シーンも見物だ。助演男優賞をあげたいくらいだった。
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