「前評判でだまされた」レッド・オクトーバーを追え! うそつきかもめさんの映画レビュー(感想・評価)
前評判でだまされた
『ダイハード』のジョン・マクティアナン監督。そして悪役?にショーン・コネリー。鳴り物入りのトム・クランシー原作のジャック・ライアン、シリーズ一作目にして最高傑作というようなあおり文句に期待値を最大級に上げて見たところ、なんとも持って行き場のない失望感に襲われた。
特にアレック・ボールドウィンの優男(やさおとこ)ぶりにはがっかりで、その後同じ主人公をハリソン・フォード、ベン・アフレック、クリス・パインという錚々たる俳優たちがそれぞれに持ち味を発揮して演じることになるが、ボールドウィンは最も煮え切らない印象だ。
個人的にはクリス・パイン『エージェント・ライアン』がいちばん好きな映画になったが、世間的な評価は圧倒的にハリソン・フォードに挙がるだろう。とにかく、この映画に関してはそんな感想しか出てこない。
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