「デ・ニーロ・アプローチ・・・」レイジング・ブル 活動写真愛好家さんの映画レビュー(感想・評価)
デ・ニーロ・アプローチ・・・
太ったり、筋肉質になったり、髪の毛抜いたり、いわゆるデニーロアプローチと呼ばれる役作りが浸透したのはこの作品からではないでしょうか。そういう意味では革命的な作品ですね。デニーロはこの作品の演技が素晴らしすぎるがために指針となってしまい、後の作品での演技が物足りなく見えるというか、なかなかオスカー獲得に繋がらない、幸か不幸か・・・天才マーティン・スコセッシ監督が描くデニーロ演じるジェイクラモッタの病んでる描写が容赦ないというか、血も涙もなく描いてますよね。人間としてボクサーとしてのジェイク・ラモッタの罪と罰の物語。こんなすごい人間ドラマを見せられたら、某ボクシング映画のアメリカンドリームが安っぽく見えてしまう・・・
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トミーさんのコメント
2023年10月7日
「ライアンの娘」へのコメントありがとうございます。
この作品は迫力ありましたが、今となっては太ってしまったジェイク、独占欲の化物ジェイク、聞くに耐えない町山解説しか残らない残念な結果になってしまいました。
かせさんさんのコメント
2023年6月9日
拳聖シュガーレイ・ロビンソンの最大のライバル、怒れる雄牛ジェイク・ラモッタを、名優デ・ニーロが恐ろしい存在感で表現してて、オープニングのシャドーから目が釘付けでした。