ローマの休日のレビュー・感想・評価
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妖精降臨‼️
これを観ずして恋愛映画を語るべからずとも言える名作‼️親善旅行の最中、窮屈な毎日からローマの町に逃げ出してきたアン王女が、新聞記者のジョーと共に忘れられない一日を過ごす‼️叶わぬ恋の物語なのですが、この作品はほぼ完璧と言っていいほどハッピーエンド‼️世間知らずのお姫様の一大成長物語‼️見せ場はやはり、二人が過ごした一日‼️まるごと全部最高のデート場面‼️アイスクリームの食べ歩き、バイクのふたり乗り、「真実の口」や夜のダンス・パーティなど、徐々に惹かれ合っていく二人の姿にキュンときてしまう‼️この一歩間違えるとかなり嫌味になる役を、オードリーはふわふわと妖精のごとく演じていてホントに見事‼️お互いに素知らぬ振りをしながら、視線だけで別れを告げるラストシーン‼️切ないです‼️そして究極の名セリフ‼️「どこが一番お気に召しましたか?」「ローマです」‼️ホントに素晴らしい‼️
憧れのローマ、1日の休日
何度もリバイバルされていたので、映画館で見たのは初めてではないが、何度見てもよくできてて感心する。
アン女王は世間知らずだが腹が立つほどではない。ジョーは利用しようとするが、紳士のままだ。何度見てもベッドを変えさせられるシーンは面白い。二人は魅力的で見てて飽きない。しかも切ない。全部詰まってる。
オードリーが世界を魅了した瞬間
名前くらいは観たことある人は沢山いるでしょうが
実際に映画館で観たことのある人は
昨今は少ないかもしれません。
第二次世界大戦が収束してほぼ10年になる頃、
ヨーロッパで一番古い王室の若きアン王女は
ヨーロッパ各地を表敬訪問する中、いくつ目かの国
ローマに到着し、歓迎の舞踏会に出席するところから
お話は始まります。
毎日分刻みのスケジュールに追われて
すっかりやる気の無いアン王女は、注目の集まる中
とんでもないことをヤラカシてしまうのですが…。
この始まりのコミカルなこと!!
楽しい楽しい!!
モノクロ映画なのに、オードリーの笑顔のアップ一発で
色の無いことなんか忘れさせてしまうそのオーラの鮮やかさ!
オードリーが世界を魅了した瞬間!!
古い映画だからダルいかも?
なんて思ってるそこのあなた!!
いますぐ上映中の映画館へ行きなさい!!
この映画を観て無いなんて、人生の損失です!!
で、月に8回ほど映画館で映画を観る
中途半端な映画好きとしては
いつもお話しを参考にしている映画評論家の
町山智浩氏の情報の受け売りですが
「ローマの休日」のヒロイン、アン王女は
何のためにヨーロッパを歴訪しているのか?
ローマの休日が作られたのは1953年。
第二次世界大戦が終わって10年になろうかと言う頃。
戦争で傷付いたヨーロッパ各国は戦争を乗り越え
結束を高めようとしていた時期です。
そのために、若くて美しいお姫様が各国を訪問することで
相互に理解を深めようとしたのです。
映画内の架空の設定ですが実際にヨーロッパでは
その様な機運があった時代です。
映画の中の若くてまだ子供っぽいアン王女は
その大事な役目がしっかりと理解できていなかった。
そんなお姫様の成長の過程を丁寧にコミカルに描くことで
最後に大きな感動が押し寄せる。
記者会見のシーンの見事なこと。
ラストのラスト、ある人物が溢れる思いを込めて
長い長い宮殿の回廊を歩く姿は
何度観ても涙してしまいます。
今回の4Kレストア版の公開タイミングで
新しい声優さんによる日本語吹き替え版が公開されて
初めて観る方が増えているそうで、
この映画を生涯ベストに入れてる私は嬉しい事この上なしです。
もう何回この映画を観たのか覚えていないくらいですが
2019年に
「ローマの休日 製作50周年記念デジタル・ニューマスター版」
を、久しぶりの劇場鑑賞後に投稿した記事が
今回の4Kレストア版の公開タイミングで
丸っと無くなってたので、再投稿しておきます。
ヘップバーン好きです。
久しぶりに見ました!可愛いオードリーも大好きなんですけど、最近は別れを描くストーリーのところに寄って見ていました。
そしたら、最後のところすごく泣けてしまいました。人との別れってなんでこんなに悲しいんだろう。こんなふうに綺麗に現実を飲み込んで生きていくの大変だなと思いませんか。
この映画から学んだことと言えば、対人において抱いた愛とか情とかは無くなる事はなく、形を変えてそのままあり続けるので、とりあえず美しい思い出にしておくことが自分の心に優しいよ、と言うことです。
オードリーヘプバーン綺麗可愛いのだけど、男性の方、かなり歳の差があるように見える。昔のロマンス映画って、女性はすごく可愛らしいのに男性の方がダンディすぎるの、なんでだろう??
