「ブリジット・ニールセン伝説の序章」レッドソニア kossyさんの映画レビュー(感想・評価)
ブリジット・ニールセン伝説の序章
知る人ぞ知るシルベスター・スタローンの元妻ブリジット・ニールセン。今作で華麗なデビューを飾り、ラジー賞新人賞も受賞。アクション、特に剣術ではシュワちゃんよりもサマになっていると感じた。シュワちゃん演ずる準主役の孤高戦士カリドーは力任せに剣を振り回すだけだった。
『コナン・ザ・グレート』の姉妹編としてのファンタジーストーリーであり、コナンと同じように悪の女王に村を焼き払われ、家族を惨殺され、凌辱されたため復讐に燃える女剣士と成長していく。さらに女王ゲドレンはソニアの姉ヴァルナから聖玉タリスマンを奪い、ヴァルナをも殺してしまったのだ。
瀕死のヴァルナからは、力をつけたタリスマンがやがて世界を破滅に導くと聞き、ゲドレンに復讐し、タリスマンを葬るという宿命を負った。このタリスマン。男が触ると死んでしまうという不思議な緑色の玉。途中、カリドーを仲間とし、同じくゲドレンに国を奪われた王子ターンと兵士ファルコンも旅の道連れとなる。
アクションと、ターン王子の茶目っ気というコミカルさもあって楽しい作品となってはいるのですが、登場人物のセリフが全て棒読みっぽいのが難点。シュワちゃんの演技が上手く感じてしまうほどだった。そしてエンニオ・モリコーネの音楽もよかったし、意外とVFXもしっかりできてたように思う。
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