「ストーリーを知っていても、引き込まれてアン王女と一緒に冒険できます!」ローマの休日 のりたまちびさんの映画レビュー(感想・評価)
ストーリーを知っていても、引き込まれてアン王女と一緒に冒険できます!
クリックして本文を読む
昭和の頃、初めて「ローマの休日」を観たのは、高校生の頃でした。
茶の間の小さなブラウン管テレビに映る、おてんばでおちゃめ、妖精のようなアン王女に目を奪われました。
アン王女だけアニメじゃないかと思うくらい、現実離れしていました。
3年前まで、オードリー演じるアン王女が、私にとって世界一美しい人でした。
アン王女とジョーは、最初親子のように見えました。
髪の毛をバッサリ切って、アン王女が、かわいい少女から凛としたレディに変わります。
顔のライン、目の輝きがくっきりして、彼女の美しさが際立ちます。
気が付けば、2人は惹かれ合い、恋に落ちていました。
タイムリミットが来て、2人が別れるシーンは切なかったです。
ラストシーンもよき。
きっと、この初恋が、彼女の支えになっていくんだろうな。
オードリー・ヘプバーンとグレゴリー・ペッグに拍手です。
最初から最後まで、全く無駄なシーンもセリフもない、完璧な名作。
笑いあり、涙あり、ほっこりあり、切なさもあります。
初めて映画館で「ローマの休日」を鑑賞できて、至福の時間となりました。
コメントする
