ローマの休日のレビュー・感想・評価
全46件中、21~40件目を表示
大切にしたい冒険じみた青春の感覚をローマの地で。
ヨーロッパを歴訪中のオードリーヘップバーン演じる某国の王女のローマでの1日お忍び観光。
ストレスを発散する様に束の間の休日を満喫する大人の青春劇。
グレゴリーペックは本当にカッコ良かった。
パパラッチもいい奴で。本当に粋な奴らです。
そして、やはり王女は王女らしく最後は元の場所に戻る。投げ出すこともできたはずなのに、
第二次世界大戦後のヨーロッパのこれからのためにそれは出来なかった。そのための1日でもあったと思います。
まぁ、でもやっぱ最後の2人が別れるシーンはちょっと切なかったですね。
伝説の女優の代表作
映画好きとしてこの作品を見ないわけにはいかないだろうと今更ながら初視聴。 オープニングで王女が各国訪問中のシーンでラッパ吹きながらダッシュしてるローマの狙撃連隊の方々の肺が心配になる…。
勝手なイメージから純愛物のストーリーかと思いきやガッツリとコメディタッチでアン王女を演じるヘップバーンが大暴れ。
タバコ吸うわスクーターをノーヘルで乗り回すわギターを人の頭叩き付けるわで良い意味で予想を大きく裏切られました。
あんなスタイル良くて綺麗な女性なのに中身は思春期の少女の様に無邪気で明るくて…世の男も女も彼女に夢中になった理由がよくわかる。 てか本当にスタイル良すぎ。 ウエストどうなってんだホント…。
当時のローマの住人の姿や街の活気は少し羨ましく感じた。 スクーターをノーヘルで2人乗り出来ちゃう所なんかは危険だけど、それが何故か自由を象徴している様にも見えた。
これまで王女としての責務に追われ、周囲に過剰なまでに守られ自由がなかったアン王女を見た後だと、自由と危険、不自由と安全は一方が増えればそれに比例する物だと感じた。
モノクロでも十分楽しめたし今後も何度も見る作品になると思うけど、いつの日か新たに映像技術が発展した時にヘップバーンの美貌や劇中のローマの姿をカラーで見てみたいと心から思える作品でした。
20~30年ぶりに観た → これは、やっぱり名作だ
面白かった場面や感想、等
1=25~28分:アン王女がジョーの部屋(推定6~8畳)に入った時の言葉、
「ここはエレベーターですか」 → 笑った
2=32~38分:ジョーと支局長の会話
前提条件=アン王女は発熱で本日の行動は全キャンセル
①それを知らないジョーは、出勤が遅れた理由を聞かれ、
②「アン王女の記者会見に直行してた」と虚偽の報告
③支局長がトボけて、記者会見の内容やアン王女の服装を質問
④ジョーは、作り話で回答 → 面白かった
3=57分:アン王女が美容院に入り、長髪をショートカットに変更
見た目が大変化 → 印象深い
4=78分:ジョーが、「真実の口」で噛まれた演技をしてアンを驚かす
→ 面白かった
5=「有名人が無断外出して、休暇・観光を凡人と楽しむ」は、
他でも、偶に見るストーリー → この映画が最初かな
①60%似=「水戸黄門漫遊記」
②90%似=1978.12月発行:サイクル野郎30巻、他
6=小生も、誰か有名人と、こんな事があったら、人生の良い思い出になる
出来たら、好きな芸能人とこんな事があったら嬉しいな
妄想:吉永小百合、和泉雅子、松原智恵子、十朱幸代、等なら最高
7=この映画の評価 → 面白かった
ロマンチックラブストーリーの傑作!!
何を書こう、なんて言えば伝わるのかな?
