「永遠の都ローマ」ローマの休日 カツカレーライスさんの映画レビュー(感想・評価)
永遠の都ローマ
クリックして本文を読む
窮屈な王室の生活から抜け出して、ローマで靴を買い、髪を切って、ジェラートを食べて、観光地を巡り、恋をする…
束の間の自由を謳歌するものの、最終的には元の生活に戻ることを選択する。
これまでは周囲から「押し付けられていた」王女のイメージを守っていたが、おそらく初めて自ら「選択」した行動だったのだろう。
王女としての立場に迷いが無くなり、より芯の強い女性に成長した姿が印象的に描かれている。
この映画が共感を呼ぶのは、窮屈な現代生活から抜け出して旅行を楽しみ、また日常生活に戻っていく我々に何か通ずるものがあるのかもしれない。
いざとなれば、いつだって人は「自由」を選択できるのだから。
コメントする