何はともあれ大好きオードリーヘップバーン。
おそらく人生でいちばん多く見た映画かと
久しぶりに大きなスクリーンで見たが、まあ、今さら何をいう事があろうか。
見どころを上げていくと、
足をモジモジさせてヒール👠が脱げてしまうアン王女。
演説のレクチャー中にヒステリー😫を起こすアン王女。
睡眠薬💊が効いてキーツ?の詩を暗誦し始めるアン王女。
理髪店💈でショートカットにして御満悦のアン王女。
スペイン階段に座ってジェラート🍦を食べるアン王女。
(長くなるので中略)
自分の使命を思い出し、ジョーに別れを告げるアン王女。
そして、
記者会見で外遊の感想を聞かれて、
「どの土地もそれぞれに…(顔を正面に向けて)ローマです!何と言ってもローマです!」
「ご病気だったのに?」
「そうです。私はローマでの思い出を生涯忘れないでしょう」
ここはパプロフの犬のように見るたびに泣いてしまう😭
とにかく見てない人は見なくてはいけない。
観てよかった!! やっぱり不朽の最高傑作♡
数年ぶりに観たローマの休日。
製作70周年記念(字幕)4Kレストア版。
今までテレビ画面では
何度も観てきましたが
今回初の映画館での大スクリーン鑑賞
控えめに言って、最高でした。
(前から5列目ど真ん中!)
とにかくピュアで可愛くて
美しすぎる高貴なオードリーを
大スクリーンでうっとりじっくり
拝めた感動とこの上ない至福感、
感無量でした。
よーく知っている
ストーリーながら新鮮で
あっという間に引き込まれ
モノクロなのに
途中でカラーかと錯覚したほど
いつも色鮮やかに観えるって
すごいなって感じました。
昨今の超高画質作品に
見慣れていましたが
(もちろん素晴らしいのですが)
文明の利器に頼ることなく
人の本来持つ想像力や感性を
引き出せるのはやはり流石です。
何度見ても楽しいし美しいし
クスッと笑える場面も多々ありつつ
終盤の切ないお別れシーンは
大スクリーン効果なのか
歳のせいなのか響きまくり
今まで以上に感情移入しまくり
過去イチ泣いちゃいました。
運命ってばもー。
ラストの数秒間、
目で語る(語り合う)シーンは、
何度見てもウルッとグッときます。
そして清々しく爽快でした。素晴らしい。
(潔い女性、うしろ髪ひかれがちな男性、
男女あるあるな本質の描き方も爽やか‼)
決意と強さの中に秘められた愛
美しく凛としたアン王女
24時間での成長(決意)ぶり、
すんごくカッコよかったなぁ。
あの麗しい眼力、たまりませんね。
オードリー以上は居ないです。
観るたびに新たな気づきがあり
本当に本当に素敵で素晴らしいです。
改めて名作中の名作だと再確信。
大好きなこの不朽の名作を
大スクリーンで観ることができ
心も洗われ感謝感激、幸せです。
上映後、席を立ち背筋ピン‼と
姿勢良く劇場を出たのは
きっと私だけではないはず。笑
ちなみにプログラム(パンフ)は
無いかと思いきや・・発見!!
しかもビックリプライス
(1,500円・・他の約2倍)でしたが^^;
皇族の結婚式の招待状かのような
美しい純白の上質紙に一目惚れし
中身も見ず迷わず買っちゃいました。
完全ジャケ買い。
上映前に
素敵なポストカードも頂けたし
素敵なプログラムも入手できたし
最初と最後に
あの懐かしき淀川さんも拝めて
ほっこりできたし(映画観た感up)
エンドロールなかったし
普段の映画と違う特別感
色々と感無量でした。
70周年記念の期間限定上映でしたが
10年、20年、30年後の100周年も
ぜひ企画し続けてほしいな。
お婆ちゃんになっても観ます‼映画館で‼
(私の後ろは高齢ご夫婦、素敵でした♡)
素敵な企画上映を
ありがとうございました!