たくさんありすぎて、まとまらないので、好きな場面や思い出した場面を書きたいように書きます。
たぶん、初めてみたのは昭和40年代のテレビ、吹替だろう、そう池田昌子さんの高貴なお声がバッチリオードリーにマッチ、ここですでに惹き込まれたのを思いだします。
ジョー役のグレゴリーペックは城達也さん、あの太くて渋い声質がこれもイメージピッタリ!可憐で気品あるオードリーの王女とニヒルな大人の新聞記者グレゴリーペック、姿かたちが美しすぎる、かっこいいなー!うっとりです。
出会いから夜をともにして(何もなかった)一日デートするまでの展開は結構危うい、電話しに外に出てる間に王女に逃げられたらどうすんだ!?って冷や冷やしてました。
デート中の大事な演者、理髪師とのエピソード、このシーンも珠玉で、一部が今でもCMに使われるほどオードリーが美しい!断られても誘いまくるところがイタリア人で職人ながらどうしてもダンスに誘いたい演技がいい味出してます。
そりゃー、あんな絶世の美女二度と会えないもんなー。
次は大事なカフェのシーン。記事にするには写真が欲しいジョーは、電話で呼びつけていたアービングと合流し、ジョーの企みがなかなか理解できないアービングといろいろドタバタが始まる、王女のシャンパン代を払うのにアービングから借金していよいよ遊びつくしのデートが始まる、さー遊びまくるぞーって観てるこちらもあちこち動き回りローマ観光気分が味わえます!ここがこの映画のもう一つの楽しみです。
それからは、バイク二人乗り、真実の口(アドリブあり)、ドタバタをやって、私が一番びっくりしたのは、バイクで露店をなぎ倒し、警察につかまって、ジョーが二人は結婚するとか何とか言ったら、警察も被害者たちも許してくれ、毛むくじゃらの男が王女の口にキスした場面、演出なのか、まじかーって思ったら、オードリーもにっこり笑って流してた、あの俳優も一生の宝だろうな。
そして、最高の場面が近づく、サンタンジェロのダンス会場!
もう、ここは映画史上に残る笑いあり、サスペンス要素あり、そしてロマンスありの最高の場面。
ナンパしてきた理髪師と再会、そしてダンス、踊り方が二人とも最高に絵になる、そして王女を探しにきた隠密ガードマン達、ここでも記事のために写真をとりまくるアービングの演技がすばらしい、叫び声をあげる王女がさらわれそうになると、そこからはドタバタアクション、なんとジョーを助けるために王女が敵をギターで一発!しかし、敵が川に落ちると助けるために浮き輪を投げるなど王女が大活躍!
現地ポリスに隠密ガードマン達が御用、そして現場を逃れた二人が川へ飛び込む、そこからは、大人のラブロマンスシーン、最高の場面、難を逃れたびしょ濡れの二人が、すこし言葉を交わすと、見つめ合い即座に思わずキス!息を飲みます、美しい二人、これは日本人では絶対に、成り立たない。
(蛇足ですが、松嶋奈々子と堤真一もやまとなでしこでびしょ濡れでキスはしましたが、比較にならない。)
そして、ついに別れの時が、ジョーの部屋でシャワー浴び、服を乾かし、こんどは私が料理を作ってあげるわ、とか他愛無い話もなぜかさみし気、ラジオでは王女の重病を疑うニュース、パチッとラジオを切るジョー、やはり別れたくない、でも帰らなければならない宿命、またも抱き合い愛を確かめ合う二人、すごく自然なながれでまったく違和感がない美しさ、そしてついに学校(お城見たいな場所)に戻るとき、二人はすべてをわかり合っている、でも、ことばは少ない、迎賓館のような門の少し離れた場所につくや否や、今度は、ジョーが、王女を抱き寄せ熱い抱擁とキス、もうこれ以上ない切ない場面、お互いに元の場所に戻らなければならないことはわかりながらも、愛を確かめ合った二人。
そして現実に戻り、大スクープを賭けた編集長がジョーのもとへ記事の催促、もったいぶらずに早く出せと、とそこへ間が悪く現像を終えた写真を届けにアービングが、でも、編集長のやりとりがなぜか浮かない表情のジョーに気が付くアービング、必死にスクープをひた隠しにするジョーの姿が何とももどかしい。
結局、記事にはしないというジョーの態度に、最後のとどめに、ギターショットの写真とかをアービングは差し出すが、やはり記事はかけないとジョーは言う。なんとなく、察する悪友のアービングはがっかりするも退散する。
そして、王女の回復の会見に二人は向かう。
そこに現れたのは、ショートヘアのまさにあの美しいスミティ。
記者からの質問にヨーロッパ訪問で印象に残った土地はどこですか?の質問に、いずこも同じと言いそうになったが、いや、ローマです、とはっきり言葉にすると、ざわつく会見場。
それは二人がまたも愛を確かめ合った瞬間でした。
そして、異例の記者たちと交流、各国の記者と言葉をかわし、握手を、そしてジョーの順番、アメリカンニュースサービス、ジョーブラッドレイ、かっこいいなー!こおでは軽く挨拶のみ、そして、アービングの番、すると何か封筒を手渡し思い出にと、王女写真を確認、目を丸くする、アービングライターを出し、種明かし、しかし王女は取り乱さず、感謝の意、もう、最高のペーソス、ユニークで品がある、笑いと悲しみ!
