レッド・ロック 裏切りの銃弾

劇場公開日:

解説

アメリカ中西部の町を舞台に殺し屋に間違えられた男と、彼が巻き起こす事件を描くサスペンス作品。監督は「もういちど殺して」のジョン・ダール。エグゼクティヴ・プロデューサーはマイケル・カーンとジェーン・マッキャン。製作は「ツイン・ピークス ローラ・パーマー最後の七日間」「ワイルド・アット・ハート」等を製作したプロパガンダ・フィルムズのヤニ・シグヴァットソンとスティーヴ・ゴリン。脚本はジョン・ダールとリック・ダール。撮影は「続・蘭の女」のマーク・レショフスキ。音楽はウィリアム・オルヴィス。美術はロバート・ピアーソン。編集はスコット・チェスナット。衣装デザインはテリー・ドレスバックがそれぞれ担当。

1992年製作/アメリカ
原題または英題:Red Rock West
配給:コムストック
劇場公開日:1993年10月30日

ストーリー

かつては石油採掘ブームで賑わったアメリカ中西部の町、レッド・ロック。今では人口わずか874人だけのこの小さな町に、仕事を求めてテキサス生まれのマイケル(ニコラス・ケイジ)という男がやってくる。町の酒場レッド・ロック・バーで一杯ひっかけていた彼は、地主のウェイン(J・T・ウォルシュ)から、テキサスから来るはずの殺し屋と間違えられ、ウェインの妻スザンヌ(ララ・フリン・ボイル)の殺害計画の概要を聞かされる。ことの重大さを認識しないまま、マイケルはウェインから前金の5000ドルを受け取ってしまう。それからしばらくして、命を狙われているスザンヌの方からも、夫が提示した額の2倍を払うから夫を殺してくれと持ちかけられ、マイケルはこちらのほうもためらわずに、金を受け取る。彼は町の保安官宛てに事件の真相を暴露した手紙を投函し、金だけ持ってレッド・ロックを後にする。だがその夜、マイケルは交通事故に巻き込まれ、実は保安官だったウェインの許に戻ることになる。時同じくして本当の殺し屋ライル(デニス・ホッパー)が町に姿を現した。マイケルはスザンヌと共に、ウェインの許から逃亡、ライルはウェインの依頼通りにスザンヌを殺すため追跡を開始する。追い詰められた二人は、ライルと戦い、スザンヌの銃がライルの息の根を止める。2人は列車に乗るが、スザンヌが金目当てに突然裏切り、マイケルに銃口を向けた。2人は揉み合い、スザンヌは列車から落ちてしまい、札束もすべて宙に舞ってしまう。マイケルは1人茫然と列車にゆられて去っていく。

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スタッフ・キャスト

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映画レビュー

3.5殺人のお仕事

2021年8月13日
PCから投稿
鑑賞方法:CS/BS/ケーブル

 脚が悪いニコラス・ケイジ。もらった5000ドルも持ち逃げすればいいや!くらいに思っていたので、スザンヌに直接話をすると、倍額でウェインを殺すようにそそのかされた。保安官にその事実を知らせようとするマイケルだったが、途中で人を轢いてしまう。しかも被害者の腹には銃弾が・・・そして保安官はウェインだった・・・出来すぎのようだが、ここまでのプロットでもうグイグイ引きこまれてしまう。受け取った金を車に置き忘れ、轢かれた男もスザンヌの彼氏だったようだし、謎を残したままドラマは進む。

 ガソリン、ガソリンスタンド、バーと常に登場、といい感じの伏線。前半の展開の凄さに比べると、後半はありきたりのサスペンス映画になってしまっているのが残念だが、ニコラス・ケイジの潔さに4点!何となくコーエン風。

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kossy

4.0子供の頃の思い出!

2020年5月12日
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映画は生き甲斐

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