ルーキーのレビュー・感想・評価
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昔ながらの破天荒映画
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刑事クリントの相棒が殺され、チャーリーが新相棒に。
しかし経験が浅く現場でミスり、クリントが人質に取られた。
それで急に覚醒し、悪い奴らのバーで銃乱射して放火したり、
とにかく目茶苦茶やってクリントを助け出す。
でもお咎めなしで、クリントも昇進。
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よくある昔ながらの映画。
警察が犯人を挙げるためになら何をやっても許されるパターン。
シュールやが、映画らしい楽しさはあるよね。
普通のB級アクション
この頃のイースト監督はまだま頭角を表していません。
いかにもTVドラマ的なありがちなお話を、普通に撮っているだけ。
後の、巧みな場面展開には程遠いですね。
シーン選手は、素行の悪さの印象強すぎて演技が入って来ない。
葉巻、警察バッジ、ドーナツ
“You got the light?”いつでも葉巻を口にしているニック・スタロフスキ刑事(イーストウッド)。前半だけで4回も言っていた。金持ちのボンボンであるチャーリー・シーンが見事にはまり役だったが、幼い頃に誤って兄を死なせてしまったことがトラウマとなっているという強調してもいい設定が薄い。もっとシリアスなシーンで回想してもいいはずだ。この辺りはストレート過ぎるほどのイーストウッド演出のためだろう。そして、金持ちのボンボンが警官になるというのは「こちカメ」の中川を思い出してしまいますね。
情報屋も殺され、二人で解決しようとカジノに乗りこんだが、デヴィッドがカンフーの女を撃つこともできずに、ニックが捕われてしまった。なんとか助かったデヴィッドが単身調査し始めるといったストーリー。イーストウッドはポーランド男。悪の親玉ストロムはドイツ男。その悪役が憎んでいるのが警察とイタリア人だ。ここだけでも国家間の憎悪関係が見え隠れする。
ダーティ・ハリーのイメージをそのまま引きずってはいるが、たまに見せる笑えるシーン。自虐的な要素を折り込みながら、ハリーを引退して、次世代ヒーローを作り上げたかったのだろう。が、彼はヒーローになりきれずにコメディアン路線に走ってしまうところが面白いところだ。
ニックの身代金が200万ドルだということを考えると、『ミリオンダラー・ベイビー』の上をいってるってことですな。葉巻だけが伏線かと思っていたら、警察バッジやドーナツもそうだったか・・・
80年代刑事アクション
中盤以降、思ったよりもアクションが派手目で、刑事もののサスペンス系かと思いきや割と振り切ったアクション映画だなと感じた。
クリント監督は主演でもちろんかっこいいが、自分がこの系統をまだ最高に楽しめない。
多分まだまだ楽しめない。
炎の青年Charlie
何台車を壊すのだろうと思ったら、飛行機まで。なかなかぶっ飛んでいました。
おとなしかった新人君が、ブチ切れ出す辺りが良かったです。あれだけの破壊行為、現実にはそう出来ない。
スーパーマリオみたいなワルのおじさんが必死で走る姿が滑稽でした。ワルのヒロインの悪女っぷりが良かったです。
監督兼主演作には、黒髪ロングに誘惑されるシーンが他にもあったな(^_^;)。こんな変態ぶり自分で良く撮れるよなぁ…。
大失態で左遷かと思いきや出世というオチもすごい(^^)。
一体何発撃ったんだか…?
新人刑事とベテラン刑事のコンビ。
高級車荒らしを取り締まる為に、犯人を追撃しますが、やり方があまりに傍若無人⁉︎
どっちが犯罪者なのか分からなくなるほど、銃をドンパチ、殴る、殴る!
バイクを自宅に突っ込ませた瞬間には、思わず息を飲んでしまいました…。
あれが本当の刑事だったら、即刻クビを切られてることでしょう。
車上荒らしにまんまと捕まっても、そこから逃げ出して、また追走する姿には執念を通り越して、狂った変人とか思えませんでした(笑)
それでも、クビにならず昇級するのですから、もう警察全体が可笑しいのかもしれません。
今や二度のオスカー受賞監督
当時「メンフィス・ベル」とニ本立てだった映画館で鑑賞して以来、久々に観た。
この頃のC・シーンは勢いがあって好きな俳優の一人だったが今やTV俳優の問題児!?
イーストウッドは今現在の貫禄は無くアクション映画を連発して撮っていた印象でまさかオスカー監督にS・ペンにまでオスカーを与える演出が出来る名監督になるとは思えなかった!?
単純明快なアクション映画の割に上映時間が長くて飽きてくるが前半イーストウッド、後半C・シーンと見せ場をキチンと割り切ってラストは二人で大暴れしてR・ジュリアも中途半端な悪役で。
イーストウッドが犯されるシーンは自分で演出してるからこそ気持ち悪いし観ていて恥ずかしくなる。
当時の評判や評価は知らないが今、こんなの撮ったらメチャクチャ叩かれそうな良き90年代。
仙台青葉劇場にて鑑賞。
イーストウッドの破壊衝動?
それにしても壊しますね。初っ端から車をボコボコにしたと思ったら、最後には飛行機までぶっ壊しちゃったよ。ついでに、映画そのものもぶっ壊しちゃいたくなったかな、イーストウッド? 迷いの時期かな?
チャーリー・シーンがもうちょっと輝けばなぁ、という気がしましたですね。
わざわざ高級車を黄緑色に塗るなんて
総合65点 ( ストーリー:60点|キャスト:70点|演出:65点|ビジュアル:70点|音楽:65点 )
高級外車を派手に高速道路で次々に壊してみたり、捜査で暴れて酒場を一つ放火して破壊してみたり、車で隣の建物に飛んでみたりと、派手な場面を時折散りばめている。そのような無茶がこの作品の売りだろうが、その無茶にはやや時代の古さを感じる。そんなことにいちいちつっこむよりも、適当にその派手さを楽しむ娯楽活劇作品。
若いころに初めて観たとき、黄緑色のロータスにはイーストウッド同様に趣味が悪くてひどいと思ったものだ。しかし現在では欧州の高級車が純正色でこんな色が出ているし、その後に改めてこれを見ると、自分では乗りたくないがそれも一つの個性だしこれもありかなと思ったのは、自分も派手好きな南米系の人のように色の趣味が悪くなっているのだろうか。
チャーリーシーンのブチ切れが最高!
チャーリーシーンのブチ切れて、飲み屋の客をすごい勢いでブチのめすだけにとどまらず放火までして最高に気持ちがよかった。この映画は90年の映画だけど、製作はたぶん80年代で、80年代はこうしためちゃくちゃに寛容さがあったように思う。
イーストウッドは縛られておっかいないおばさんに性具にされてそれを録画までされるという悲惨な目にあっていて気の毒だった。Mにはたまらないかもしれない。
かっこいい車が惜しげもなく蜂の巣になったり、ぐしゃぐしゃに壊されていてもったいなかった。
全体的に軽いトーンで、命の重さもあまりなく、楽しく見れる映画だった。
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