そして、最後の別れ、王女はにっこり手を振り、ジョーと目と目で確認、なんて素敵な友情のような愛、王女はゆっくり去っていく。
そして、記者たちも立ち去り、アービングも声をかけず、静かに立ち去る、ジョーは誰もいなくなった素敵な会見場にたたずみ、思いにふける、そして王女が去ったあとをいまいちど確認して、出口へゆっくり進む、このシーンはもうただただ胸にジーンと深いものがこみあげ、涙なくしては見られません、なんて素晴らしい映画だっていうのが毎回思うこと。
オードリーヘップバーン、このすばらしい女優に出会えてほんとうに幸せです、かわいいし、気品があるけど、鼻につかない人間性、どこか庶民ぽいところも魅力です。
私事ですが親戚のおばさんがグレゴリーペックが大好きだったそうです、姿形もそうですがなんていうか大人で包容力がある表情に声質、おばさんがあこがれるもよくわかります。
これほど美しいロマンス映画は二度と出ないと思います、永久にないかもしれません、そんな珠玉の名作です!
まとまりのない文章で失礼しました。
永遠の都ローマ
窮屈な王室の生活から抜け出して、ローマで靴を買い、髪を切って、ジェラートを食べて、観光地を巡り、恋をする…
束の間の自由を謳歌するものの、最終的には元の生活に戻ることを選択する。
これまでは周囲から「押し付けられていた」王女のイメージを守っていたが、おそらく初めて自ら「選択」した行動だったのだろう。
王女としての立場に迷いが無くなり、より芯の強い女性に成長した姿が印象的に描かれている。
この映画が共感を呼ぶのは、窮屈な現代生活から抜け出して旅行を楽しみ、また日常生活に戻っていく我々に何か通ずるものがあるのかもしれない。
いざとなれば、いつだって人は「自由」を選択できるのだから。
15年くらい前の二十歳ぐらいの時に観た時は、とてもシンプルな話だな...
15年くらい前の二十歳ぐらいの時に観た時は、とてもシンプルな話だなぁくらいの印象で
今観ると、オードリーヘップバーンが凄く可愛いし、スクープとして金のために執着するも、当人の美しさを大切にしたいっていう気持ちもわかる。(今だとカメラがないとかが新鮮に見える。)
・とにかくオードリーヘップバーンが魅力的で良かった。
・登場人物に私利私欲に囚われたような嫌な奴がいなくて観ていて気持ちが明るくなった。
・城でのシーンは以前、物足りなく感じられたけど、今見るとオードリーの活劇が凄く迫力もあって良かった。
・写真家の友人?も、良い人で良かった。
・ラストシーンも切なくて良かった。
・リラが長くて驚いた。為替もドルの高さに驚いた。
人類史上最高のロマンス映画
その前に、オードリー・ヘップバーンって人間?人類?私たちと同じホモサピエンスって言う生き物?違うDNA持ってないですか?
