ロッキー4 炎の友情のレビュー・感想・評価
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3よりは良い
最後のメッセージは感動した。
「今日2人のガイがここで殺し合った。でも2千万人が殺し合うよりはマシなはず。試合が進むにつれてみんなが変わったように、おれが変わったように、だれでも変われるはずだ。メリークリスマス」
簡明にして奥深い。それまでなんだか変な話しだなあ、と思ってたけどこれは凄くよかった。
でも音楽の使い方はひどい。あのテーマの使い方も下手だし、歌詞を字幕で流さなくってもいいだろう?
よかった
映画館で見てアホみたいなアクション映画になってしまったと思っていたのだが、改めて見たらすごくよかった。ただ、ポンコツのロボットとMTV感覚溢れるサバイバーの曲がフルコーラスで流れる場面などはいかがなものかと思った。
試合の場面がすごくよかった。死ぬほど殴られて立ち上がるロッキーの姿が素晴らしく感動的でまた、試合後のマイクも冷戦当時の世相を反映した素晴らしいメッセージで涙が出た。
ロッキーはそもそも1の時点でパンチで脳がやられている人物設定だったように思っていた。しかし、80年代にビルダー体型になったせいか、アメリカを代表するチャンピオンという肩書じゃないと体型に追いつかないようなどっちが先か分からないけど、脳もすっきりして明晰な頭のキャラになっていた。1作目からずっと引退をほのめかしていたのにどんどん強くなっていく。エイドリアンもどんどん美しくなっていた。ドラゴの奥さん役のブリジット・ニールセンが、私生活では後にスタローンの奥さんになるなど、いろいろなねじれを感じる一作だった。
ロッキー4は、ミッキーもいないし、アポロもいないので、少し寂しい感...
ロッキー4は、ミッキーもいないし、アポロもいないので、少し寂しい感じだけど、ロシアのボクサー、ドルフラングレンがとても良い。
やはり敵役はこれくらい魅力的でないと。ロッキーシリーズの中でベストファイトだと思う
アポロの挑発するキャラがここで活きてきた。ドルフラングレンのサイボ...
アポロの挑発するキャラがここで活きてきた。ドルフラングレンのサイボーグ感!ソ連の悪役表現。これが当時の関係なんだろうね。曲も良かった。
純朴なロッキーがいなくなって、国家の英雄となってアメリカの敵と対決
総合65点 ( ストーリー:60点|キャスト:70点|演出:65点|ビジュアル:70点|音楽:65点 )
冷戦が終わりに近づいてきた時代に、一人のボクサーとしてだけでなく国家的立場から見ても徹底的に悪役のソ連人と戦う。あまりそういうのを入れてしまって話を変に大袈裟にしてしまうと、もうボクシング映画としての純粋さが失われてしまう。科学的鍛錬をする敵役のドラゴと山小屋で古い鍛錬をするロッキーといった対比、冷酷なドラゴの描写とそれに怒りを燃やすロッキーが描かれロックが流れる、そんな演出もわざとらしさがある。かっこの悪い純粋さがあってかっこよかったロッキーが、ここではアメリカを代表するかっこのよい英雄になろうとしてしまって逆に外してしまった。でも試合開始直後のドラゴの怒涛の攻撃は凄くて迫力はありました。
やめてくれ
スライに大義やら国家やらを背負わせたら、ロクなことが起きません。
だってロッキーははみ出し者だから光り輝くんですよ。ランボーの魅力も忠誠を尽くしてた国家に見放されたからこそです。そんな人が官製プロパガンダの主役になっちゃいけません。
以上。
なにをやりたいんだ、この映画は。。。
1985年アメリカ映画。91分。ケーブルで毎月ごとに一本ずつ放映されている本シリーズも先月でようやく四作目。最初は興味なくても何回も再放送されると、ついつい観てしまうわたくしもわたくしですが、ほんとスタローンはしつこい!というわけで待望のロッキー第四弾でございます。
内容は、ロッキーの親友アポロが(当時の)ソ連の殺人パンチャー、ドラゴにリングで血祭りに上げられ、復讐に燃えるロッキーが適地ソ連で挑戦し勝ってしまうという滅茶苦茶な内容です。
スタローンが創り上げたもう一つのヒーロー、ランボーはソ連人と対峙するとひたすら弓だのマシンガンだのナイフを使ってなぎ倒していきますが、癒しキャラのロッキーは最後には友好のメッセージを送って終わります。
これは徹底的に大衆に迎合した映画か、スタローンが自分で自分を茶化している映画か、なにも考えずにとりあえずヒットを狙った映画なのかよくわかりません(この三つ全部当たりかも)。
かろうじてC-にならなかったのは、トレーニングシーンでカロリー燃焼できたから。
こんなスタローンですから、やはり動向は気にはなります。
って、これが本当の彼の狙いかも。
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