劇場公開日 1989年9月23日

ロードハウス 孤独の街(1989)のレビュー・感想・評価

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3.0用心棒の活躍劇

2025年2月16日
Androidアプリから投稿
鑑賞方法:DVD/BD

酒場の用心棒が主役のアクション映画。

まず意表をつかれたのが主演のパトリック・スウェイジ。もっとゴツいイメージだったがかなり引き締まった肉体。これはこれでかっこいい。
ストーリーの流れは良かったし、内容も濃い。最後の戦いの決着も予想外で良かった。
だがアクションシーンはちょっと微妙。見せ方は上手いと思うけど、迫力と緊張感に欠ける。アクションシーンがけっこう多いのにあまり印象に残らなかったな。あのキックボクシングの怪鳥ベニー・ユキーデがアクションに関わってるんだからボクシングスタイルでも良かったんじゃないかと。
それと主役の過去に少しは触れても良かったんじゃないかと思う。
特にジミーの喉を引き裂くシーンより前に、どこかで過去を語るシーンでも入れて過去に正当防衛で喉を引き裂いたシーンを出しても良かったんじゃねーかなとか思いました。

あとちょっとした不満を言うなら最後の戦いの決着後、二人が湖で戯れるシーン。あれは何か微妙。一応彼女の育ての親?恩人?なんだし、彼女もラスボスの死を喜んでるように見えるのは少し複雑っていうかなんつーか。町を出る後ろ姿で締めるとかの方が良かったな。

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カミムラ

2.5二面性が武器なのに

2024年8月15日
PCから投稿
鑑賞方法:その他

パトリック・スウェイジの印象は、繊細で骨太。無骨で優しい。優雅でまっすぐ。と、2面性を表現できるキャラクターにあったと思います。ところが、この映画では無骨、まっすぐ、骨太という一面にだけ光が当たり、キャラクターの深みが感じられませんでした。

ストーリーはよくある『シェーン』的ヒーロー映画で、たまたま人気のあったパットが主演しただけ。それ以上の何か、彼らしさというものが感じられなくて、残念な出来栄えの映画でした。

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うそつきかもめ