高貴にして愛らしい。凛としてキュート。うーん、美しい・可憐・可愛い、などのありふれた言葉で、ショートカットのオードリーを形容する事は出来そうにありません。ななな、何なんでしょうか、この表現不能の美しさw
好きになってはいけない女性。好きになっても、どーにもならない女性。義務のため、男性を好きになる事など許されない女の子。24時間を共に過ごした二人は、それをわきまえ各々の生活に戻ります。人生でたった一日だけの輝きを共有した二人の物語は、愛というよりほんのりしょっぱいロマンス。二人だけの秘密を胸に抱えて、歩き出す二人に幸あれ。
レトロな脚本を、リアルに、芸術的に、完璧に完成された画で見せてくれる「ローマの休日」。こんな映画、もう誰にも作れそうにない気がする。オードリー・ヘップバーンと並ぶような女優さんが、まずは見つからないだろうってのもあるけど。
やっぱり、良かった!ものすごく!
午前十時の映画祭で鑑賞。
シアターがいつもより広かったにも関わらず、ほぼ満席。私が経験した「午前十時」で最多の入りでした。
私の替玉な人
何と言ってもローマです。ここで過ごした時をいつまでも懐かしむでしょう。
アン王女のロマンスと成長。
新聞記者ジョーの思惑と目的、心情の変化、狂おしいほどの未練。
共に楽しい時を過ごし、昂ぶる気持ちをほんの少しだけ重ねた二人が選んだ、選ぶしかなかった形に大号泣。
決して振り返らないで。私もそうするから。
形式的なゴアイサツ、足を締め付ける靴、たたみかけるスケジュールにウンザリする少女。
王女としての生活は冒頭に少し描かれるのみだけど、ド庶民の私にも伝わってくるその窮屈さ。
羽伸ばしていいじゃない。好きなことしていいじゃない。ちょっと抜け出していいじゃない。
豪勢なドレスを纏う姿よりも、ボウ付きブラウスにサーキュラースカートを着た姿があんまりにも可愛くて、目を奪われてしまった。
オードリー・ヘップバーンの可憐な容姿についてはそりゃ承知していたけど、スクリーンで動く彼女はちょっと想像以上に"替玉"で。
普段はうだつの上がらない新聞記者のジョーが放つ、ダンディでユニークな空気も堪らない。
何だその若い渋みと色気とかっこよさは。許せない。好きすぎる、魅力的すぎる、替玉だ、替玉30丁、ヘイお待ち、いや違う。
協力者カメラマン、アーヴィングのコミカルな立ち回りと気の利いた行動も好き。
ジョーのごまかしで必ず飲み物をこぼされ転ばされる不憫さが好き。
写真のセンスはピカイチ。
ライター式カメラの種明かしのシーン、アン王女の「全く…!」みたいな表情も、いたずらっ子みたいなアーヴィングの表情も最高だった。
思うがままに遊んで回ってみる一日。
底にある計画が生む微かなすれ違いや小競り合いがまた面白い。
思い切ったヘアカット、日差しの下で食べるジェラート、ベスパでのお転婆、真実の口でじゃれ合い、願いの壁に想い、船上のダンスパーティー、王族にあるまじき弾けた反骨の行動。
ご丁寧に二回繰り返した王冠授与の時の弾ける笑顔よ。
楽しい時間を過ごす2人(+1人)を観ながら、頭の隅を常に掠めていた切ない予感。
それが爆発する終盤はもうだめだった。涙と嗚咽が止められない。
癇癪を起こしていた少女も天真爛漫にはしゃぎ回っていた少女もそこにはいなくて、ジョーの未練と私の未練が重なる。
煌びやかなドレスはやっぱり美しくて、凛とした顔つきに堂々とした振る舞いに感じる進化。
全て投げ出して2人台所のある家に引っ越しても良かったのに。
存分に遊んで、人を好きになって、逆に芽生えた義務の意識。
冒頭ではうんざりしていたゴアイサツも自ら丁寧にこなしてみせる、とても1日だけ挟んだとは思えない成長っぷり。
でもきっと、また嫌気が差す時もあるだろうし、知らない世界を見て回りたい気持ちだって無くなりはしないでしょう。
そうなった時、そうさせてもらえる環境であってほしいし、そうなるように彼女が縛りを変えてほしい。
そして、二人過ごした1日間を思い出していつまでもいつまでも大事に取っておいてほしい。
ジョーは最後、たくさんのたくさんの想いを抱えながら廊下を歩いていただろうな。
側で観ていた私でさえそうなんだから、きっと私の何倍も巡り巡る気持ちがあるだろう。
しばしの喪失感の後、記者の仕事に身が入っていくのかな。アン王女のように。
ままならぬ人生、映画が終わっても時間は進む。
いつかどこかでアンとジョーの邂逅があったりしたら嬉しいな、と思いつつ、そんな時が来なくても良いのかな、とも思う。
そういえばお金は郵便で返してくれたのかしら。
かしこまった「Thank you.」の発音が好き。
午前10時の映画祭にて、初見。
この作品をスクリーンで観られて本当に嬉しい。
昔の作品ってスタッフも演者も亡くなっていることが多くて、それを考えてしまうと気が狂いそうになるけど。
午前10時の映画祭
見た。3回目ぐらい?