最高でした‼
(余談)
今年はワイルドスピード
ミッションインポッシブル
そしてこのローマの休日・・
今年は大好きな作品が揃って
“ローマde激走”という奇跡のビンゴ!
激走したくなる街No.1 確定⁉ 笑
そしてローマ激走の元祖は
ローマの休日だったと気づけたことは
まさかの嬉しい誤算、収穫でした♡
(ローマ行きたい〜)
23-107
良いものはいい。
最高です
スクリーンでオードリーを観れる悦び
(原題) Roman Holiday
改めて深い感動を味わう事ができて😊
旅の持つ魅力が実は詰まってる映画。
本作は過密スケジュールから抜け出した王女と、その事実をスクープとして利用しようとする新聞記者の話。
王女は日々の公務にうんざりしていてローマの街に飛び出し、そこで前から憧れていた市民の暮らしを1日だけ楽しむ。
美容室で髪を切り、ジェラートを食べ、スクーターに乗って街を疾走し、観光スポットを巡り、ダンスパーティーに参加し、新聞記者の男性とキスをする。
抑圧されていた感情が浄化されるような晴々とした解放感があるのは前半のスケジュールの過密っぷりが効いてるのか、オードリーヘップバーンの持つ魅力か、それともシンプルにローマの雰囲気か。
この映画はラブストーリーのようでラブストーリーでない。
ローマの地に魅了された1人の人間の話だと思う。
そこでの出会いも、共に過ごした特別な時間も、非日常の世界に足を踏み入れた彼女の好奇心が成し得たもの。
ローマの休日というタイトルが示す通り、これはローマのとある日常を切り取った映画。
旅は出会いでこうも楽しくなるし、お金もかかるし、たくさんのトラブルもある。
そうやってその舞台となった土地はその人に取って特別な思い出の場所となる。
私はこの映画を映画館で観れて良かった。
久しぶりにいい映画をみた。「映画」というものを観た気がする。映画を...
何度観ても素晴らしい! 4Kで蘇った恋愛映画の金字塔
映画史上、永遠に語り継がれるであろう名作中の名作が4Kレストア版でリバイバル上映
オードリー・ヘップバーンさんがすごく綺麗で可愛くて素敵です
何度観ても見飽きないストーリー展開、全く無駄のない完璧な完成度に毎回 感心します
私のベストムービーに入る「ベン・ハー」を撮ったウィリアム・ワイラー監督がこういったロマンス作品を撮ったことが自体が意外ですが、その上 さらに最上の完成度というのがとてつもない監督だなあと毎回しみじみ思います
作品の持つ雰囲気が真面目一辺倒でなく、オードリーさん演じるアン王女がスクーターで下手くそな運転でローマ市内を暴走する所や水上パーティで大乱闘になりギター(?)で男をぶっ叩く所、以前CMでも使われたグレゴリー・ペックさん演じるジョーが真実の口に手を突っこんで噛まれた真似をしアン王女がメチャクチャ驚いて怖がる所、などなどラブコメ要素も持っていて、全編通して小気味よく、軽快に流れていくストーリー展開が観ていてとても楽しくてハッピーになります
昨今の技術革新で古い作品がどんどんフィルムから同等の画質を誇る4Kでレストア・ソフト化され、中にはこうやって劇場でリバイバル上映されるものも少なくなく、とてもありたいですね
何度もDVDで観てきましたが、やはり劇場で観ると全く違う味わいで、月並みな流行り表現で言うところの完璧な”没入感”が得られます
本作はストーリー展開や絵面含めて作品自体 何度観ても古さを感じないのですが、こうやってノイズが無くなり映像が良くなる事でなおさら観やすくなっているため、古いのを理由にして食わず嫌いをしている人には是非観ていただきたいと思います
最後に、作品前後にオマケで付いていた、1979年に”日曜洋画劇場”でTV放映した際の映画評論家のレジェンド 淀川長治さんによる作品解説、懐かしすぎて目頭が熱くなりました
まごうことない名作
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