王女がローマ訪問中に抜け出して新聞記者と会う。
その肩書きはお互い隠したまま。
もともとは王女のスクープを撮ろうとした新聞記者も王女に魅かれて記事は出さず。
終わり。
王女みたいな皆が羨ましい人でも苦労はあるんやな。
“The wall wishes come true“ 願いは叶わなくても...
魅力的な唇のためには、優しい言葉を紡ぐこと。愛らしい瞳のためには、他人の美点を見つけること。by オードリー・ヘップバーン
オードリー・ヘップバーンの永遠の名作を午前10時の映画祭にて鑑賞。白黒ですし古い映画なので「自分には合わないかも知れないけど、有名なんで映画好きの義務教育的に一応観とくかぁ」ぐらいの気持ちで観に行ったのですが、意外や意外面白かったです。
本作で一気に名を上げたオードリー。実際に観てみると納得でした。王女という重圧に嫌気がさしてるちょっと子供っぽく見える序盤から、生き生きとローマを散策する姿、そして、自分の人生を受け入れ凛とした女性に成長した最後までどのシーンを取ってもメッチャ素敵でしたね。個人的に一番のお気に入りは追手の頭をギターで叩いてるショットでした。
願いの壁ではきっとあのまま自由になる事を願っていたと思います。それでも王女になる事を選んだアン。自分の責任を自覚した姿はとても凛々しく見えました。カッコいい女性だ!そして最後のジョーとの別れの握手が切ない!あ、さりげなくローマの写真を渡すアーヴィングは粋でしたね。
よく考えると公開された1953年ってまだテレビも一般的に普及されていないぐらいの時代なんですよね。今と違ってそれこそローマの景色とかまず観る事がなかった時代。やたらとローマの景色を映してあったので、きっと当時の人は映画を観て遠いローマの地に想いを馳せていたに違いない。
そんなローマでのラブストーリー。こりゃヒットしない訳がないですね。今観ても充分面白いので当時観てたら今よりもっと楽しめたんだろうなぁ。やっぱり映画は時代を映す鏡ですね。古い作品なので敬遠されがちですが、本作は永遠に輝きを失わない名作だと思います。オードリーの美しさと共にいつまでも。
正直期待外れかも
有名な映画なのでかなり期待して観た割りにラストが微妙でした。
後半のブラッドレーがアン王女に恋心を抱きはじめる展開が早いなあと感じました。
オードリーヘップバーンの綺麗さには圧倒されました。
切なさ二倍の終盤・・・
午前十時の映画祭にて鑑賞しました。
この映画、別れのシーンが二回有ります。
ちゃんと言葉を交わせる別れと、他人のふりをしなければならない別れです。
特に後者は、笑顔なのに切ない。主演のお二人、流石です。
別れのシーン二回で、切なさ倍増です。
なのですが、少ししっくりこない所もありました。
アン王女がジョーに惹かれるのは、何となく分かります。
ただ、ジョーの気持ちの変化が、自分には上手く感じ取れませんでした。
叶った願い事が貼られた壁の場面では、少しずつアンに惹かれつつあるのかと思いました。
でも、船上パーティーの場面に至っても、躊躇なく隠し撮りに協力してる様に見えました。まだ惹かれていなかったのかと。
ラストシーンの哀愁ただようジョーの姿を見る限り、最終的には深い恋愛的な好意を持っていたと思います。
しかし、船上パーティーから別れまでに、そこまで愛情が深まるイメージが湧きませんでした。
これは、自分の鑑賞スキルの低さ、また恋愛経験の足りなさによるところが大きいかもしれません。
なので、切なさが割り引かれました。
名シーンの数々や、印象的な台詞はとても素敵でした。
この映画をスクリーンで観れて良かったです。
とても楽しかった
20年位前にレンタルビデオで見て以来だった。『トランボ』を見ていたので、これがトランボが干された時期に偽名でシナリオを書いてアカデミー賞を取った映画なのか~と思いながら見ると、そんなつらい時期にありながら、とても楽しいラブコメであることに何か重みを感じた。
アン王女も記者もそれぞれの立場で誠実で、とても素敵な人物だった。アン王女がソフトクリームのコーンをポイ捨てするのがかわいらしかった。ネタ晴らしで、カメラマンが隠し撮りで使用していたライターを示したのはちょっとダメじゃないかと思った。
素晴らしい
オードリーが美人!!どの角度、どのシーンにおいても綺麗!!
ストーリーも良かった。女王の責任が生まれて駆け落ちしなかったからこそこの話は印象に残ったんだと思う。やはり、安くない!!
純粋な心。
悲しい、けどやっぱり楽しい!
そんな映画ですかね。
王女の純粋な心を写した写真の数々、彼らがお金目的として使ってしまっていれば彼女の純粋な心を奪ってしまうと同時に、その写真が秘めている本来の価値観が全く違うものになってしまう…
そんな苦渋の決断を見事に晴らしたジョーはやはり彼女の純粋そのもの、ありのままの可愛さに惚れてしまったのだ。
階段のシーンと真実の口のシーンがとても印象深い、どれだけの人が同じことをしたのだろう。笑
誰が見ても面白い古き良き白黒映画!
愛するからこそ離れる二人
①スクープをものにするか?二人は恋に落ちるか?というQ&Aで引き込む。
②王女は束縛された日々に嫌気が差し自由になりたい。お忍びで自由に街を歩くことができ楽しかった。しかし、公務を放棄したせいで平和な街に住む人々に不安を与えていることを知る。自分の公務が憧れていた生活を支えていたのだ。彼女は気持ちにけじめをつけて王宮へ帰っていく。もうわがままは言わない、その代わり自分の意見を言う。主体性のある姿がそこにはあった。
③ブラッドレー記者は、お忍びで街に出たアン王女と同じ時間を過ごしてスクープ写真をものにしたが、破棄してしまった。それはアン王女の苦悩を思ってのこと。彼女の美しい記憶を下世話に汚すことが憚られたためだ。二人は決して結ばれる事がないと解っている。お互いを愛するからこそ駆け落ちするのではなく、愛するからこそ元の鞘に収まったのだ。ブラッドレーは最後、余韻に浸りながら王宮を後にする。王女と過ごした日に未練を感じながら、しかしこれでよかったのだと自分に言い聞かせているかのようだった。
名作
オードリー・ヘプバーン綺麗すぎて見惚れてしまう。
王女アンが脱走して初めて自由に過ごす
、休日。
きっとすべてが新鮮なんだろうなぁ。
はしゃいでる姿すごくかわいい。
一晩で終わってしまう恋。儚い夢。
王女はきっとこれから大人になっていく。
Roman Holiday
すっごく素敵!終始素敵!
オードリーが可愛くて可憐で凛としていて上品でそれでいて茶目っ気もあってもう魅力たっぷり!!グレゴリーもハンサムでなんてジェントルマン!有名な真実の口のシーンはもちろん、今日はwork out!一緒に好きなことをして遊ぼうって言うシーンも大好き〜!学校が〜とかの辺りのやりとりも好き!ロングヘアもショートヘアもとっても似合っててかわいい〜!服装もとってもかわいい!何もかもが全く褪せない名作です!
最後の会見のシーンは、なんだか一段と凛としていて、アン王女の成長が伺える!案に秘密にしておくと伝えるのも、友達がアン王女に写真を渡したのも、いいな〜!
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